こんにちは「とある医師」です。
皆さんはフードプロセッサーをお使いでしょうか?
我が家では山本電気のフードプロセッサー、マスターカットを購入しました。
フードプロセッサーを探していて、山本電気のマスターカットは高く評価する記事はたくさんありましたが、当初は
と思っていました。
でも忙しい『貴方』の時間と手間、そしてストレスをこのフードプロセッサーが解放してくれるとしたら、グッと興味が湧きませんか??
ボクも最初不安でしたが、いろいろ調べるうちに信頼できそうだ、と感じて、エイッと買ってみたところとにかく便利でびっくりです。
帰省時に実家に持参し、両親にどうだ良いだろう!と、披露してゴリ押しするほどです。
山本電気マスターカットの良さをまとめると、
- 離乳食からフラペチーノ、かき氷もジュースも作れる
- もちろん料理の下ごしらえにも大活躍
- 手入れがとにかく楽ちん
こんな恩恵があります。
この記事では、ボクと同様山本電気マスターカットに興味があるけど、知らないメーカーだし不安で買えない、、、という方の背中を押すべく、隠れた名品として名高い山本電気マスターカットの魅力を、実際に使った写真とともに余さずお伝えしたいと思います。
また山本電気のフードプロセッサーにはマスターカットMM41と、同じくマスターカットMM56 MICHIBAがありますが、その違いやどちらを選ぶのが良いか?についても触れようと思います。
以下の内容を記しています。
山本電気というメーカーを知っていますか?
フードプロセッサーを探してネットを検索すると、パナソニック、タイガーなど名の通ったメーカーに混ざって山本電気のフードプロセッサーもイチオシとして見かけると思います。
でも正直「山本電気って聞いたことないんだけど・・・」と不安に思いませんか?
山本電気はモーターのメーカー
まずは山本電気の紹介からです。
山本電気は、福島県のモーターメーカーで、なんと1934年起業の老舗企業です。
モーターで培ったノウハウを家庭用器具にも応用し、製作販売し、徐々にその良さが知れ渡り、例えばこの記事で紹介するマスターカットは隠れた名品としての地位を確立しています。
培ってきたモーター技術を他分野に応用した真骨頂とも言えますね。
ちなみに、ボクもマスターカットから山本電気を知りました。
山本電気マスターカットで出来るあれこれ
山本電気のマスターカットの魅力の一つはズバリ、1台で多機能なこと。そして1台で完結してしまうことです。
フードプロセッサーやジューサー、ミル、ミキサーの違い
まず山本電気マスターカットは、フードプロセッサーです。
フードプロセッサーと似たカテゴリーにミキサー、ジューサー、コーヒーミルなどが挙げられます。
それぞれ具体的にどんなものかご存知ですか?
ウィキペディアから引用すると、
フードプロセッサーとは、モーターによる刃の回転で、投入した食材を切り刻む、混ぜる調理器具
ミキサーとは、材料の粉砕、あるいは攪拌を行う調理器具
ジューサーは、野菜や果物からジュースを絞る調理器具
コーヒーミルもしくはコーヒー粉砕機は、焙煎されたコーヒー豆を粉砕するための器具
ジューサーは、果物や果物からジュースを絞るものですので、口当たりは非常に滑らかな一方、食物繊維などは取り除かれてしまいます。
他のフードプロセッサーに比べて山本電気マスターカットが優れている点
敢えて言いますが、フードプロセッサー全般が良いわけではなくて、山本電気のマスターカットが素晴らしいという話です。
では、同じフードプロセッサーの中で山本電気マスターカットは何が素晴らしいのでしょうか?
フードプロセッサーなのに、コーヒー豆もジュースも対応
一般的なフードプロセッサーは粘性の強いものは苦手ですし、製品によっては回転する刃のスピードが調整出来ない機種も多く、そうした機種では当然ですが思ったように食材を刻めなかったり、不均一になります。
野菜のみじん切りも簡単
それに対し山本電気のマスターカットは、回転速度を数段階で調節出来るので、粗めのみじん切りも、細かめのみじん切りも調整出来ます。
上の写真は餃子のタネを作る際の茹でたキャベツをいれたところです。
次に、蓋を閉めてものの数秒で、ご覧の通り、細断出来ています。
さらにお肉やら他の材料を入れて混ぜると
簡単に餃子のタネが出来ました。拍子抜けするほど簡単です。
ジュースだってフラペチーノだって簡単
おかげでジュースも手軽に出来ます。ただジューサーで作るような、絞って作るタイプのジュースではなく、ミックスジュースやスムージー系のジュースです。
我が家では週に何度もバナナジュースを作っているにも関わらず、子どもたちは取り合っています。
市販のジュースは100%だとしても果糖のみであまり子どもには与えにくいですが、フードプロセッサーで作るジュースは果物を牛乳や豆乳をそのまま飲むことが出来るので栄養面でも何の不安もなく与えることが出来ます。
さらに、我が家ではやったことがありませんが、材料を細断出来るおかげで、一般的なフードプロセッサーが苦手とされる、コーヒー豆も炒ることが出来ます。
山本電気マスターカットは、フードプロセッサーにも関わらず、ミキサー代わりにもミル代わりにもなるスグレモノなわけです。
(ミル機能についてはあとでもう1度触れます)
フラペチーノもかき氷も作れる
また一般的なフードプロセッサーは、氷を苦手としています。
氷は硬いため、ある程度は細かくカットは出来ますが、ザラメのようなサイズまでしか細断出来ず、とてもかき氷とは呼べない代物のようです(ネットで「フードプロセッサー かき氷」で検索すると出てきます)。
それが山本電気マスターカットならかき氷も出来ます。我が家でもシロップを買って来てよく食べています。
ただし昨今流行りのふんわりタイプのかき氷は流石に出来ず、伝統的なかき氷です。
さらに、かき氷同様、スターバックスの大人気商品のフラペチーノもお好みの素材を使って再現出来ます。
我が家でも何度もおウチフラペチーノを堪能しました。
ステンレスかつ究極的にシンプルなので手入れが本当に楽
一般的なフードプロセッサーの問題点を2つ挙げます。
一つは容器の素材、もう一つが手入れの面倒さです。
山本電気マスターカットはステンレス容器
フードプロセッサーには容器の素材により良し悪しがあります。
ガラス製、プラスチック製、ステンレス製がありますが、ガラス製は重かったり、割れる心配があり、プラスチック製は割れる心配と長期的な耐久性の問題があります。
対して山本電気マスターカットはステンレス製のため、割れる心配も、重くて洗いにくいということも、耐久性の心配もありません。
山本電気マスターカットは部品が少ない
一般的なフードプロセッサーは、密閉するため細かなパーツを使っている製品も多く、こんなところにも?というところまで食材が散って汚れてしまいます。
そのため、1度使うと細かなパーツを全てキレイにしなくてはなりませんので、面倒だという印象を持たれがちで、よほどの時以外フードプロセッサーを使いたくないと敬遠されがちです。
実家の両親も、これを理由に他社フードプロセッサーをしまい込んでいました。同様に少なくない家庭で、フードプロセッサーが台所の片隅で眠っているのではないでしょうか。
そんな中、山本電気のパーツは究極的にシンプルで、洗うのはフタとパッキンと、回転刃、ステンレス容器だけです。しかもフタとパッキンはサランラップで覆ってしまえば汚れを回避出来てしまいます。
すると実質洗うのは容器と回転刃のみという究極のシンプルさが実現出来ます。他のフードプロセッサーにはない、山本電気マスターカットの大きな強みだと思います。
山本電気マスターカットで出来ないこと(不得意なこと)
山本電気マスターカットの魅力をお話して来ましたが、今度は山本電気マスターカットで出来ないこと、不得意なことについてお話します。
まずフードプロセッサー全体に言えることですが、容器に入れた材料を回転刃で細断する器具なので、材料がある程度多くないと、うまく調理出来ません。少量のみを調理するのなら同じフードプロセッサーでもハンディータイプが優れています。
また同じ理由で、全体的にサイズ感として、大きな器具にはなります。
また例えばスムージーを作りたい、コーヒー豆や抹茶の挽き具合までこだわりたい、という場合、専用器具には劣ると感じる方も多いようです。
つまり、マルチ機能ではありますが、それぞれ専用器具と比較した場合には人によっては満足しないかも知れません。
山本電気マスターカットを低くレビューする意見の正当性は「?」
山本電気マスターカットの口コミを見ると、低評価の中にはこのように、ある機能に対する高い水準の欲求が満たされなかったことを理由に☆1つ、2つの意見が多いです。
少量で上手く撹拌出来なかった、コーヒー豆が上手く挽けなかった、と。
マルチが売りのフードプロセッサーに専門器具と同等の性能を求めるのは、ユーザー側の間違った期待が理由であり、正当な評価ではないようには個人的に感じます。
フードプロセッサーは簡単に言うと「大は小を兼ねる」的な調理器具ですが、十分各々の機能は一般ユーザーの使用に耐えると個人的には思います。
マスターカットYE-MM41とMICHIBA MB-MM56の違い
最後に山本電気マスターカットのうち、YE-MM41とMICHIBA MB-MM56の違いについて説明します。
山本電気のフードプロセッサーは2020年7月現在3種類で展開しています。しかしこのうちYDK「あじのさと Wスピード 泡立てブレードプラス」というモデルは、旧モデルであり敢えて選ぶメリットはなさそうなので割愛します。
残る2つですが、ともにマスターカットという商品で、一つがYAMAMOTO MasterCut YE-MM41、もう一つがMICHIBA MasterCut MB-MM56が正式の商品名です。
ECサイトではYAMAMOTOやら山本電気やら表記がごちゃごちゃでわかりにくいですね。
一般的には山本電気マスターカットというと(YE-)MM41、(MB-)MM56が道場六三郎氏監修の道場モデルあるいはMICHIBAと言われます。
(YE-)MM41と(MB-)MM56 MICHIBAの違いは断続スイッチ
ノーマルのマスターカットと、道場六三郎氏監督モデルですが、実は(MB-)MM56 MICHIBAの方がお安くなっています。
両者の違いは1点のみで、断続スイッチの有無です。
例えば硬い氷や中身が多い時に、運転直後は負荷がかかってしまいます。
断続スイッチをオンにしていれば、適度なタイミングで回転が一旦中断され、また自然に再開されます。
一方断続スイッチのない(MB-)MM56 MICHIBAでは、自分でタイミングを見計らってスイッチをオン、オフすれば同様のことも出来ます。
実売価格では両者は1,000円程度ですので、この断続スイッチが高いか安いかでどちらかを選べば良いと思います。
ちなみに我が家は機械の判断の方が良いのでは?と深読みして、(YE-)MM41を選択しました。フラペチーノなどで大変助かってます。
この記事のまとめ
この記事をまとめますと、
- 山本電気は老舗のモーターメーカーで、フードプロセッサーは真骨頂
- フードプロセッサーなのに、ジューサー、ミキサー、ミル機能を1台で完結
- ステンレス製、部品も少なく、手入れのストレスが無い
- (YE-)MM41と(MB-)MM56 MICHIBAの違いは断続スイッチの有無
ただし、フードプロセッサー固有の苦手とする分野、注意点もありますので、購入前にはご自身で使う用途と照らし合わせることをおすすめします。
フードプロセッサーに興味あるけど、知らないメーカーだし、パナソニックなど有名メーカーの方が安心では?と考える方もおられるでしょう。
ボクは使い分けをしたわけではありませんが手入れまで含めてストレスなく使い易い山本電気マスターカットは買って良かったと太鼓判を押せます。
みじん切りでハンバーグだって、つくねだって、離乳食だってかき氷だって、フルーツジュースだって、フラペチーノだってあっという間に出来てしまう山本電気のマスターカット。
最後に毎日の生活に忙しい『貴方』に質問です。