こんにちは「とある医師」です。
ティファールの衣類スチーマーはアクセススチーム シリーズが大人気ですが、アクセススチーム シリーズ以外にもティファールはスチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、ジェットスチームという商品を販売しています。
そんな方も安心出来るように、この記事ではティファールのスチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニージェットスチームの違いを一覧表で比較し、シンプルな選び方までをまとめました。
そしてアクセススチーム シリーズとの違いまで解説します。
- 一覧表で比較
- シンプルな選び方をまとめ
- アクセススチーム シリーズとの違いまで解説
特に似た名前のトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェットスチームには実は結構な違いもあります。
よくよく見ればこの3機種はそれぞれ全く別のスチーマーであることがわかります。では具体的な違いを見ていきましょう。
ティファール スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェットスチームとは?

公式サイトより引用(スチーム シュシュ)
まずティファール スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェット スチームとはどんな衣類スチーマーなのか?同じくティファールのアクセススチームとの違いについて説明します。
2WAYタイプの衣類スチーマー
スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェットスチームはいずれもスチーマーとしての機能と、アイロン台を用いたアイロンプレス機能を持ち合わせた、いわゆる2WAYタイプの衣類スチーマーです。
衣類スチーマーとしても使えてアイロンとしても使えるなんて最高だ!というのも間違いではありませんが、やはりメリット・デメリットがあります。
2WAYタイプのメリット
2WAYタイプのメリットはなんと言っても両方を揃える必要が無いことでしょう。
学生の一人暮らしや単身赴任はもちろん、最近は小型化も目覚ましいので出張が多い方が出先に持っていくこともあるようです。
場所と金銭的節約にもなります。
2WAYタイプのデメリット
逆に2WAYタイプのデメリットは、純粋な衣類スチーマーや純粋なアイロンに比べると、それぞれの機能はどうしても負けてしまう場合がある、という点でしょう。
しかしながら、2WAYタイプの衣類スチーマーでは駄目で、純粋な衣類スチーマーやアイロンではないと対応出来ないというケースは限られるのではないでしょうか。
あるいはそうした用途がしっかりした方は純粋な単機能型の衣類スチーマーかアイロンをすでに購入されていると思います。
2WAYタイプの隠れたデメリット
もう一つの隠れたデメリットがあるので紹介します。
「アイロン機能が不要だった」と後で気がつく可能性があることです。
アイロン機能も使うかも?と思って2WAYを買ったけど全然使わない場合、当然ですが単機能に特化した衣類スチーマーの方が合理的です。
特にアイロンプレスの面倒を軽減するところに衣類スチーマーの意義があるとも言えますので、案外購入後にアイロン機能要らなかったな、という方も多いのではないかと思います。
これから購入する方も1度ご自身がどう使いたいか考えてから特化したものを買うか、2WAYを買うか考えると良いでしょう。
アクセススチーム シリーズとの違い
ではスチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェットスチームとアクセススチーム シリーズの違いは何でしょうか?
答えは簡単で、スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェットスチームが2WAYなのに対して、アクセススチーム シリーズは純粋な衣類スチーマーです。
どちらもコード付きであることは共通です。
ではそれぞれに違いを見ていきます。
スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニージェットスチームの違い 一覧表

公式サイトより引用(トゥイニー オートスチーム)
スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニー ジェットスチームの違いを一覧表にまとめてみました。
名称 | トゥイニー オートスチーム | トゥイニー ジェットスチーム |
スチーム シュシュ
|
モデル名 | DV9120J0 | DV9000J0 |
DV7030J0
DV7060J0 |
重量(タンク空) | 830g | 650g | 780g |
給水タンク用量 | 60ml | 50ml | 70ml |
満水時重量 | 890g | 700g | 860g |
立ち上がり時間 | 40秒 | 45秒 | 30秒 |
スチーム量 | 15g/分 | - | 11g/分 |
連続使用可能時間 | 4分間 | - | 6分間 |
温度調節 | ✕ | ◯ | ◯ |
発売 | 2019年 | 2018年 | 2019年 |
強化部分 | ブラシアタッチメント付き |
出典はティファール公式HPの各ページです。
トゥイニー オートスチームとトゥイニー ジェットスチームの違い
まずトゥイニー オートスチームとトゥイニー ジェットスチームの違いを考えます。
同じトゥイニーと付いていても、オートスチームとジェットスチームでは案外違いがあることがわかります。
まず重量がトゥイニー オートスチームが重く、トゥイニー ジェットスチームが軽いです。
そしてスチーム量や連続使用時間の記載がトゥイニー オートスチームにある一方で、トゥイニー ジェットスチームには記載がありません。
温度調節にも違いがあり、トゥイニー ジェットスチームは温度調節出来るものの、トゥイニー オートスチームは調節出来ません。
これだけを羅列されても解釈に困りますよね。
トゥイニー ジェットスチームは2WAYでもアイロン機能強化
実は、スチーム量の記載や連続使用時間は、スチーマー機能で主に関係する項目で、温度調節はアイロン機能に関係する項目です。
つまり、2018年に発売されたトゥイニー ジェットスチームは、2WAYでもアイロン機能を強化されたと考えられます。
むしろトゥイニー ジェットスチームは、スチームを持続的には出せず、瞬間的なスチームという位置付けなので、衣類スチーマーという使い方としてはかなり限定的です。
逆に温度調節出来るためアイロンとしての機能は十分です。
言い方を変えればトゥイニー ジェットスチームは、限定的ながらスチーマーとしても使えるアイロンという位置づけでしょうか。
トゥイニー オートスチームは2WAYでもスチーマー機能強化
反対に2018年に発売されたトゥイニー オートスチームは、温度調節が出来ませんが、15g/分とかなりパワフルなスチーム量を兼ね備えており、トゥイニー オートスチームは、アイロンとしても使えるスチーマーという位置づけと言えます。
ちなみにスチーム量15g/分という量は、ティファールのアクセススチーム ライトと同レベルのスチーム量です。
10g/分以上がスチーマーとしての使いやすさの指標と言われているので、十分な量ですね。
ただし、本家スチーマーであるアクセススチーム ライトと比較すると給水タンクの量が2倍以上違いますので、スチーマーとしての連続使用時間も半分になっています。
アクセススチーム ライトのスチーム量やスペックが気になる場合は、アクセススチーム ライトを細かく検討した記事や、アクセススチーム シリーズを全部検証した記事もありますのでそちらもご覧下さい。
スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム/ジェットスチームの違い
スチーム シュシュはバランスの取れた2WAY衣類スチーマー
スチーム シュシュは、トゥイニー オートスチーム同様2019年に発売されました。
スチーム量はトゥイニー オートスチームに劣りますが、目安の10g/分以上は確保しつつ、連続使用時間もトゥイニー オートスチームの1.5倍になっています。
さらにスチーム シュシュははブラシアタッチメントが付属しています。
ウールなどの毛を起こしながらスチームをあてることで、ふっくらした仕上がりに。毛並みを整えながらゴミや糸くずも取り除けます。また、かけ面が直接生地にあたらないので、テカリが気になる洋服でも安心です。
また温度調節も3段階可能で、アイロンプレス機能もしっかり付いています。
つまりスチーム シュシュは最もバランスの取れた2WAY衣類スチーマーと言えます。
スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニージェットスチームの違いと選び方 まとめ

公式サイトより引用(トゥイニージェットスチーム)
3機種の違いをまとめると、
- スチーム シュシュはバランスの取れた2WAY衣類スチーマー
- トゥイニー オートスチームはスチーマー機能が強化された2WAYスチーマー
- トゥイニー ジェットスチームはアイロン機能にスチーマー機能が少し付属された2WAYスチーマー
以上のようにまとめられます。
では、どの衣類スチーマーを買うか?という点でまとめると
- 新生活でアイロンも欲しいし、スチーマーも欲しい⇛⇛⇛スチーム シュシュ
- 基本的にはアイロンとして使いたいけど、スチーマーとしても時々使いたい⇛⇛⇛トゥイニー ジェットスチーム
- 基本的にはスチーマーが欲しいけど、アイロン機能も欲しい⇛⇛⇛トゥイニー オートスチーム
- (アイロン機能は要らずスチーマー機能があれば良い⇛⇛⇛アクセススチーム シリーズ)
以上のように考えるとスッキリすると思います。
ちなみにトゥイニー ジェットスチームがかなりお得に値下がりしていますので、実際に購入する時には実売価格も確認の上で選んでみて下さい。
もしもアイロン機能が不要で純粋なスチーマーが欲しいなと思った場合は、アクセススチーム シリーズがおすすめです。
すべてのアクセススチーム シリーズを検証した記事を是非ご覧下さい。
スチーム シュシュとトゥイニー オートスチーム、トゥイニージェットスチームの違いが分からず困っていた方の参考になれば幸いです。
またティファールならず、衣類スチーマー全般でお悩みの方は、ティファールを含む全5メーカー17機種の衣類スチーマーを全て比較検証した別記事もあります。
衣類スチーマーの選び方、目的ごとのおすすめ衣類スチーマーまで紹介していますので、衣類スチーマーに迷っている方はぜひご覧下さい。