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こんにちは「とある医師」です。

2020年ベビーシート新時代にあって、マキシコシも力を入れています。

ベビーシートと言えばマキシコシ ペブルというほど代名詞的な存在でしたが、現在は廃盤になっています。そして似たような名前のベビーシートがあって混乱しますよね。

この記事では

この記事の内容
  • マキシコシのベビーシート ラインナップを整理
  • マキシコシ シティってなに?エアバギーと使える?
  • ぺブル プロアイサイズってペブルとどう違うの?
  • マキシコシのベビーシートの選び方
  • ベビーシートと合わせて買いたい保護マット

こんな内容についてまとめています。

Contents
  1. マキシコシのベビーシート ラインナップを整理
  2. マキシコシ シティとはなにか?
  3. マキシコシ シティはエアバギーに取り付け可能か?
  4. マキシコシ ぺブル プロ・アイサイズとは何か?
  5. マキシコシ シティとぺブル プロ・アイサイズ、ペブルプラス、ペブル、カブリオフィックスの違い
  6. マキシコシ シティ、ぺブルプロ・アイサイズ、カブリオフィックスマキシコシ シティはどんな人におすすめか?
  7. マキシコシシティ、ぺブル プロ・アイサイズとは?ペブルプラス、カブリオフィックスとの違いと特徴まとめ
  8. ベビーシートと一緒に購入をおすすめするカーシート

マキシコシのベビーシート ラインナップを整理


Bakfiets with Baby Seat / mikecogh

長らくペブル、ペブルプラス、カブリオフィックスという3種類がマキシコシのラインナップでした。

それが最近数年かけて刷新され、現在は4つのラインナップになっています。

「新生児から使えるチャイルドシート=ベビーシート」ラインナップ
  • マキシコシ シティ
  • カブリオフィックス
  • ペブルプラス
  • ぺブル プロ・アイサイズ

以下にそれぞれのベビーシートの違いや選び方に続きます。

マキシコシ シティとはなにか?


Maxicosi / vasile23

まずマキシコシ シティの説明ですが、 HPから一部抜粋したものに追記してまとめます。

  • 従来の新生児用チャイルドシートから必要充分な機能に絞り込み、軽さと手頃感にフォーカスしたモデル
  • チャイルドシートとしては3点式シートベルト固定のみに対応
  • シリーズ最軽量の3.2kgを実現
  • 定価15,400円(税込み)という破格の安さ(ブログ主記載)

マキシコシ シティの特徴は驚異的な軽さ

このなかでマキシコシ シティの特徴は3.2kgという驚異的な軽さとお値段と考えます。

「ベビーキャリー」として使用出来るラインは4kgを下回るかどうか。

過去記事でベビーシートのスペックを比較した時に口コミを調べた結果、4kgを下回るかどうかで分かれ道でした。

例えばマキシコシ ペブル プラスは4.6kgですが、ブログなどを拝見すると男性でも重くて・・・とベビーキャリーとして使えないと諦める方もおられるそうです。

過去記事でベビーシートを検証した最軽量がJoie(ジョイー) Juva(ジュバ)というモデルで2.9kgで、次点が3.3kgでした。

これらはクッション性への不満が指摘されたり、設計販売がやや古いモデルです。

一方でクッション性にも力を入れつつ、3.2kgという驚異的な軽量化に大成功のマキシコシ シティはベビーキャリーとして使用したい方や、軽い方が良いという方には朗報ですね。

この3.2kgが他のベビーシートと比べどのくらい軽いか?という点についてはベビーシート関連記事を参考にしてもらえると良いかも知れません。

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マキシコシ シティは破格の値段設定も特徴

マキシコシ シティのもう1つの特徴が、破格の値段設定だと思います。

マキシコシ シティは定価15,400円(税込み)。

一般的な新生児対応チャイルドシートは大変高額ですし、ベビーシートの中でも1万円台で購入出来るのがボクが調べた限りで数社でした。

過去記事での新生児から使用出来るチャイルドシート&ベビーシートの検証で、コスパ最強の2台としてcbx shimaやJoie Gemmをおすすめとしましたが、前者は売りに売れ、製造終了し、後者は定価が17,360円で実売価格が16,000円程度です。

マキシコシ シティは定価15,400円(税込み)は十分太刀打ち出来る値段ですね。

マキシコシ シティはエアバギーに取り付け可能か?


Waar liggen die, mevrouw? / jkransen

マキシコシ シティを買うか悩むときに例えばエアバギーとドッキングしてトラベルシステムとして使用できるか?について知りたい方も多いと思います。

結論から言えばマキシコシ シティはエアバギーと接続出来ます

マキシコシHPを見ても、マキシコシ シティとエアバギーの取り付けについては記載がありません。しかしマキシコシ シティのアダプター部分は他のマキシコシと共通しています。

何より、エアバギーHPにトラベルシステム対応モデルとしてマキシコシ シティも紹介してありますので安心してエアバギーに取り付けられます

ただ下記のアダプターが必要になりますのでご注意下さい。

マキシコシ ぺブル プロ・アイサイズとは何か?


inpecting his carseat / rkimpeljr

HPから一部抜粋し特徴をまとめますと

  • 次世代の国際安全基準「R129(i-Size)」に準拠
  • 従来のPebble Plusからインナークッションが「コンフォートヘッドレスト」と「ハグインレイ」にセパレート。お子様の成長に合わせてより快適で安全な座り心地を提供

このうち【R129(i-SIZEアイサイズ)】というのは欧州最新の安全基準で、特に側面からの衝突からも守ることが出来るのが大きな特徴です。

マキシコシ ぺブル プロ・アイサイズとペブルプラスの違いは?

従来まで【R129(i-SIZEアイサイズ)】に唯一適合していたのがペブルプラスであり、フラッグシップモデルでした。

しかし今回ぺブル プロ アイサイズが「R129(i-Size)」に適合し、かつインナークッションをペブルプラスから改善したとのこと。

おまけに重さは共に4.55kg、サイズも同一、定価も38,500円(税込)です。

HPには特に記載ありませんが、私見ではペブルプラスの改良版がぺブル プロアイサイズであると考えます。

マキシコシ シティとぺブル プロ・アイサイズ、ペブルプラス、ペブル、カブリオフィックスの違い


100_2292.JPG / chriswiegand

ではマキシコシ シティとぺブル プロアイサイズと従来モデルのペブル、ペブルプラス、カブリオフィックスはどう違うのでしょうか?

マキシコシ シティとぺブル プロ・アイサイズ、ペブルプラス、ペブル、カブリオフィックスを整理する

まず、もともとペブルの上位互換がペブルプラスで、さらに上に書いたようにぺブル プロアイサイズがペブルプラスの改良版と考えられます。

またベビーシートの先駆けを作ったペブルですがその役目を終え、既に製造中止されたようです。

恐らくベビーシートの中でも特徴を打ち出したぺブル プロアイサイズやシティなどを新たにラインナップに加えたためと思われます。

マキシコシ カブリオフィックスの特徴

残るカブリオフィックスを見てみます。
カブリオフィックスは最軽量モデルとして販売されたモデルです。

当時ペブル4.05kgに対しカブリオフィックスは3.5kgと確かに軽量モデルとしてのニーズはあったと思います。

しかしその後3.2kgというシティが発売されました。

ではカブリオフィックスはシティ発売後は存在価値がないと言い切れるのでしょうか?

実はカブリオフィックスはISOFIX対応、シティはISOFIX非対応という違いがあり、カブリオフィックスはISOFIX対応機種の中では最軽量と言えると思います。

シティの説明で書いたように、ベビーキャリーとしては4kgを切れば使えるという声が多い中、3.5kgというのはシティほどではないにしろ、他社ベビーシートを考えてもかなり軽い方です。

以上から5つのマキシコシ ベビーシートシリーズですが、ぺブル プロアイサイズ、カブリオフィックス、シティの3つにまとめられると思います。

この3つを重さ、安全基準、ISOFIX、価格といったキーワードでまとめてみます。

マキシコシ シティはISOFIX非対応

まずISOFIX対応の有無ですが3つのベビーシートのうちマキシコシ シティのみがISOFIX非対応でシートベルト固定です。

ぺブル プロ・アイサイズ、カブリオフィックスも単独ではシートベルト固定で、ISOFIX固定には専用のベースを別途購入(いずれも定価28,000円)する必要があることは知っておくと良いでしょう。

安全基準の違い

3つの中でぺブル プロ・アイサイズのみが、欧州最新の安全基準【R129(i-SIZEアイサイズ)】に適合し、特に側面からの衝突に対し力を入れています。

残る2つは1つ前の基準である【R44/04】に適合したモデルとなっています。

これらに重さや価格を組み込んだ表にしてみます。
【マキシコシ シティ、ぺブル プロ・アイサイズ、ペブルプラス、カブリオフィックスの違いと特徴まとめ】

安全基準 ISOFIX 重量 定価(税込)
ぺブル プロ・アイサイズ R129
4.55kg 38,500円
カブリオフィックス
R44/04
3.5kg 28,600円
シティ 3.2kg 15,400円

ちなみに実売価格は掲載しておりませんが、Amazonでも楽天市場でもマキシコシのベビーシートは過去あまり値落ちしない傾向にあることから未掲載です。

マキシコシ シティ、ぺブルプロ・アイサイズ、カブリオフィックスマキシコシ シティはどんな人におすすめか?


DSCN8680 / subewl

こうしてまとめるとフラッグシップモデルのぺブル プロ・アイサイズ、ISOFIX対応最軽量モデルのカブリオフィックス、とにかく軽量重視のシティという色分けが出来そうです。

マキシコシ シティは軽さとコスパ重視の人におすすめ

マキシコシ シティは、ISOFIX非対応という点を許容出来れば、3.2kgというのは驚異的な軽さであり、女性でも十分使用出来そうです。

また『マキシコシ』ブランドながら定価15,400円というのは他社ベビーシートを考慮してもかなり安く、コスパも素晴らしいです。

別記事でコスパを重視したベビーシートおすすめの2台としてcbx shimaやJoie Gemmを挙げましたが、軽さ重視ならマキシコシ シティの方がおすすめです。

ISOFIXも軽さも重視したい人はカブリオフィックスだけど・・・

マキシコシ カブリオフィックスはISOFIX対応機種で最軽量。他社ベビーシートと比較してもカブリオフィックスは軽量ですので軽さとISOFIXを重視する方はカブリオフィックスが良いかも知れません。

ただ、ISOFIX固定には専用のベースが必要で、定価が30,800円。
カブリオフィックス本体と合わせると約60,000円も必要です。

ボクはマキシコシ ペブルと、サイベックス エイトンQというベビーシートをシートベルト固定、ISOFIX固定の両方で使用した経験があり、記事にもしています。

その経験から言うと、ISOFIXベースの追加コストが不要なら確かにISOFIX固定の方が楽で、安全性も優れていると思いますが、追加コスト3万円が必要という前提なら、シートベルト固定でも特段困らなかったというのが率直な感想でした。

cbx shimaやJoie Gemmはそれぞれ3.6kgと3.5kgでほぼカブリオフィックスと同等です。

残念なあらcbx shimaは2019年の製造分を以て製造中止となったようですが、この2機種はISOFIX対応で、ベビーシート本体とISOFIXベースを合わせた合計金額が30,000円程度で揃います。

ベビーシートのおすすめ記事でも書いていますが安さとISOFIXを求めるなら、他にも選択肢があると個人的には感じます。

マキシコシ ぺブル プロ・アイサイズは安全性重視の方におすすめ

最後にぺブル プロ・アイサイズですが、重量は4.55kgと重いためベビーキャリーとしては注意が必要です。

その分ぺブル プロ・アイサイズはR129対応で、安全性と利便性を最も高めたマキシコシのフラッグシップモデルで、安全性を最も重視される方には是非おすすめです。

ISOFIXベースとして専用ベースが必要です。

マキシコシ FAMILYFIX ONE i-SIZE ISO-FIX固定方式ベース
Maxi-Cosi

ちなみに安全性に配慮したベビーシートとしてはブリタックス・レーマーも世界中から支持を集めで、中でもベビーセーフアイサイズはマキシコシ ぺブル プロ・アイサイズ同様R129に対応しておりオススメです。

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【ブリタックス・レーマー ベビーセーフアイサイズ】

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マキシコシはトラベルシステム対応が幅広い

新規にベビーシートとトラベルシステム対応ベビーカーを購入される際にはcbx shimaやJoie Gemmはセットで安く購入出来るためこちらもオススメしますが、既にベビーカーをお持ちの方が新規にベビーシートを購入される際にはマキシコシの方がおすすめです。

マキシコシ全体に言えることですが、マキシコシはエアバギーなど他社ベビーカー含めトラベルシステム対応が幅広いためです。

トラベルシステムに対応するにはベビーシートとベビーカーをドッキングさせるアダプターが必要ですが、マキシコシは広くアダプターが販売されているのに対し、cbxやJoieは対応するアダプターを見かけません。

さすがマキシコシブランドと言ったところだと思います。

マキシコシシティ、ぺブル プロ・アイサイズとは?ペブルプラス、カブリオフィックスとの違いと特徴まとめ


Quinny Buzz 3 with Maxi-Cosi Mico infant car seat / stobor

以上をまとめます。

マキシコシ ベビーシートまとめ
  • マキシコシ シティはISOFIX非対応ながらクラストップの軽量さと価格破壊を兼ね備えたモデル
  • マキシコシ ぺブルプロ・アイサイズは安全性と利便性を兼ね備えたフラッグシップモデル
  • 軽さとコスパ重視ならマキシコシ シティ。安全性重視ならぺブルプロ・アイサイズ
  • ISOFIXと安さを両立させるなら他のメーカーも有力候補

ベビーシートと一緒に購入をおすすめするカーシート

最後にベビーシートを購入する際に、絶対に一緒に買うことをおすすめするチャイルドシート保護カーシートを紹介します。

ベビーシートが3−4kg、赤ちゃんが出生時例えば3kgだとします。ベビーシートが概ね1歳前後までの使用ですので、平均体重を9kgとすると、赤ちゃんとベビーシートの合算が、6kgから最大12kgまでになります。

ベビーシートを単体で使用する際はベビーシートが船底のような形のため気にならないかも知れませんが、ISOFIXベースを使用すると比較的狭い範囲に荷重がかかります。

そのため車の座面にくっきりと痕が残ります

今後赤ちゃんの成長に従い、必ずベビーシートからチャイルドシートに変更されると思いますが、チャイルドシートだと構造上も、そして子供の体重を考えてもかなり座面にくっきりと痕が残ってしまいます。

それを回避するためチャイルドシート保護カーシートなどの名前で市場には流通しています。

チャイルドシート保護カーシートは購入単価1,000から2,000円程度ですが、有ると無いとでは雲泥の差ですのでぜひベビーシートの段階から購入されることをオススメします。

特別機能に差はないと個人的には思いますので、口コミや値段を見て印象で選んでも良いと思います。Amazonと楽天市場の関連ページを掲載しますが、時期やセール、ポイント還元を総合的に見てぜひともお得な方を検討下さい。

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この記事がベビーシート選びの参考になれば幸いです。

ちなみにマキシコシは新生児から使える回転式チャイルドシートも発売しています。

ぺブル プロ・アイサイズ同様R129対応で、ISOFIX一体型のため安全面は折り紙付き。

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