hitachi-csi-rx2_日立 衣類スチーマーCSI-RX2の凄さをレビュー。CSI-RX1との違いも徹底検証
Old Irons. I'm so happy for my dryer. / 23727257@N00

こんにちは「とある医師」です。

2020年7月現在日立の衣類スチーマーは、CSI-RX2のみですが、このCSI-RX2という機種は各評価で非常に高い評価を軒並み受ける機種ですね。

数ある衣類スチーマーの中で日立のCSI-RX2はなぜ高評価なのでしょうか?

この記事では、日立のCSI-RX2のスペックの確認と、パナソニック、東芝、ティファール、アイリスオーヤマの衣類スチーマーとの違い、そして日立の過去モデルであるCSI-RX1との違いまで検証してみます。

この記事の内容
  • 日立のCSI-RX2のスペック
  • 他メーカー衣類スチーマーとの違い
  • 日立の過去モデルであるCSI-RX1との違い

なお、以下本文では比較のため他メーカーの衣類スチーマーに触れることがあります。

日立を含む全5メーカー17機種の衣類スチーマーを全て比較検証した別記事を基に解説しています。

衣類スチーマーの選び方、目的ごとのおすすめ衣類スチーマーまで紹介していますのでご覧下さい。

ちなみに日立のCSI-RX2はおすすめ2位となっています。

【追記】

2020年8月日立は衣類スチーマーとしてCSI-RX3も発売しています。

  • 従来のCSI-RX2とCSI-RX3は何が違うの?
  • どっちがおすすめ?

という方はCSI-RX3とCSI-RX2の比較記事をぜひご覧下さい。

日立の衣類スチーマー スペック一覧表

まずは日立の衣類スチーマーCSI-RX2とCSI-RX1のスペック一覧表です。

基本事項
型番 CSI-RX2 CSI-RX1
発売 2018年 2017年
重量(タンク空) 690g
給水タンク用量 70ml
満水時重量 760g
スチーマー機能
立ち上がり時間 30秒
スチーム量 14g/分 11g/分
連続使用可能時間 5分間 6分間
連続噴射ボタン
スチーム温度調節可能 2段階
その他 ブラシアタッチメント付き
アイロン機能
温度調節

日立の衣類スチーマーの特徴

スペック表だけを見てもなかなか掴みづらいですよね。もう少し具体的に見ていきましょう。

2WAY 衣類スチーマーにもアイロン機能重視か、スチーマー機能重視か、バランス重視か、細かく分けると実は3種類ありますが、日立の衣類スチーマーはCSI-RX2、CSI-RX1ともにバランスが良いです。

つまり日立の衣類スチーマーの特徴は簡単に言うと、アイロン機能とスチーマー機能を両立させたバランスの良い2WAY衣類スチーマーだという点です。

日立衣類スチーマーのアイロン機能

なぜバランスが良いか?という理由として、日立衣類スチーマーはアイロンプレス時の温度調節が可能な点が挙げられます。

プレス面の温度調節可能なおかげで、いろいろな素材のアイロンプレスが可能です。

他メーカーだと案外この温度調節機能は備えていない機種も多いです。

日立衣類スチーマーのスチーマー機能

各々のスチーマー機能としてのスペックは表をご覧頂くとして、スチーマーとしても日立衣類スチーマーは優秀です。

まず重量、スチーム量、持続時間は他メーカーも合わせ平均以上の能力を備えています。

そして、ブラシアタッチメントが付属している点も見逃せません。

当て布なしでラクラク!

付属のブラシアタッチメントをつければ、低温表示の衣類まで当て布なしで簡単。ホコリや毛くずを取り除きながらテカリも防げます。

実は衣類スチーマーでブラシアタッチメントが付属しているのは他メーカーではティファールのスチーム シュシュのみです(ブログ主調べ、2020年7月末現在)。

さらにCSI-RX2にはスチーム機能の強化ポイントとして、連続噴射ボタンが備わり、スチームの温度調節が可能となりました。

CSI-RX2の連続噴射ボタンとスチーム温度調節機能

CSI-RX2に新しく備わった機能ですが、この2つのポイントは大きいです。

連続噴射ボタンがCSI-RX2には付いた点も大きいですね。

CSI-RX2の連続噴射ボタンはティファール  アクセススチーム上位機種と同スペック

従来のCSI-RX1はスチームを出す間ボタンをずっと押し続ける必要がありましたが、CSI-RX2に新しく備わった「スチームボタン」を1度押せば1分間スチームが連続噴射されるので、ぐっと楽になります。

日立CSI-RX2公式HPより引用

1度スチームボタンを押すだけで、1分間連続でスチームが出ます。ボタンを押し続けなくてすむのでお手入れラクラクです。

*1分経過すると、自動でスチームが止まります。  運転の途中でスチームを止めたい時は、スチームボタンもしくは温度切替ボタンを押すと止まります。

これは純粋な衣類スチーマーであるティファールのアクセススチームでも上位機種のみに付いている機能です。

ティファールのアクセススチームの連続スイッチについて比較や確認したい方は、ティファール アクセススチーム シリーズの検証記事をご覧下さい。

CSI-RX2のスチーム温度調節機能は東芝の一部機種のみ有する

もう1点CSI-RX2で追加されたのがスチーム温度調節機能です。

スチーム温を高温と中温が選べることで、スチーム出来る素材の幅が広がります。

素材に合わせて高温と中温でスチームが選べます。中温ならウールやポリエステルも当て布なしでお手入れできます。

ちなみにこれは他メーカーのうち、東芝の衣類スチーマーLa・Cooラクー-Sシリーズのうち、TAS-X5、TAS-V5にのみ備わる機能です。
(正確にはTAS-X5が2段階、TAS-V5が3段階調節可能)
ティファール、パナソニック、アイリスオーヤマの衣類スチーマーには、スチーム温度調節機能は備わっていません。
東芝の衣類スチーマーについては以下の記事もどうぞご覧下さい。

CSI-RX2とCSI-RX1の違い

一部紹介しましたが、CSI-RX2と旧モデルであるCSI-RX1の違いを見ていきます。

ちなみにCSI-RX1は製造中止のため、在庫のみの販売となります。

CSI-RX2はスチーム機能強化版

スペック表に載せた、スペック表をまずご覧頂きたいのですが、CSI-RX2はスチーム量が11g/分から14g/ 分に増え、給水タンクは変更ないため、スチーム持続時間が若干短縮されました。

CSI-RX2のスチーム量はクラストップレベル

スチーム量が11g/分というのはティファール、パナソニック、東芝、アイリスオーヤマの2WAY衣類スチーマーの平均的なスチーム量です。

そして各社の中で最高量が15g/分という量ですので、CSI-RX2のスチーム量が14g/ 分というのは2WAY衣類スチーマーのトップレベルと言えます。

ただ純粋な衣類スチーマーであるアクセススチーム シリーズだと最もベーシックモデルであるアクセススチーム ポケットが13g/分で、その他のモデルは15g/分から最大20g/分と、やはり純粋な衣類スチーマーには若干見劣りしますが、衣類スチーマーとしては十分な量ではないでしょうか。

スチーム温度調節機能と連続噴射スイッチもCSI-RX2から

そして先述したように、温度調節機能と連続噴射スイッチもCSI-RX2から備わった機能です。

CSI-RX1では高温スチームのみだったのが、CSI-RX2では高温、中温でのスチームが可能になりました。

CSI-RX2とCSI-RX1はカラーバリエーションも違う

最後の違いが、カラーバリエーションです。ホワイトは共通で、CSI-RX2にはルビーレッド、CSI-RX1にはネイビーブルーがあります。

細かく言えば消費電力も違いますが、スチーム量の違いを反映したものです。

CSI-RX2とCSI-RX1の違い まとめ

CSI-RX2とCSI-RX1の違う部分だけまとめると、

CSI-RX2 CSI-RX1
スチーム量 14g/分 11g/分
連続使用可能時間 5分間 6分間
連続噴射ボタン
カラーバリエーション ホワイト、ルビーレッド
ホワイト、ネイビーブルー

このようになります。

2020年7月現在、CSI-RX2、CSI-RX1ともに実売価格が6,000円程度ですのでCSI-RX2を買う方が断然お得だと思います。

他メーカーと日立CSI-RX2の違い

最後に他メーカーと日立CSI-RX2の違いをまとめ、なぜ日立CSI-RX2が高く評価されるのか検証しましょう。

なぜ日立CSI-RX2は高く評価されるのか?

細かい他メーカーのスペックの違いは、全5社17台の衣類スチーマーを比較検証した記事から引用します。

日立CSI-RX2は重量も平均的な上に、アイロンプレス温度調節が可能で2WAY衣類スチーマーとしてバランスが良い機種です。

さらにスチーム量は2WAY衣類スチーマーとしてはトップレベル

これだけでも十分高く評価されるに足りる気がしますが、これだけで終わらないのが日立CSI-RX2の凄さです。

日立CSI-RX2はブラシアタッチメント付属、スチーム温度調節機能、連続噴射ボタンという、他メーカーの一部機種のみが有する機能を多く備えています。

そして何より、日立CSI-RX2は実売価格が2020年7月現在で6,000円程度です。

安さのみを追い求めるならアイリスオーヤマの衣類スチーマーは4,5000円か5,000円程度でも購入出来ますが、1,000円程度の差額でこのスペックと付属品が付くなら迷わず日立CSI-RX2がおすすめです。

トップレベルの安さと、トップレベルのスペックを兼ね備えたというのが日立CSI-RX2が高く評価される理由だと思います。

日立CSI-RX2は高く評価される理由
  • 重量も平均的
  • アイロン機能もしっかりしており、バランスの良い2WAY衣類スチーマー
  • 2WAY衣類スチーマーとしてはトップレベルのスチーム量
  • ブラシアタッチメント付属、スチーム温度調節機能、連続噴射ボタンという、他メーカーの一部機種のみが有する機能を多く備える
  • ップレベルの安さとトップレベルのスペックを兼ね備えた1台

2WAY衣類スチーマーを買うなら迷わず日立CSI-RX2を買ってもあまり後悔することは少ないのではないでしょうか。

もっと詳しく他メーカーの衣類スチーマーと比較したり、違いに興味ある方は、衣類スチーマーの基本的な選び方から目的ごとのおすすめ衣類スチーマーまで紹介した記事もご覧下さい。

衣類スチーマー選びの参考になれば幸いです。

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