こんにちは「とある医師」です。
赤ちゃんから使えるチャイルドシート、ベビーシートを探していてJoie(ジョイー)という会社とGemm(ジェム)とjuva(ジュバ)という名前を聞いたことがありませんか?
何やら不思議な名前ですよね。
この記事では、
- 軽くて上品ながら財布に優しいJoie(ジョイー)のベビーシートの特徴
- Gemm(ジェム)とjuva(ジュバ)の違い
- 対応するISOFIXベース、I-Baseとi-Anchor&FIX Baseの違い
を検証します。
またベビーシート以外にもJoie(ジョイー)の正規品を安く買う方法も紹介します。
そして最後にベビーシートを買うなら絶対買わないと損するチャイルドシート保護シートの紹介をします。
と心配な方もその心配を払拭出来ると思います。
この記事は以下のような構成になっています。
Joieの紹介とベビーシート
Joieと書いてジョイーと読みますが、あまりピンとこない方も多いかもしれませんので説明します。
2011年イギリス生まれのベビー用品ブランドです。
高品質ながら他を圧倒するお値打ち価格が特徴で、3輪ベビーカーが特に売れており、長らくAmazonの3輪ベビーカーランキングでも1位を獲得しています。
何年も、いつ見ても1位を維持していますが、実際街中でも、
- おしゃれだけど見慣れないベビーカーだなと思ったらJoieのベビーカーだった
という経験はよくあります。
そんな英国生まれのJoieが販売するベビーシートがGemm(ジェム)とjuva(ジュバ)です。
先にjuva(ジュバ)が発売され、その後2018年末にGemm(ジェム)が発売されています。
Gemm(ジェム)とjuva(ジュバ)の共通点

Katoji(正規代理店)HPから引用
まずGemm(ジェム)とjuva(ジュバ)の共通点をまとめ、その後に違いを見ていきましょう。
まずベビーシートとしての基本的な機能は共通です。
すなわちチャイルドシート、ベビーキャリー、バウンサー、ローチェアの機能です。
この4機能は多くのベビーシートに共通するためJoieに限った話ではありませんが、この中でベビーキャリーについては少し説明を追加します。
先に書いたようにjuva(ジュバ)が先行販売され、上位機種としてGemm(ジェム)が発売されています。
その他の共通点を挙げると
- とにかく財布に優しい
- 新生児から13kg(約1歳半頃)までの使用期間
- 赤ちゃんを支えるサポートクッションが洗濯可能
他のベビーシートは総じて20,000円を超えることが普通で、最近やっと10,000円台で買えるコスパの良いベビーシートも販売されていますが、Gemm(ジェム)にしろjuva(ジュバ)にしろ、安さはトップランクです。
Gemm(ジェム)以外の他にもコスパの良いベビーシートについては、コスパで選ぶベビーシートという記事fa-external-linkで紹介していますのでぜひご覧下さい。
赤ちゃんはとにかく暑がりで汗をかきますので、直接触れるクッションが洗えるのは「使ってわかるありがたさ」だと思います。
Gemm(ジェム)とjuva(ジュバ)は軽くてベビーキャリーとして使える
あとでGemm(ジェム)とjuva(ジュバ)の違いをまとめるときにも紹介しますが、
- Gemm(ジェム)が3.5kg
- juva(ジュバ)が2.9kg
です。
「ベビーシート」として販売されるチャイルドシートはたくさんありますが、実はベビーシートの重量にはかなりばらつきがあります。
ベビーシート7社13機種を検証した記事fa-external-linkから内容を引用すると、最軽量は2.6kgで、最重量は4.8kgもありました。
この記事でも触れていますが、実はいろいろなベビーシートの口コミを見ると、4kgを超えたベビーシートだと
重くてベビーキャリーとしては使えない
という声が散見され、3.5kgのベビーシートだと
ベビーキャリーとしても便利
という声が多くなります。
ベビーキャリーという機能を謳っても「重くて実際には使えないベビーシート」もある中で、Gemm(ジェム)とjuva(ジュバ)は共に3.5kg以下であり、きちんとベビーキャリーとしても役立ちそうです。
Joie(ジョイー)のGemm(ジェム)と juva(ジュバ)の違い

Katoji(正規代理店)HPから引用
次にGemm(ジェム)と juva(ジュバ)の違いを見ていきましょう。
Gemm(ジェム)はjuva(ジュバ)に比べて
- 丸洗い可能なふかふかなインナークッション
- 幌が「折り畳み可能に」なり、「防水、UVカット機能」搭載
- 持ちやすいグリップに
逆にjuva(ジュバ)2.9kgに比べGemm(ジェム)3.5kgと若干重量が増した
juva(ジュバ)の口コミに
- juvaの日よけは固定式なので特に子供を出すときに邪魔です。これは折り畳み式にしてほしいです。
- クッションは堅めです。特にjuvaは車の走行中に子供が小刻みに揺れるようです。同じJoieのgemmとの違いが気になるところです。
という評価があり、まさにGemm(ジェム)はユーザーの声に応えて進化したと言えそうです。
定価は1,000円ほどの違いですが、なぜかjuva(ジュバ)は10,000円を大きく下回る実売価格となっています。
むしろ赤ちゃんを乗せるのに大丈夫?と安すぎて心配なほどです。。。
価格差が無くなれば文句なしでGemm(ジェム)をおすすめしますが、ここまで価格差があると迷ってしまいますね。
この特価がいつまで続くかは分かりませんので、実際に購入される時には両者の実売価格を確認して下さい。
Gemm(ジェム)とjuva(ジュバ)がおすすめな理由
次にGemm(ジェム)とjuva(ジュバ)がベビーシートとしておすすめな理由をまとめます。
- 高品質ながらとっても財布に優しい
- 周辺アイテム(ISOFIXベース)、トラベルシステム対応ベビーカーも【安く】多く揃う
またベビーカーと接続することで車の外でも使うことが出来るメリット(トラベルシステム)が大きいです。
ISOFIXやトラベルシステムってなに?という方はベビーシートの選び方、ベビーシートを実際に使った感想をまとめた関連記事をご覧下さい。
Joie(ジョイー)はトラベルシステム対応ベビーカーも多い
ベビーシートとベビーカーを接続して使うには、ベビーカーとベビーシートがそれぞれ対応していなくてはなりません。
マキシコシやサイベックスのように、他のベビーカーメーカーがわざわざアダプターを制作販売してくれるブランドは少ないので、多くは自社ベビーカーとベビーシートという組み合わせになります。
でも多くの場合、ベビーシートは安くとも、対応するベビーカーは高い、ということが多いです。
そんな中、Joieというブランドはトラベルシステムに力を入れているようで、多くのトラベルシステム対応ベビーカーも多数展開し、なおかつどれもお安く販売しています。
トラベルシステム対応の代表的なJoie(ジョイー)ベビーカーのうち3輪タイプ、折り畳みタイプを紹介します。
例えばJoieの三輪ベビーカー Litetraxライトトラックスというベビーカーは、長らくAmazonの3輪ベビーカーランキングをで1位を獲得し、2020年6月2日現在も1位を誇っています(この記事を当初書いた2019年5月からずっと上位を維持していますね) 。
販売価格が18,000円〜とエアバギーなどの半額から1/3程度で購入出来るという、3輪タイプのベビーカーとしてはかなり安いことに加え、操作性の良さとデザイン性などが評価されAmazonでも☆4.5個と高評価です。
ライトトラックスのハイクラスとして、Litetrax Airライトトラックスエアも販売され、エアタイヤを採用し、若干ハイシート気味になっておりこちらも人気のようです。
(どちらのベビーカーも、専用レインカバーが付属していることも有り難い点です)
軽量コンパクトベビーカー ツーリストTouristは、折り畳み可能なタイプのベビーカーです。
少し前まではハイブランドでしか購入出来なかった折り畳みタイプのベビーカーが破格と言って良い価格で購入出来るのはユーザーとしては幸せなことですね。
安いだけの他メーカー製品も出回っていますが、有名ブランドかつトラベルシステム対応というのはなかなかお目にかかることは出来ません。
他にもベビーカーとのセット販売もありますのでベビーカーも探してた、という方はぜひご覧下さい。
(安く購入する方法は↓で紹介しています)
Joie(ジョイー) Gemm(ジェム)はISOFIXベースも安い

Katoji(正規代理店)HPから引用
joie(ジョイー) Gemm(ジェム)対応のISOFIXベースは複数あり、これまたお求めやすい価格帯となっています。
一つはI-Base、もう一つはi-Anchor&FIX Baseです。
(「Stages isofixベース」というのはStages isofixというチャイルドシートのISOFIXベースであり、単独では販売していないようです)
ではこの2つの違いも見ていきましょう。
I-Baseとi-Anchor&FIX Baseの違い
まずI-BaseはノーマルタイプのISOFIXベースだと考えて良いでしょう。
それに対しi-Anchor&FIX Baseは、7段階のリクライニング機能がついています。
厳密に言えばi-Anchor&FIX Baseは新安全基準であるECE R129にも準拠しているようです。
これは現行基準に加え側面からの安全性も担保する、体重ではなく身長に合わせるという新規格です。
チャイルドシートの新規格【R129】ってなに?という方は新生児から使える回転式チャイルドシートについてまとめた記事で取り上げましたのでご覧下さい。
I-Baseとi-Anchor&FIX Baseどちらを買うか?
I-Baseが定価16,200円、i-Anchor&FIX Baseが19,440円と価格差は3,000円。
要はベビーシートのリクライニングに3,000円の価値を見出すか否か?です。
私見では、後ろ向き設置が基本のベビーシートにリクライニングを求める意義は薄く、1歳前後で前向きに興味を持った段階で、次の1歳以降対応のチャイルドシートに買い換える方が赤ちゃんは喜ぶ気がします。
従って純粋にベビーシートのみで考えるには
- ノーマルタイプのI-Baseで良い!
と考えます。
逆に、新生児期から4歳頃までのチャイルド&ジュニアシートにi-Anchor&FIX Baseは使用出来るので、ベビーシートから1歳でi-Anchor&FIX Baseに移る予定の方は、間違いなくi-Anchor&FIX Baseを購入することをおすすめします。
Joie(ジョイー)正規品をお得に購入する方法
Joie(ジョイー)製品の販売チャネルとしてAmazonを始めいくつか存在しますが、店舗によってはベビーシートとトラベルシステム対応ベビーカーやISOFIXベースがセットになってお得に販売しています。
Joie(ジョイー)だとベビーシート単独でも破格ですが、ISOFIXベースと合わせて3万円、ベビーカーも合わせた3点セットでも5万円を下回るものもあります、
実際にお得にJoie製品を購入する方法
Joie(ジョイー)製品を安く買う方法は2つです。
1つはJoie(ジョイー)正規代理店ながら割引率が高いKATOJIカトージというネットサイトから直接買う方法です。
なんとKATOJIカトージだと単体でも定価から10%安く購入出来ますし、セット価格だと30%割引販売されているものもあり、必見です。
もう一つの方法はカトージの楽天市場点で買うことです。
若干値段が違うこともありますが、ポイント還元やセール時期は楽天市場店の方が安いこともあるようです。
ぜひカトージオンラインショップも楽天市場店も両方チェックして、安い方を確認してみて下さい。