Eliza Loves Her Milk / bradleygee
ー【2021年3月】過去モデルもモデルチェンジが進んだため、記事内容を全て刷新、改定しましたー
こんにちは「とある医師」です。
新生児から使えるチャイルドシート「ベビーシート」。
これから赤ちゃんを迎えるご家庭では、どんなチャイルドシートを準備しようか悩んでいませんか?
- ネットで調べても、『新生児期〜1歳頃』と『新生児期〜4歳頃』がゴチャゴチャでわからない、、、
- どうやってベビーシートを選べば良いかわからない、、、
そしてこんな悩みを持つ方も多いはず。
この記事ではこんな悩みに答えるべく、2021年3月時点で市販されているベビーシート7社13台から【価格】【機能】ごとのおすすめベビーシートを厳選して紹介します。
さらに記事の最後に、買い忘れると大損しかねないチャイルドシート保護マットも紹介しています。
対象メーカー7社13台から最適にベビーシートを選ぶ
まずベビシート選びが難しく感じる理由は2つあります。その2つとは、
- 新生児から使えるチャイルドシートとは、『新生児期〜1歳頃』のベビーシートと、『新生児期〜4歳頃』使えるチャイルドシートに分けられること
- ECサイトやブログではごちゃごちゃに紹介されることが多い
この2点だと思います。
特におすすめランキング記事を見ますと、1位は1歳まで使えるベビーシートだけど、2位は7歳まで使えるチャイルドシート、3位は4歳まで使えるチャイルドシート、なんてことも往々にしてあります。
対象年齢が異なるチャイルドシートは絶対に単純比較出来ません。でもなぜそうしたサイトがほとんどです。
今回、新生児から1歳頃まで使えるチャイルドシート=ベビーシートを販売するメーカーをまず徹底的に洗い出し、比較検証しています。
主要なメーカーとしてマキシコシ、コンビ、Joie(ジョイー)、ブリタックス・レーマー、ストッケ、サイベックス、日本育児、アップリカという錚々たるメーカーを対象としました。
ベビーシート7社13台一覧表
主だったベビーシートのメーカーは網羅していると思います。
まずは主だったスペックをまとめた一覧表です。
この一覧表をもとに、ベストなベビーシートを選んでいきます。
商品名 | 重量(kg) | ISOFIX | 安全基準 | |
マキシコシ
|
ぺブル プロ・アイサイズ | 4.55 |
◯
|
R129 |
ペブル プラス | 4.45 |
R44/04
|
||
カブリオフィックス | 3.5 | |||
シティ | 3.2 |
✕
|
||
コンビ | グッドキャリー | 3.3 | ||
Joie(ジョイー)
|
juva(ジュバ) | 2.9 |
◯
|
|
Gemm(ジェム) | 3.5 | |||
ブリタックス・レーマー
|
ベビーセーフ2 アイサイズ | 4.8 | R129 | |
ベビーセーフSHR | 4.7 | R44/04 | ||
ストッケ | イージーゴー モジュラー | 4.4 | R129 | |
サイベックス | エイトン |
3.5
|
R44/04
|
|
日本育児 | スマートキャリー | |||
アップリカ | スムーヴ TS インファント カーシート |
2.6
|
ベビーシートの選び方 まとめ
まずはベビーシートの選び方から簡単にまとめます。
ベビーシートの選び方は簡単に言うとこうまとめられます。
- ISOFIXに対応しているか?
- 準拠する安全基準 。R44/04?それともR129?
- 『トラベルシステム』に対応しているか?
- ベビーキャリーとして使い易いか
- コスパはどうか?
このまとめは引用内の文章に、一部追記したものです。
- ISOFIXはベビーシートに必要か?
- トラベルシステムってなに?
という疑問に思われた方やトラベルシステムの注意点など、ベビーシートの選び方を重点的にをまとめていますので、下の記事をぜひチェックしてみて下さい。
トラベルシステムについてさらに詳しく知りたい方は、ベビーシートを使用した感想をまとめた記事でトラベルシステムを実際に使ったメリットデメリット、注意点をまとめています。こちらもどうぞ読んでみて下さい。
ベビーキャリーとして使うなら
ベビーシートをベビーキャリーとしても使いたいなら、何はともあれ重さが重要です。
でも実は調べているとベビーシートの重さってかなりばらつきがあるんです。
ベビーキャリーとして使うならアップリカとマキシコシ シティ
ベビーキャリーとして使うならアップリカ スムーヴ TS インファント カーシートとマキシコシ シティをおすすめします。
アップリカ スムーヴ TS インファント カーシートは最軽量
アップリカ スムーヴ TS インファント カーシートは2.6kgと最軽量です。
アップリカという国内大手メーカーですし、軽さが正義のベビーキャリーとして使うならおすすめの1台です。
ただしトラベルシステムはアップリカのベビーカーのみが対応している点は注意が必要です。
しかも、同じアップリカでもトラベルシステムに対応するベビーカーは限られていますので併せてご検討下さい。
マキシコシ シティもおすすめ
マキシコシ シティは最軽量ではないですが、最軽量クラスでありおすすめです。
アップリカ スムーヴ TS インファント カーシートに次ぐ軽さは実はJoieのjuvaですが、アップリカもJoieも、トラベルシステムは自社製品しか対応していない点が注意点になります。
その点マキシコシのシティは他メーカーのベビーカーともトラベルシステム対応していることも大きな特徴です(別途対応アダプターが必要)。
トラベルシステム対応、マキシコシというブランド、そしてマキシコシにも関わらずとっても低価格という4点から、ベビーキャリーとして使い方にはマキシコシ シティがおすすめです。
ベビーシートの重量はさまざま
7社13台のベビーシートを検証すると、一覧表に書いたように一口にベビーシートと言っても最軽量モデルが2.6kg、最重量モデルが4.8kgと相当の開きがあります。
赤ちゃんは新生児期は3kg程度ですので、赤ちゃんとベビーシートを合計すると5.6kgか8kgという違いになります。
重量という客観的な数字に対して、「重いかどうか?」というのは男性か女性か、という持ち手や、持ち易さ・形状という製品ごとの特徴にも左右されるため一言でまとめにくいです。
ベビーシートという概念を広めたマキシコシのペブルというモデルがありますが、このペブルは4.0kgでした。
ペブルにはたくさんに口コミがありますが、その口コミを見ると『重い』という意見も散見されましたが、どちらかと言えば『ベビーシキャリー』としても便利という声も多数ありました。
ベビーキャリーとして使うときのベビーシートの選び方
従って4kgくらいがベビーキャリーとして使いやすさの分岐点と考えて良さそうです。
4kgを下回るベビーシートは8台。
マキシコシ カブリオフィックス/シティ、コンビ グッドキャリー、Joie(ジョイー) juva(ジュバ)/Gemm(ジェム)、サイベックス エイトン、日本育児 スマートキャリーに最軽量のアップリカ スムーヴ TS インファント カーシートまで。
予算やブランドイメージ、ベビーカー&トラベルシステムなどからお気に入りの1台を選ぶのも良いですね。
トラベルシステムとセットで安く買いたいなら
まずトラベルシステムとして用いるには、ベビーシートに対応したベビーカーも必須です。
トラベルシステムとしてベビーカーをセットで買うならJoie(ジョイー) Gemm(ジェム)がおすすめです。
Joie(ジョイー)には トラベルシステムに対応したベビーカーが豊富かつ、とってもお得だからです。
ベビーシートとベビーカーのセットで3万円を切るなんてことも有りえます。
Joie(ジョイー)のベビーシートを特別安く買う方法
Joie(ジョイー)のベビーシートはAmazon含む一般的なECサイトで購入することも出来ますが、より安く買おうと思ったら正規代理店のカトージ(KATOJI)は絶対チェックして下さい。
なぜならカトージ(KATOJI)オンラインだと正規代理店にも関わらず5%オフで買うことが出来まるからです。
また更に最大45%お得になるセット商品も豊富に取り揃えており、海外ブランドのベビーアイテムに興味有る方はぜひチェックしてみて下さい。
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以前はカトージは独自の会員登録などが必要で多少手間でしたが、最近は楽天市場内にもオンラインショップがあり、楽天ポイントも貯まりますので楽天会員の方はさらにお得です。
安全面でベビーシートを選ぶなら
赤ちゃんの安全のためのベビーシート。
実はベビーシートの安全基準が2つ有ることをご存知でしょうか?
ベビーシートの安全基準はR129とECR44/04
ベビーシートの安全基準はR129とECR44/04の2種類あります。
チャイルドシートの新基準R129とは、一言でまとめると側方からの衝撃に対する基準ですが、細かく言えば安全基準の測り方、後ろ向きでの使用期間などについて規定しています。
新基準R129は回転式チャイルドシートで主に取り入れられた基準ですので、R129って何?と思われた方は、回転式チャイルドシートをまとめた記事内で説明していますのでチェックしてみて下さい。
新生児から長く使える回転式チャイルドシートで絶対オススメと言える機種も紹介しています。
新基準【R129】対応ベビーシート
安全面を優先してベビーシートを選ぶならブリタックス・レーマーのベビーセーフ2 アイサイズがおすすめです。
ベビーシートの新基準R129を満たすベビーシートは複数ありますが、今回の一覧表では他にマキシコシ ぺブル プロ・アイサイズも該当します。
この一覧に挙げていないものにサイベックスクラウド Z I-SIZEというベビーシートながら回転式のベビーシートもあります(ものすごい高額です)。
ブリタックス・レーマーは海外ではベンツ、ポルシェなどの高級カーメーカーの純正チャイルドシートとして採用され、英国王室御用達の歴史あるチャイルドシートメーカーです。
R129対応にはベビーシートとISOFIXベース両方が必要ですが、セットで買う場合、ほぼメーカーごとの金額差はありません。
従って、世界的にも有名なブランドへの信頼感でブリタックス・レーマーを今回は選びました。
英国王室御用達のブリタックス・レーマーってどんなブランド?という方は、ぜひブリタックス・レーマーのベビーシートについてまとめた記事もありますのでご覧下さい。
しかし、マキシコシは皆さんご存知の通り、ベビーシートの先駆け的な存在です。そしてもちろんストッケやサイベックスも高く信頼されているメーカーです。
マキシコシやストッケ、サイベックスの方が一般的には知られたブランドですので、信頼感を感じるなら、信頼されるブランドでR129対応ベビーシートを選択することをおすすめします。
コスパ重視でベビーシートを選ぶなら
コスパ重視なら日本育児スマートキャリー、Joie(ジョイー) Gemm、サイベックス エイトンの3台をおすすめします。
ISOFIXベースセットでコスパ抜群の3台
以前ならISOFIX対応はISOFIXベースが非常に高額で、ベビーシートをコスパ重視で選ぶ場合シートベルト固定の中から選ぶのが常識でした。
しかし近年様々なメーカーがベビーシートを販売するようになり、ISOFIXの世界にも価格破壊の波が押し寄せているようです。
その結果、ベビーシート本体とISOFIXベースセットが3万円を切る価格帯でで購入出来る素晴らしい時代になりました。
日本育児スマートキャリー、Joie(ジョイー) Gemm、サイベックス エイトンの3台はその代表格です。
3台とも安全基準としては新基準R129ではなくR44/04です。
破壊的な安さですがISOFIXとセットですので安全性は折り紙付きです。
コスパで選ぶベビーシートを深堀りした記事もありますのでご覧下さい。
他ブランドとトラベルシステムで使いたいなら
ベビーシートを使いたいけど、ベビーカーはエアバギーやバガブーが良い!という方もおられますよね。
新生児期だけのベビーカーとは違い、ベビーカーは3歳4歳まで使いますので、ベビーカーを自由に選びたい!という方も多いハズです。
ベビーシートをトラベルシステムで使う場合、ベビーシートとベビーカーをアダプターで接続する必要があります。
このアダプターが曲者で、残念ながらコンビも、上に紹介した中でもアップリカ、Joie(ジョイー) 、日本育児は、ベビーカー側のメーカーが対応するアダプターを作っていないため、自社のベビーカーに限ります。
そういう意味ではグローバルなブランドは有利です。
他ブランドとトラベルシステム対応するのはマキシコシ、サイベックス、ブリタックス
例えば有名なエアバギーはマキシコシ、サイベックス、ブリタックスならどのベビーシートでも対応アダプターが販売されています。
海外ブランドなら多くは販売していますが、まずはアダプターがあるかどうかを調べると良いです。
他ブランドベビーカーと使い時には、例えばマキシコシ シティもサイベックス エイトンもすでに紹介したようにおすすめですが、ここではブリタックス・レーマー ベビーセーフSHRを紹介します。
ブリタックス・レーマー ベビーセーフSHRⅡ
安全性での項目でも書きましたが、ブリタックス・レーマーは世界でも非常に信頼されているメーカーです。
ブリタックス・レーマー ベビーセーフSHRⅡについては、最近モデルチェンジしたため、旧モデルという扱いで27,500円程度まで値下がりしています(2021年3月現在)。
在庫限りと思われますが、安全性で最高峰と謳われるブリタックス・レーマーのチャイルドシートがこんなに安く買えるの?と思える値下がりでありコスパ最高ですので、在庫がある間にぜひ検討してはどうでしょうか。
マキシコシのベビーシートに興味があるなら
この記事内ではマキシコシ シティとマキシコシ ぺブル プロ・アイサイズが出てきていますが、マキシコシには現在4つのベビーシートが販売されています。
ここで紹介した2台以外にもどう違うか?どのベビーシートがおすすめか?などはマキシコシのベビーシートのラインナップを整理した記事がありますのでご覧になって下さい。
絶対に忘れてはいけないチャイルドシート保護マット
最後に、ベビーシートを買うなら絶対に忘れてはいけないチャイルドシート保護マットを紹介します。
チャイルドシート保護マットが無かったら大変
ベビーシートに限らずチャイルドシート全般に共通することですが、チャイルドシート保護マットなしで、チャイルドシートを使っていると、車のシートにチャイルドシートの大きな跡に【あとから】気が付き、愕然とするはずです。
事実ボクがそうでした。
軽いベビーシートでも3kg。ベビーシートは最大12ヶ月から15ヶ月使用出来ますが、その頃になると赤ちゃんの平均体重は約9kgにもなります。
合計すると最も軽量なベビーシートですら合計12kgもの重量になります。
さらにチャイルドシートとカーシートとの接地面が狭く、その狭い部分に全体重が荷重されるため、スポーツシートだろうが革シートだろうが、そのまま使っていると凸凹になることは必定です。
そんな【あとから】愕然とする事態を回避するためにチャイルドシート保護シートを絶対おすすめです。
高いものなら悩むかも知れませんが、チャイルドシート保護シートは1,500から2,000円で十分購入出来ますので、コスパ抜群です。
カーシートへの負担を考えると使わない手はないと思います。
個人的には保護シートごとの差異はあまりない気がするので、デザインや値段で購入されても良いのではないでしょうか。
参考にAmazonの保護シートランキングを紹介しておきますのでチャイルド&ベビーシートを購入される時には保護シートも検討してみて下さい。
↓↓↓各ECサイトのチャイルドシート保護マットのランキングもチェックしてみて下さい。
この記事のまとめ
2021年3月現在のベビーシートについて、7社13台から[使い方][機能][価格]別おすすめベビーシートを紹介してきましたが、最後にこの記事をまとめます。
軽さが命の【ベビーキャリー】おすすめのベビーシート
【トラベルシステムとコスパ】でおすすめのベビーシート
【安全面】R129準拠のおすすめのベビーシート
【コスパ】でおすすめのベビーシート
他ブランドと使える【トラベルシステム】おすすめのベビーシート
あくまで1つの選び方に過ぎず、ブランドイメージや予算、ベビーカーとの関係でどの1台を選んでも大きな間違いは無いと思います。
この記事が赤ちゃんにとってもお父さんお母さんにとっても最高の1台選びに繋がれば幸いです。
他にも自分がベビーシートを選ぶ際に学んだことをまとめた記事がありますので参考になれば嬉しいです。