こんにちは「とある医師」です。
『ニッポンが、アッと驚く。新フレーム。』
こんなキャッチフレーズでコンビが満を持して発売したAttO(アット)。
スタイリッシュなデザインでめちゃくちゃカッコいいですよね。
コンビ AttO(アット)に興味を持たれた方の多くはそのスタイリッシュさに惹かれたのではないでしょうか。
雰囲気的にストッケ(stokke)スクート2やバガブーといった海外ブランドを意識してのものと感じます。
そのくらい、従来のコンビベビーカーのみならず、国内メーカーのベビーカーとは一線を画すデザインは秀逸です。
逆に言えば、コンビ AttO(アット)を買うか迷っている方は、メチャカルなどコンビ内の他シリーズやアップリカ製品のような類似ベビーカーのみならず、デザイン性からストッケ スクート2やバガブーの他、エアバギーにも興味を持つような方々ではないでしょうか?
そういった方にとっての不安が、デザインありきで選んで果たして大丈夫か?という点だと思います。
また周りで使っている人が少ないし、見かけないし、口コミもあまりない。。。
この記事では、コンビ AttO(アット)に興味を持ったけど、心配で迷っている方の背中を押すべく、
次のといった内容を検証したいと思います。
- コンビ AttO(アット) type-L、type-S、type-Cの違い
- ストッケ(stokke)スクート2やバガブー、エアバギーと比較
この辺りは次記事で比較検証します。
コンビ AttO(アット)の特徴を2つに分けてみる
コンビ AttO(アット)の特徴ですが、私見で大きく2つに分けて考えてみます。
①コンビ AttO(アット)固有の、他社に無い特徴は次の3点に尽きると言えます。
- スタイリッシュなデザイン
- 61cmの『超』ハイシート
- 大型タイヤ&抜群の操作性と乗り心地
②一方で、細かな気配りという意味で次のような特徴も備わっています。
- エッグショック搭載
- ハンドルの高さ調節可能
- シートが自動洗濯機対応
- シート下に荷物をたっぷりと置ける
- 専用アクセサリーで自分好みにカスタマイズ可能
コンビ AttO(アット)固有の素晴らしい3つの特徴
コンビ Attoの3つの特徴を紹介します。
素晴らしいコンビ AttO(アット)のデザイン
これについては恐らく興味を持つきっかけになっただろうと思いますので、ボクが多くを語る必要はないですよね。
61cm『超』ハイシートの衝撃 もしもベビーカーの座面が低かったら、、、
コンビ AttO(アット)はシートの高さが61cmもあり、これは非常に大きな特徴と言えます。
しかし、これからベビーカーを買おうとしている方にとって「ハイシート」「座面が61cm」と言われてもピンとこないのではないでしょうか。
簡単に説明しますと「ハイシート」とは赤ちゃんが横たわる座面が高いことです。見たままですね。
座面が高いのはわかったけど、何の特になるの?という点について、もう少し説明します。
座面が高いことの意味を考えるため、逆に座面が低い場合のことを考えてみます。
座面が低い場合の困るポイントをまとめるとこうなります。
- 赤ちゃんの上げ下げでパパママの腰の負担がスゴイ事に
- 赤ちゃんからパパママと遠くて不安にさせてしまう
- シート下のスペースがないため荷物の置き場に困る
- 地熱の影響をもろに受けるため赤ちゃんが暑い(熱い)
ベビーカーシートが低いと腰を痛めるかも?!
ベビーカーを実際に使用するシーンで考えます。
例えば新生児期で3kg、1歳になると9kgもの赤ちゃんをベビーカーに下ろす、或いは抱え上げる必要があります。
その際に高身長な方は勿論ですが、小柄な女性にとっても中腰になります。しかも大切な赤ちゃんなので、置く時や抱え上げる瞬間はそっとしますよね。
これ、結構な重労働なんです。
また、買う前は主に赤ちゃんでの使用を想定されていると思いますが、コンビのAttO(アット)は3歳、15kg程度まで使用可能です。
3歳ではまだお子さんが出先でベビーカーで寝てしまい、抱き抱えたまま家に運び入れることも日常的にあるでしょう。
寝てしまった15kgもの我が子を抱える時にも当然、ベビーカーシートが低ければその分腰の負担が増すのは言うまでもありません。
「ベビーカーの高い」 = 「パパママの距離が近くて安心」
ベビーカーの高さは、パパやママとの距離に直結します。
例えばテーブルに大人が座り、赤ちゃんがベビーカーでそのまま机に横付けするようなシーン。ベビーカーが低いと、皆から赤ちゃんは見えても、赤ちゃんから皆の顔が見えません。これでも赤ちゃんを不安にさせてしまいますよね。
歩いている時も、パパママとの距離はベビーカーの高さによって大きく変わります。
たった10cm、20cmかも知れませんが、まだまだ身の回りの世界に不安いっぱいの赤ちゃんにとって、パパママの顔がきちんと近くに見えることが安心感に繋がるのは言うまでもありません。
ハイシート⇨ベビーカーの下に荷物をたくさん置ける
ベビーカーを初めて買う時には考えることもないと思いますが、実はシート下の荷物スペースってとっても重宝します。
とにかく赤ちゃんと外出する時には荷物が嵩張ります。そんな時にベビーカー下のスペースは荷物を置けるスペースとしてありがたいんですね。
一方ベビーカーのシートが低いとその分スペースが減る上に、取り出し口も狭くなり、なおかつ、地面すれすれになります。
地面すれすれに腰を屈めて、狭いところから荷物を引っ張り出すのは大変ストレスです。
ベビーカーの中はかなり暑い!
赤ちゃんって暑がりですよね。秋冬はともかく、暑い夏は赤ちゃんにとって大変な時期です。
その暑さ。ベビーカーによってはもっと熱くなることをご存知でしょうか?
2011年アップリカ・首都大学共同研究の発表によれば、例えば真夏日で気温が38度の時。地熱が50度にもなり、一般的な高さの38cmのベビーカーだとベビーカー内は40度にもなるそうです。
それが50cmのハイシートベビーカーだと38度程度にまで下がるそうです。
もちろん38度も十分暑いですが、40度となると尋常ではありません。代謝が良い赤ちゃんにとっては’熱い’レベルですね。
ベビーカーの高さによって、温度がこんなに違うとは、衝撃ではないでしょうか。
(全てアップリカ公式サイト出典)
61cm『超』ハイシートの衝撃
3輪タイプのベビーカーにSmooveというシリーズがあり、驚異的に座面が高いと口コミがありますが、それでも58cmです。
因みにエアバギーは40cm程度とかなり低いです。
なお、上に挙げたメリット以外にも、ホコリなどの暴露量も関係(ハイシートの方が赤ちゃんへの曝露量が少ない)するそうです。
コンビ AttO(アット)は操作性も乗り心地も海外ブランドに負けない快適さ
ベビーカーを買う前は、ベビーカーの操作性や乗り心地なんてどれも一緒でしょ?そのように考えている方も多いのではないかと思います。
ボク自身、うかつにもそう考えていました。
しかし、実際には機種により全く違い、操作性の悪いベビーカーはかなりストレスです。
操作性の悪いベビーカーと言えば、各種施設で無料貸出してくれるベビーカーがその最たる例でしょうか。
使用歴も長く、手入れが施されていないことも勿論ですが、恐らく店舗用の商品のため最低限の機能とされているものが多いようです。
従来から、ストッケ、バガブー、エアバギーなどの海外製はタイヤが大きく、良好な操作性と乗り心地を大きなセールスポイントにしていましたし、国内製品は後塵を拝していた、というのはある意味事実だろうと思います。
そんな中コンビ AttO(アット)は操作性と乗り心地にも十分配慮されており、海外ブランドに引けを取らない出来だとボクは感じました。
操作性、特に曲がりやすさ、安定感などは機種によってかなりばらつきがあります。
コンビ AttO(アット)は片手でもひょいひょいっと操作出来ますし、タイヤも非常に大きく、動作時のグラつきもぐっと減り安定感も抜群ですので、ぜひこれは実機で他のモデルと比べると良いと思います。
海外ブランドも操作性や安定感を誇るベビーカーはあることから、他社に「無い」特徴ではありませんが、大きな美点だと思います。
使って初めて実感する隠れたコンビのAttO(アット)の特徴
この他、初めてベビーカーを買う人にとってはそのありがたみが分かりにくいかも知れないけど、よく計算されたコンビのAttO(アット)の隠れた特徴についても述べます。
コンビ AttO(アット)は当然エッグショック搭載
コンビのAttO(アット)には当然ながらエッグショックが搭載されています。
新生児から使用するベビーカーでは、最近のコンビが発売するものではたいていエッグショックは搭載されていますのでコンビの中でAttO(アット)の専売特許ではありませんが、やはり安心感がありますね。
ただ注意点として、コンビ AttO(アット)の中でもモデルによりエッグショックの使用面積や厚みが違います。
モデルごとの違いは次の記事で詳しく解説します。
コンビ AttO(アット)はハンドルの高さ調節可能
コンビ AttO(アット)の隠れたポイントとして、ボクはハンドルの高さ調節が可能なことを結構推しています。
ハイシートの説明で、ベビーカーの高さの利便性をお話しましたが、持ち手のハンドルの高さも使い勝手に大きく影響します。
固定されたハンドルだと腕の角度とハンドルが合わず、長く持っていると結構疲れるんです。
ベビーカーはパパやママ、或いは他の兄弟姉妹が押すことがあると思いますが、特に他の兄弟姉妹が押す時は、ハンドルが固定された状態だとどうしてもぶら下がる形になりがちなので、最悪の場合ベビーカーごとひっくり返ることになります(我が家は経験あり)。
コンビ AttO(アット)はハンドルの高さが調節可能で、ちょっとした気遣いですが、数センチでも自分に合った高さにハンドルを調節出来るとグッと楽になります。
ちなみにコンビのベビーカーはAttO(アット)に限らずたいてい調節可能で、ストッケ スクート2は3段階、エアバギーは公式HPを見ても記載がありませんでした。
アップリカはマルチハンドルという7段階調整可能なモデルもありますが、調節不可能なモデルも多いです。あまりハンドル調節については推していないようです。
こうした部分は、買って使って初めて気がつく部分ですので、さり気なく搭載しているコンビ AttO(アット)の素晴らしさだと思います。
コンビ AttO(アット)のシートは全て自動洗濯機対応
ベビーカーのシート部分って、案外結構汚れます。一番の大敵は夏場の汗。そして食べ溢しの順番でしょうか。
赤ちゃんは代謝が良いですのでただでさえ汗をかきますが、ベビーカーにギュッとくるまると余計に汗をたくさんかきます。そんな時、さくっと洗濯機でシートが洗えることはめちゃめちゃ助かります。
また同時に、洗濯することを最初から考慮した設計のため、シートの脱着も楽です。
他ブランドだとそもそもシートが洗濯可能でも洗濯機不可であったり、デザイン的に脱着が面倒・・・というベビーカーも目立ちます。
他社製品を使って不便を感じていないとそのありがたみが分かりにくいかもしれませんが、コンビ AttO(アット)のシートが自動洗濯機可能=脱着も容易という点は、隠れながらも大きな美点です。
ちなみに、コンビにおいては、最近発売されたベビーカーはAttO(アット)同様に洗濯機対応しています。
コンビ AttO(アット)はシート下の空間をストレスなく活用出来る
ハイシートのメリットでも触れましたが、シート下の空間を活用出来る点は大きなメリットですので改めてお話します。
シートが高い分、当然ですが下に大きな空間が生まれ、この部分に荷物をたくさん置くことが出来ます。
ボク自身もそうでしたが、ベビーカーのシート下の空間なんて、買うまでは全然その意義に気がついていなかったんですが、買ったあとはめちゃくちゃ多用します。
シート下の空間が広いメリットは2つ。
1つは純粋に荷物をたくさん置ける点。そしてもう1つは、荷物の出し入れにストレスが掛からない点です。
狭く、間口が小さいところから荷物を取るのは結構手間で、しかも地面近くにまでしゃがまないといけません。
私見では、多くのメーカーでシート下の空間はおまけ程度で、使い勝手についてそこまで考慮されたデザインではないと感じられます(多くの場合、公式HPにも特徴として紹介されていません)。
一方コンビ AttO(アット)は61cmもの超ハイシートで、シート下のスペースも十分かつ、間口もとても広く設計されており、大きなセールスポイントだと思います。
専用アクセサリーで自分好みにカスタマイズ可能
コンビ AttO(アット)の特徴として、専用オプションが充実していることも挙げられます。
定番のレインカバー以外に、複数のポーチタイプのオプションが準備されています。
シート下のデザイン同様、お出かけの荷物の負担軽減へのコンビの情熱が伺えます。
コンビ正規品は比較的高価ですので、他社で類似製品を探すのも一つかも知れません。
●Amazonにはベビーカー用バッグランキングなるものもあります(びっくり)。
コンビ AttO(アット)の大きさも重さも特別気にしなくて大丈夫
コンビ AttO(アット)の重さは平均的な重量
まずは重さについて先に説明します。コンビ AttO(アット)の重量はモデルにもよりますが6.7から7.1kg。対してメチャカルαが5.1kgと差はあります。
しかし、アンブレラも6.7kgと同値であり決してAttO(アット)が重いわけではありません。
アップリカだとスゴカルに相当するラクーナが5.4kg、AttO(アット)やアンブレラに相当するオプティアが7.4kgでコンビ、アップリカはほぼ同等のラインナップです。
海外ブランドに目を向けるとストッケ スクート2は何と12.8kg、バガブービー5は8.9kgとかなり隔たりがあります。
つまりAB型ベビーカーにおいてはコンビ AttO(アット)は決して重くないと考えて良いと思います。
コンビ AttO(アット)の大きさも一般的
次にコンビ AttO(アット)の大きさについて見ていきます。
細かいサイズを列挙してもピンとこないと思いますので書き連ねませんが、コンビ AttO(アット)も突出したサイズではありません。
その証拠に、A型ベビーカー(対面可能)としては軽さを推しているコンビ スゴカルαとの違いも、幅が数センチ程度です。むしろ前後径で言えばAttO(アット)の方が数センチ短いくらいです。
同じセグメントで言えばアップリカなども同様です。
つまり、大きさとしてもコンビ AttO(アット)は構える必要はないと思います。
ベビーカーの大きさや重さで考えるべきこと 電車を使うなら幅が重要
Entrance Gates of Kuala Lumpur Train System / wuestenigel
そもそもベビーカーの大きさや重さについて、どういった点を気をつければ良いのでしょうか?
ベビーカーの使い方は当然ながら多種多様であり、必ずこう考えるべきというものはありません。
重たくともデザイン重視の方もおられるでしょうし、軽さ重視の方もおられるでしょう。ただ重さ以外にも幅は事前に把握することをおすすめします。
なぜなら公共交通機関でも電車の改札の幅が55cm以下であることも多いからです(出典はいろいろありますが、例えばWikipedia)。
つまり、幅が55cm以上のベビーカーだと改札を通り抜けられない可能性があるということです。
電車をよく利用される方も勿論、帰省時には電車で、という方もベビーカーの幅が55cm以下かどうかは事前に把握すべき重要なポイントです。
話をコンビ AttO(アット)に戻すと幅は51cmと十分余裕のあるサイズで、勿論スムーズに改札は通ることが出来ます。
ちなみにコンビ、アップリカのABタイプのベビーカーはいずれも55cm未満で、YoYo、エアバギー、バガブービー5、イングリッシーナも同様です。
(アップリカも3輪タイプのスムーヴは55cm)
ストッケ スクート2は幅が55cmですので改札によっては通らない場所もあるかも知れません。
クイニーザップは58cmは大きく注意が必要です。
つまり、コンビ AttO(アット)は大きさも幅も重さもAB型ベビーカーとしては標準的であり、過度に心配する必要はないと思います。
恐らくハイシート故に、見た印象が大きく感じるのだと思います。
コンビ AttO(アット)のデメリット、買う前に気をつけること
このように素晴らしい特徴を持ったコンビ AttO(アット)ですが、いくつかのデメリットと、買う前に留意すべき点を紹介します。
- 高い
- AB型ベビーカーの平均程度には大きい
- 前後の付け替えの注意
- 口コミが少ない
ボクが考えるコンビ AttO(アット)のデメリットとしては上記くらいだと思います。
まずは避けて通れない予算についてです。
コンビ AttO(アット)は確かに高額
コンビ AttO(アット)は確かに高額です。これは頑然とした事実であると思います。
モデルによりますがコンビ AttO(アット)の定価は50,000円から80,000円。実売価格も大きく値下がりしておらず未だ同等です。
コンビだとスゴカルαも50,000程度で変わりませんが、アマゾンや楽天を覗くと、コンビやアップリカの新旧モデルが30,000円から35,000円程度でも販売されており、結構な価格差があります。
またモデルによってはエアバギーやストッケスクート2も十分射程距離に入る価格帯です。
こればかりは欲しい具合と予算で相談する他ありませんが、コンビ AttO(アット)の予算は安いとは到底言えず、デメリットと言えそうです。
とは言え価格差が15,000円だとしても、新生児期から3年ほど使用するものですので、延べ使用期間で考えると十分元が取れる価格差だと個人的には思います。
コンビ AttO(アット)が一般的な重さ、大きさであることは知っておくべき
まずは大きさと重さについてです。
上に書いたように、過度に心配する必要はありませんが、小型・軽量を売りにするベビーカーとは違うことは知っておくべきでしょう。
コンビ AttO(アット)のシートの前後の付け替えについて むしろメリット?
シートの前後付け替えについても一応留意が必要です。
一般的なAB型ベビーカーでは、赤ちゃんの乗るシートの向きは替えず、ハンドルを前後に倒すことで対面・前向きかを切り替えることが多いのに対し、コンビ AttO(アット)では本体は動かさず、シートの前後を入れ替えて付け替えることで対面・前面可能としており、その点をデメリットと挙げる方もいるようです。
お店で試しに付け替えると、初めてのことで慣れないこともあり、一般的なハンドルの向きを切り替えるタイプの方が楽で、もしかしたらコンビ AttO(アット)は面倒だなと感じるかも知れません。
しかし、以下の理由でデメリットにはならないとボクは考えます。
まず、使用する上でベビーカーの前後の向きを頻回に切り替えることは比較的少ないとボクは思います。
というのも、新生児期からしばらくはずっと対面で、赤ちゃんがある程度大きくなり周囲へ興味を持つようになれば前向きに座ります。
その過渡期に、時に前向きにし、寂しそうな素振りを見せたらまた対面に戻すという時期は確かにあります。しかし過渡期はそんなに長くは無いと思います。
つまり、切り替えを多く必要とする時期は過渡期のある一定の期間のみですし、またその頃には扱いに十分慣れますので特にストレスなく切り替えられると思います。
むしろ海外ベビーカーでよく見られるベビーカーにベビーシートを装着させるトラベルシステムでは、前後を入れ替える方法は一般的です。
ボク自身従来のハンドル操作のみで切り替えるタイプも、シート付け替えタイプの海外ベビーカーも使用していましたが、デメリットだとは全く感じませんでした。
またこのシート付け替え方式はタイヤの安定性にも繋がります。
ハンドルを前後に動かすことで、前向き対面を切り替える一般的なベビーカーだと、進行方向が前後どちらにも行けるようなタイヤが必要になります。
そのためには4輪とも自由に動かねば操作性が落ちますので、若干ですが個々のタイヤの安定性は落ちてしまいます。
対してシートを付け替えるコンビ AttO(アット)は本体の前後の向きは変わらないため、常に進行方向は一定となり、安定性は増します。
私見ではシートを付け替え方式に替えたことでタイヤの安定性が増すことから、ボク自身はメリットだとむしろ考えるほどですが、前後の付替えをデメリットと指摘されている方もいますし、確かに国内の一般的なベビーカーとは違うため、留意点として挙げておきます。
コンビ AttO(アット)の口コミ、レビューが少ない
その他コンビ AttO(アット)のデメリットとしては周囲に使っている人や口コミが少ない点が挙げられます。
コンビのほかシリーズにしてもアップリカにしても、過去何代にも渡ってシリーズを作って来ていますので、現行型ではなくとも誰かしら周りに使用経験がある人がいると思います。
そういった人から「使い勝手が良い・悪い」という生の声を聴くことが出来れば安心して購入出来ますが、残念ながらコンビ AttO(アット)は発売して日も浅く、周囲に使用経験者は少ないと思います。
またネットで口コミを探しても、まだ少ないのが現状でしょう。
ただ、Amazonの口コミやTwitterやブログを見る限り、手放しで褒める声も多く、こればっかりは先行者につきものですので、心配なら店頭で何度も触って比べるのが良いかと思います。
従ってボクが思うに予算が高価な点を除けばコンビ AttO(アット)に根本的なデメリットはないと考えます。
どんな人にコンビ AttO(アット)は向いているのか?
ここまでコンビ AttO(アット)の特徴をまとめてきました。
コンビ AttO(アット)が向いている人は、
- 所有欲を唆られる秀逸なデザインを評価出来る人
- 平地でよく利用する人
- 走行性や押しやすいベビーカーを探している人
- 多少の力仕事(上げ下げ)にも耐えられる人
- 荷物が多めの人(シートスペースの活用)
逆に他モデルを検討した方が良いかも知れない人として、
- 力仕事には全く自信が無い人、とにかく軽い方が良い人
- 平地ではあまり使用せず、公共交通機関での移動が主な人
- 周囲とは違うものは好まない人
- 出来るだけ低予算が良い人
とボクは考えます。
コンビのAttO(アット)を安く買うには?
コンビのAttO(アット)とはどんなベビーカーであるか、その特徴を説明し、コンビのAttO(アット)に向いている人と向かない人について長々と説明してきましたが、最後にコンビ AttO(アット)を安く買う方法について説明してこの記事を終わりにしたいと思います。
コンビ AttO(アット)は発売後間もないため、あまり値引きされていません。
Amazonは急に値段が下るため、実際に購入される時にはAmazonも確認することをお勧めしますが、定価販売に近いものは楽天市場でのポイント還元の方がやはりお得ですね。
2019年7月現在ママ割なるイベントでコンビ AttO(アット)10%以上のポイント還元も複数の店舗で確認出来ます。定期的にこうしたイベントは開催しており、時期によってはさらにお得に買えることも出来ると思いますので探してみて下さい。
コンビ AttO(アット)のモデルごとの違いについては次の記事で紹介しますので参考にしてみて下さい。