こんにちは「とある医師」です。
巷で大人気の赤ちゃん用おもちゃ、フィッシャープライス レインフォレスト・ジャンパルー。
ピョンピョンと楽しそうに遊ぶさまは大変微笑ましいですよね。
そんなジャンパルー、気になっている方も多いと思いますが、でも
- ジャンパルーはいつからいつまで使える?
- ジャンパルーは安全?
- 大きくて邪魔そうだけど、、、
- 遊んでくれるかな?
- 安く買う方法はある?メルカリ、ヤフオクは?
- レンタルもあるけど?
- いろいろなキャラクターのジャンパルー
- 高いけど買う価値はある????
こんなことを悩み、購入に踏み切れないのではないでしょうか。
この記事は、同じ様にジャンパルーを買う前に悩んだボクでしたが、グダグダ悩まずさっさと買えばよかったと後悔した話を、買う前にあれこれ悩んだ疑問点と共にまとめたものです。
ジャンパルーは日々バージョンアップし2020年12月現在レインフォレスト・ジャンパルーⅡとなり、さらにアニマル・アクティビティ・ジャンパルー(2019年モデル)など派生モデルも発売されています。
またジャンパルー以外にも、はらぺこあおむしやアンパンマンなど他のキャラクターのジャンパーも販売されていますね。
この記事は上の悩みに答えるべく、次のような内容で書いています。
ジャンパルーはいつから、いつまで使える?
公式サイトには以前、適応として
<安全上の注意>
- 適応体重:12kg以下
- 身長制限:81cm以下
<ご使用のガイドライン>
- 首が充分安定していないお子様
- シートから自分で降りられるお子様
- 歩けるお子様はご使用できません。
とはっきり記載されていました。しかし2020年12月現在仕様については削除?されてしまっています。
しかし商品が変更になったわけではなく、過去の記載に則りここでは記載します。
ジャンパルーは首すわりから歩ける頃まで。月齢で言うと?
でも突然「12kg、81cm以下 」「首がすわる頃から歩けるまで使える」と言われても、ピンとこない方も多いハズ。
これを月齢で言い換えてみます。
12kg、81cmは1歳7ヶ月から2歳
まず12kg、81cmという体重、身長ですが、体重12kgはだいたい2歳児の平均的な数字です(男女とも)。
身長81cmは、男児で1歳7−8ヶ月、女児1歳8−9ヶ月です。
(全て厚生労働省平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書から引用)
首すわり、歩きはじめの時期
運動機能も見てみます。同じく厚労省の調査報告書から引用すると、
- 「首のすわり」は、生後4~5か月未満の乳児の 90%以上が可能
- 「ひとり歩き」は、生後1年3~4か月未満の幼児の 90%以上が可能
となっています。ただ「ひとり歩き」は早い子は1歳頃から歩きはじめます。
実際にジャンパルーの口コミを読むと、
- 首が座った4ヶ月から使用し始めた
- 歩くのが早かったから1歳で卒業した
という口コミもあります。つまりジャンパルーの使用時期は赤ちゃんの体格ではなく、運動機能により左右されることが分かります。
と考えるとスッキリします。
ジャンパルーの安全性の疑問に答える
次にジャンパルーの安全性についてです。
まず、上で紹介した身長体重などの適応から外れていれば安全性は担保されませんので、使用しない方が良いでしょう。
次にジャンパルーはジャンプして遊ぶという性質上、以下の3つの疑問が話題になるようです。
- 股関節への影響
- 脳震盪・揺さぶられっ子症候群
- 落下、足腰への影響
股関節への影響
股関節への影響については結論から言えば、
- ジャンパルーは股関節に大きな影響は与えない(と思います)
曖昧な言い方しかしていないのは、医学的な検証が困難だからです。
ただいくら検索しても「ジャンパルーのせいでうちの子は〇〇になった」的な体験談は出て来ません。
股関節へ悪影響を与えるものとして、例えば外国(カナダなど)で歩行器は推奨されていないとのことで、ジャンパルーと歩行器と混同されている方の意見はありましたが、ジャンパルーにそのまま当てはまりません。
少なくとも股関節に体重など負荷が特別にかかるわけではないので、誤用や過度に長時間利用しなければ問題ないと個人的にも思います。
ただベタ足だと体重がモロにかかるため、
- つま先だちとなる程度に高さを調節する
ことが非常に大切です。
揺さぶられっ子症候群
次に、ゆらゆら遊ぶ器具だけに「揺さぶられっ子症候群」についても心配される方もいるようです。
そもそも揺さぶられっ子症候群とは、
揺さぶられっ子症候群とは?概ね生後6か月以内の新生児や乳児の体を、過度に揺することで発生する内出血などの外傷
とされ、例として挙げられているのが過度な「高い高い」や新生児に適応月齢が合っていないチャイルドシートでの長時間走行などです。
そもそも赤ちゃんが自分の足でジャンプするのを手助けするという仕組みですので、過度な負荷になりうるか、とは積極的には考えにくいと思います。
公式サイトには時間については記載はありませんが、1回の使用時間が15−20分程度と推奨する記事もあります。
(海外サイトで見たという強者ブロガーの口コミです)
落下リスク、足腰への影響
その他にも
- 赤ちゃんが落ちてしまわない?
- 赤ちゃんはまだ小さいのにピョンピョンとジャンプして大丈夫?
など心配される方もいるようです。
でも大丈夫です。
基本的には腰まですっぽり収まる仕様ですので通常に使用していて落ちることは考えにくいです。
赤ちゃんが自分でよじ登って脱出するのでは?という心配については、ジャンパルーに限らず幼い赤ちゃんから長時間目を離すと危険ですので、きちんと見守りながら使用すれば大丈夫だと思います。
足腰への負担についても、「成長を阻害する」にはよほどの負荷が必要ですので、過度な心配は不要だと思います。
ジャンパルーの大きさ。大きすぎて邪魔?
ジャンパルーを低評価する口コミに、「大き過ぎる」「邪魔」という声も散見されますが、実際どうなのでしょうか?
まず大きさを確認します。サイズについてはジャンパルーの公式サイトに
- 88.0 x 88.0 x 95.0 cm(幅×奥行×高さ)
と記載あります。
数字を見てもピンとこないかもしれませんが、だいたい1人掛けソファと同じくらいのサイズ感と想像すると良いかも知れません。
ジャンパルー折り畳み時のサイズ比較
ソファと違って、ジャンパルーは折り畳み可能ですが、公式HPには折り畳み時のサイズは記載ありません。
幸い楽天市場の公式HPには折り畳み時のサイズが記載されており引用します。ただ、このサイトでは通常時のサイズが上記と異なって記載されていますが、公式HPの数字を採用しています。
店頭で確認する時の注意
数字を見て想像力が働く方は良いですが、ジャンパルーは案外大きいです。
皆さま1度は店頭で現物をご覧になった上で興味を持たれていると思いますが、お店では非常に広い空間に設置されており、
- ジャンパルーのサイズ感を小さく錯覚する可能性がある。
ことには注意が必要です。
ただ実際に我が家で使用した個人的な感想を言えば
- 折り畳みるし、手軽に移動出来るので、大きさは全然気にならなかった!
と感じています。使用頻度によって畳んだり、移動出来ることが大きかったように思います。
これについては口コミを見ても意見は割れており、やっぱり存在感が大きい、邪魔という声もありますね。
ジャンパルー サイズが気になる場合のおすすめジャンパルー
そうは言ってもやはり大きさが心配な方は、よりコンパクトに畳めるジャンパルーもあります。
同じくフィッシャープライス販売のスペース・コンパクト・ジャンパルーです。
写真のごとく、完全に畳めて床下や隙間に収納出来るスグレモノです。大きさが心配な方はぜひおすすめです。他社からもいくつか販売されています。
ジャンパルー 子どもが遊んでくれるか?楽しんでくれるか?
これについては残念ながら、明確な答えはありません。
玩具ですので、お子さんの性格により好き嫌いはどうしても出てしまうためです。
「うちの子はあまり好きではなく、利用時間が短かった」という口コミで状態の良い中古品がヤフオクやメルカリでも出回っています。
口コミを調べる限り、
- こんな楽しそうに遊んでいる我が子は初めてみた
- とにかくぴょんぴょん大喜び
- もっと早く買ってあげればよかった
などの口コミも多く、多くは高評価のようです。
実際我が家の赤ちゃんも大喜びではしゃぎまわっていました。
赤ちゃんがジャンパルーを楽しむか確認する方法
実際にお子さんがジャンパルーを楽しむかどうかは、店頭で試しに使わせてくれるお店を探すのが1番です。
ただなかなか周りで試す機会がないことがほとんどですので、その他の方法として、個人的な感覚ですが、
- 「高い高い」が好きな子はジャンパルーも好きな気がする!
と感じました。同じ「高い高い」でもとにかく喜ぶ子と、そうでない子っていますよね。
赤ちゃんがジャンパルーを楽しむコツ
無敵のジャンパルーですが、私見ながら使い方として1つコツがあります。
- 赤ちゃんをジャンパルーで「1人で」遊ばせない!
赤ちゃんを遊ばせるのではなく、赤ちゃんから手を離したいばかりに赤ちゃんをジャンパルーに入れて1人で遊ばせておくと、そのうち赤ちゃんも
- ジャンパルーに入れられるとママ(パパ)は相手をしてくれないらしい。。。
- 相手して〜〜(涙)
と気が付きます。
そうすると楽しめなかったり、飽きることにつながるのではないかと思います。
逆に遊んでいるところを手をたたいたり、唄を歌いながら一緒に楽しんでいると赤ちゃんも純粋にジャンパルー自体を楽しんでくれると思います。
ジャンパルー 安く買う方法はある?メルカリ、ヤフオクは?
ジャンパルーの悩みのうち、高価なことも挙げられると思います。
- 何とか安くジャンパルーを買いたい!
- 新品とメルカリ、ヤフオクどっちがおすすめ?
という疑問も当然生まれますよね。
こうした疑問について検証した別記事があるので、詳細を知りたい方はぜひご覧下さい。
ここでは結論だけを引用します。
- ヤフオク、メルカリを購入時点で利用すれば安く購入出来る可能性はある
- しかし、良品かつ安値の出品に出会えるかどうかという運次第のところがあり、購入時期がずるずる遅くなる可能性も
- 遅くなればなるほど、ジャンパルーの使用期間、つまり子どもがジャンパルーを楽しむ時間も減る=費用対効果も低下する
- 従って、購入を決めた時点では新品を購入し、使用後にメルカリかヤフオクで出品するのが最も時間的・金銭的にコスパが良い
ちなみに新品については概ねAmazonが掛け値なしに1番安いことが多いですが、セールやポイント祭りなどにも左右されますので、各ECサイトでの実売価格を確認することをおすすめします。
ジャンパルー レンタルはお得?損?
同じくジャンパルーが高い上に、使用期間が限定されるので
- レンタルは損?得?
と結論を出しました。
箱が大きく送料が問題になり、結局は割安感が薄れるどころか、総支払額を考えると全く安くありません。
ジャンパルーについてはレンタルは全くおすすめではないです。
いろいろなキャラクターのジャンパルー 買い方のポイント
レインフォレスト・ジャンパルーが先駆けとなり、その後色々なキャラクターのジャンパルーが販売され、盛況なようです。
ジャンパルーというのは商品名であり、ジャンパーと呼称されることもあるようです。
ボクが最初にジャンパルーを買った時にはありませんでしたが、昨今では複数のメーカーからジャンパルー(ジャンパー)が販売されています。
基本的な部分はどのメーカーも共通しており、違いは
- キャラクター
- 折り畳めるかどうか
- 価格
こういった点です。実はサイズは多くの場合数センチ程度の差で、誤差範囲と考えます。
まずお子さまの好みに合わせてキャラクターで選べば間違いないと思います。
ネットでジャンパルーを買う時のポイント
Amazonでは「ベビージャンパー・エンターテイナー」というジャンルで扱われていますが、楽天市場やYahoo!ショッピングでは知的玩具とされたり、バウンサーとされたり、ベビージムとされてり、そもそもジャンル分けされずに扱われていることもあります。
1番おすすめの買い方としては
- 「このジャンパルーが欲しい」と決めて、商品名で検索!
このように商品名で検索すれば、見逃すこともなく、お得に買えますのでまず買うジャンパルーを決めましょう。
ジャンパー選びにAmazonランキングも参考にどうぞご活用下さい。
ジャンパルー、本当に買う価値あるの?
結局色々悩みはあると思いますが、一言でまとめると
- ジャンパルー、本当に買う価値あるの??
ということでしょう。
使用期間として3〜4ヶ月から、早くて1歳、遅くとも1歳半までの期間に対して、新品で購入して10,000円から15,000円(販売時期によるため)。
ヤフオク・メルカリで購入するにしても5,000円から6,000円で買えればラッキーです。
このコストに対して結局、買う価値があるかどうかはひとえに赤ちゃんが楽しんでくれるか?にかかるのだと思います。
ジャンパルーを実際に使った感想
詳しくは使用後のレビューとして記事化したので、そちらもご覧になって頂きたいところですが、上でも書きましたが、こればっかりは試してみないとわからないというのが正解だと思います。
ただボクの場合は購入前の段階で我が子が「高い高い」や抱っこで喜ぶ姿を見て、これはハマるのでは?と予想しました。
またこれは完全に私見ですが玩具というものは赤ちゃんに刺激を与え、興味を持たせ成長を促すきっかけとなれば良い、と考えています。
我が家では赤ちゃんはとても楽しんでくれたので、そんなこんなで遠回りしましたが、ボクは結論として
- めちゃくちゃ買う価値があった!
と実感しています。
まあ、格好良く言ってますが、もちろんボクも「買って役に立たなかったらもったいない」とものすごく悩んだからこそ、こんな記事が書けるくらい調べたわけです・・・。
あれこれ悩んだわけですけど
- 我が家の赤ちゃんのはしゃぎっぷりを目にすると、悩んだことがバカみたいで、もっと早く買ってあげればよかった、、、
と心底後悔しました。
我が子がピョンピョン跳ねてキャッキャっと楽しそうにしている姿は何事にも代えがたい幸せを貴方に授けてくれるでしょう。
記事の最後に人気のアンマンパンやはらぺこあおむし、フィッシャープライスのアニマル・アクティビティ・ジャンパルーも一緒に紹介しておきます。