こんにちは「とある医師」です。
皆さんはiPhoneにAppleCare+を付けていますか?でも正直に言ってAppleCare+って高く感じますよね。
- AppleCare+入りたくても、とにかく高くて、、、
- とりあえず「なし」で過ごしている、、、
AppleCare+の良さは分かっても、価格が理由で加入を断念している方も多いのではないでしょうか。
その場合「絶対に割れてなるもんか」と頑丈なケースを購入し、結果とてもiPhoneが重くなっている方もいるのでしょう。
そんな方々の強い味方が「スマホの保険」です。
この記事ではAppleCare+と巷のスマホの保険を比較して、どちらが得か?について徹底検証したいと思います。iPhone以外の方にとっても「どのスマホ保険が得か?」という点では共通するのでぜひご覧下さい。
- AppleCare+と比べてスマホ保険の損得、メリットデメリットを比較!
- どのスマホ保険がお得か?
- 【予算】、【目的】、【機種】ごとのおすすめのスマホ保険
- クレジットカード保障という裏技も?!
この記事では以下の内容で記しています。長い記事ですので興味あるところからお読み下さい。
基本となるAppleCare+のまとめ
まずは基本のAppleCare+についてまとめます。
実はボクはそもそもAppleCare+肯定派で、iPhoneにはAppleCare+は必須の保険と考えており、まとめ記事があります。AppleCare+とは何か?についてはその記事から一部改変し引用します。
- AppleCare+は2年間、過失も含め特別料金で修理
- 加入費と修理費が合計費用
- 盗難・紛失に対応するなら+2,200円(盗難・紛失プラン)
AppleCare+は料金体系が特殊で、加入後の修理費は一律ですが、加入費は機種ごとに異なります。
AppleCare+ のサービス料(修理費用)は?
- 画面の損傷3,700 円(税込)
- 過失や事故によるそのほかの損傷12,900 円(税込)
- 盗難または紛失12,900 円(税込)
修理費は機種に関係なく、一律となります。
そしてここでは挙げませんが、加入費が機種ごとに異なるわけです。
そんな機種ごとの加入費と、上記修理費を加えた合計金額の一覧表が↓の表です。
因みに盗難・紛失は盗難・紛失プランのみが対応していますので盗難・紛失は盗難・紛失プランで計算しています。
画面修理と本体修理は最も安いAppleCare+ for iPhoneで計算し、全て税込み価格です。
モデル名 | 画面修理 | 本体修理 | 盗難・紛失 |
iPhone 12 Pro Max |
28,780
|
37,980
|
40,180
|
iPhone 12 Pro | |||
iPhone 12 |
22,180
|
31,380
|
33,580
|
iPhone 12 mini | |||
iPhone SE(第2世代) | 13,380 | 22,580 | 24,780 |
これらは1度の修理、交換についてをまとめたものです。
AppleCare+は1年に2回までサービスが利用出来ます。1回ごとの修理費用は破格なので、サービスを受ける回数が増えれば増えるほどお得になります。
前回記事でもAppleCare+は入るほうがお得か?という点については、「保険」としてはAppleCare+はお得だと書きました。
ただ高いことも事実で、他に選択肢はないのかな?という疑問に答えるのがスマホ保険です。
- AppleCare+と比べてスマホ保険の違いや損得を紹介していきます
スマホ保険の保証内容と選ぶポイント
そのスマホ保険ですが、実は会社により保証内容が異なります。
保証内容としては以下の5つが基本で、カバーされるかは会社によります。
スマホ保険の保障内容は5つ
- ガラス・画面修理
- 本体修理
- 水漏れ・水没
- 盗難・紛失
- 全損
ガラス・画面、本体を問わず修理費用は補償額の違いはあるものの、どの保険でも保障されます。また水漏れや水没も多くの場合カバーされています(一部の格安プランを除く)。
実は会社や、プランごとに大きくことなるのが、盗難・紛失と、全損時の取り扱いです。保険やプランによっては全く保証対象とならない場合もあるので契約前に注意が必要です。
スマホ保険の盗難・紛失や全損時の補償額は低め
また盗難・紛失や全損時は、新規に買い直そうと思えば当然高額となりますが、残念ながらスマホ保険の場合、補償額は低めです。
最大25,000円か30,000円、あるいは補償上限額の半額になります(詳細は後述します)。
一方でAppleCare+は、基本全額保障です。盗難・紛失は追加2,200円の盗難・紛失プランへの加入が必要です。
スマホ保険 選び方のポイント
次にスマホ保険を選ぶポイントを挙げます。実はスマホ保険の選び方のポイントは、スマホの使い方、買い方とリンクしています。そして当然ながら補償内容と保険料があります。
そして忘れがちなポイントとして補償を受ける時に自己負担金の有無や、保証対象外期間が保険会社によって異なります。あまり紹介される点ではないですが、ユーザーとしては重要なポイントだと思います。
- 新品/中古
- キャリア契約/格安SIM契約
- 補償内容と保険料
- 自己負担金の有無
- 保証対象外期間の有無
実は会社によって、中古端末が加入不可だったり、キャリア契約端末のみが対象だったり、逆に格安SIM契約のみが対象という保険もあります。
のちほど紹介しますが、Mysurance株式会社が提供する「スマホ保険」は、対象が格安SIM契約の端末に限られており、ドコモ、au、ソフトバンクのユーザーは、契約出来ません。楽天モバイルは契約出来るようです。
Mysurance株式会社が提供する「スマホ保険」以外の保険は大手、格安SIMを問わず使えます。
中古端末を扱う方が情弱である場合は少ないと思いますので、この記事では以下新規にiPhoneを購入する場合を想定してまとめていきます。もちろんiPhone以外のスマホでも通用する内容ですのでご安心下さい。
自己負担金や保証対象外期間も重要
実際比較してみると、保険会社によって、自己負担金がある会社、無い会社があります。
また加入してしばらくは補償されない、保証対象外期間を設ける会社もあります。
- 「自己負担金がいる」なんて知らなかった、、、
- 「保証されない期間がある」なんて知らなかった、、、
スマホの保険にはどんな会社、プランがある?
2021年1月現在スマホの保険で主だったものとしていくつか挙げると、
- 「モバイル保険fa-external-link」
- モバイル補償fa-external-link」
- スマホ保険(Mysurance株式会社)fa-external-link」
- スマホ保険(株式会社justInCase)fa-external-link」
概ねこの4つが主流です。他にもネットで検索すると出てくるかも知れませんが、HPが探せなかったり、光通信回線契約者のみが対象など、契約出来る人が限られているものは割愛しました。
このうち『スマホ保険』という名称で2つの会社から販売されており、区別出来ないことから会社名を併記しています。
「モバイル保険」の特徴
「モバイル保険」の特徴は、とにかく非常にユーザーに優しい保険です。
「モバイル保険」の特徴はいくつかあります。
「モバイル保険」は最大3台まで契約可能
まず何と言っても、3台までが補償の対象となることでしょう。
スマホのみならずパソコンやNintendo Switchなどの端末も、1つの保険で補償に含まれるというとてもありがたい保険です。
(保証される内容は若干異なります)
ただ例えば夫婦のスマホ2台を1つの契約でまとめて補償という契約は出来ません。
未成年を除き基本は使用者が同一である対象物に限られます。
「モバイル保険」は補償が広く、分かりやすい
そして補償の対象が「故障」、「外装破損」、「損壊」、「水濡れ」および「盗難」と幅広いことも特徴です。
逆に「紛失」は保証対象外です。
また補償内容も非常に分かりやすく、
- 年間最大10万円まで補償 (主端末・副端末/修理可能・不能あわせて)
- 自己負担金0円
「モバイル保険」は保証外期間がないのみならず、初月は保険料無料
スマホ保険には保証外期間があると言いましたが、「モバイル保険」は何と保証外期間がないのみならず、何と初月は保険料無料というとんでもないサービスです。
高額なスマホほど「モバイル保険」はおすすめ
AppleCare+は機種により保険料が大きく異なります。
一方で「モバイル保険」は機種により保険料が変わりません。これは実はとっても大きな特徴です。
iPhone 12 Pro Maxなどは非常に高額ですので、同じ額で補償が受けられるという割安感がありますよね。
つまり高額なスマホほど「モバイル保険」は割安です。
最後のまとめでも紹介しますが、
- 「モバイル保険」はユーザーに優しくとってもおすすめ
- 高額なスマホほど割安
- 複数の端末を保障するのは「モバイル保険」のみ
「モバイル保険」はとってもおすすめと個人的には考えます。
「モバイル保険」についてさらに深堀りする記事もあります。合わせてご覧下さい。
「モバイル補償」の特徴
「モバイル補償」は3つのプランがあり、補償内容は共通です。
最安値月額440円(税込)から3段階で保証プランがあり、補償額が異なります。
「モバイル補償」は紛失・盗難は対象外
モバイル補償の保証内容のうち、紛失・盗難は対象外です。
「モバイル補償」は保証外期間が設定
モバイル補償は加入月と翌月が保証外期間になっています。
さらに3ヶ月は上限が50%という大きな制約がかかっています。
上の「モバイル保険」とは大違いです。個人的には残念ながら
- 保証内容も保険料も特徴がない
- 保証外期間が設定されている
- どれをとっても「モバイル補償」はメリットが乏しい。。。
と感じずにはいられません。
「スマホ保険(Mysurance株式会社)」の特徴
Mysurance株式会社が提供する「スマホ保険」は月額200円〜と最安値です。
でも残念ながらいくつか注意点があります
「スマホ保険(Mysurance)」は格安SIM限定
まず何と言っても「スマホ保険(Mysurance)」は格安SIM限定であることでしょう。
ドコモ、au、ソフトバンクという大手キャリアは契約出来ないとはっきり記載されています。
逆にいえば格安SIMユーザーには大きなメリットかも知れませんね。
「スマホ保険(Mysurance)」のライトプランは実用に耐えにくい
「スマホ保険(Mysurance株式会社)」にはライトプランとスタンダードプランの2つがあります。
ライトプランは月額200円と破格ですが、保証内容として「故障」は対象外で、「破損・汚損」に限定です。
「破損・汚損」と「故障」の定義がどこにも書いていませんが、AppleCareとの比較の仕方を見ると、画面修理と、本体修理に対比させるような書き方なので、その理解を前提にします。
「スマホ保険(Mysurance)」のライトプランは、「画面修理だけに掛ける保険」と考えられるので、いくら保険料が破格でもかなり限定的と言わざるを得ません。
個人的な印象で言えば、
- 「月額200円〜」とアピールするための【釣り】、、、?
「スマホ保険(Mysurance)」 スタンダードプランの特徴
「スマホ保険(Mysurance株式会社) 」スタンダードプランの特徴は、補償金額は10万円までと十分であることがまず大きなメリットです。
一方で自己負担金が3,000円必要であること、修理不能の全損が補償されないことはデメリットと言えるでしょう。
(ただしはっきりと明記されておらず、「修理できなかった場合は調査費を支払う」という注意書きから判断しました)
今回いろいろ調べたサイトの中で、スマホ保険(Mysurance)はHPの記載が最もチープで、不十分に感じます。質問しようにも問い合わせ先も見つけられませんでした。
保証内容やQ&Aも記載が乏しく、個人的には信頼しようとはどうしても思えませんでした。
- スマホ保険(Mysurance)は補償内容も保険料も特徴がない
- HPの記載も不十分に感じる
- どれをとってもスマホ保険(Mysurance)もメリットが乏しい。。。
と感じてしまいます。
「スマホ保険(株式会社justInCase)」の特徴
「スマホ保険(justInCase)」の特徴は非常に分かりやすいこと、ユーザーファーストであることです。
「スマホ保険(justInCase)」は最も保証内容が広い
「スマホ保険(justInCase)」は一般的な修理、故障、水漏れに加え盗難はもちろん紛失もカバーされます。また上限はありますが、全損時もカバーされるなど、今回の4つの保険会社で最大のカバーです。
自己負担金の有無を選択出来る
「スマホ保険(justInCase)」は、補償を受ける際の自己負担金の有無を予め選ぶことが出来ます。
自己負担金3,500円を保険請求時に負担するか、自己負担金0円とするかで毎月の保険料も変わりますが、希望により自己負担金の有無を選ぶことが出来るのはAppleCareを含め「スマホ保険(justInCase)」のみです。
保険料、補償額が機種ごとに変動かつ、保険が安くなる
「スマホ保険(justInCase)」は、機種により保険料も異なり、それに呼応するように補償金額も連動します。
例えばiPhone SEだと、自己負担金ありの場合、当初は月額355円で補償額上限は49,800円とiPhone SE本体分です。
保険を使うことなく3ヶ月無事なら、以後約250円まで保険料が下がります。
対してiPhone 12 Pro Maxだと同じく自己負担金ありで月額約900円からスタートし、4ヶ月目から約630円にまで下がります。
保険料が上がる分補償額上限も上がり、約13万円と同じく本体新品価格同等です。
- 「スマホ保険(justInCase)」は補償内容が最も広く、紛失も全損もカバー
- 保険料や自己負担金の有無など選べる自由度が高い
- 丁寧に使うと保険料が安くなる
と、めちゃくちゃ魅力的な選択肢だと感じます。
各スマホプランを完全網羅した一覧表
ここまで紹介した各スマホプランについて、保証内容などを網羅した一覧表を作ってみました。
AppleCare+ | モバイル保険 | モバイル補償 | スマホ保険 justInCase |
スマホ保険
Mysurance |
||||||
for iPhone |
盗難・紛失プラン
|
シンプルコース | スタンダードコース | プレミアムコース | スマホ保険 | スタンダードプラン | ライトプラン | |||
契約 | キャリア契約 |
◯
|
✕ | |||||||
格安SIM | ◯ | |||||||||
保証内容 | ガラス・画面修理 |
制限なし
|
10万円まで
|
1万円まで
|
2万円まで
|
3万円まで
|
機種ごとに上限が設定
|
10万円まで
|
◯ | |
本体修理 |
✕
|
|||||||||
水漏れ・水没 | 1万円まで | |||||||||
盗難 |
✕
|
制限なし
|
✕ | |||||||
紛失 | ✕ | ✕ | ||||||||
全損 | ✕ | 25,000円まで | 30,000円まで | 40,000円まで | 50,000円まで | 支払い上限の50% | ✕(?*1) | |||
海外での補償 | 恐らく可能 | ✕ | ◯ | |||||||
自己負担 | 必要(修理内容による) | 不要 | 選択可 | 必要 | ||||||
月額(税込) | 機種による | 700 | 440 | 660 | 880 | 機種による | 470 | 200 |
非常に細かい内容になってしまいましたので、ここからはご自身にあったプラン選びを目標にまとめていきます。
まず、各プランで紹介した「モバイル補償」と「スマホ保険(Mysurance)」のいずれのプランも、残念ながら敢えて加入するメリットは無いと感じますので、以後割愛します。
つまり実際に加入するスマホ保険として考えた場合の候補は、
- AppleCare+とモバイル保険、スマホ保険(justInCase)の3つの会社
この3つの会社に絞られました。
そして実際に自分がスマホ保険にはどのプランが良いか?を選ぶために、目的や保証内容ごとにプランを選んでいきましょう。
【目的】【保証内容】別スマホ保険の選び方
「AppleCare+」と「モバイル保険」、「スマホ保険(justInCase)」3つの会社の保証内容などの一覧表です。
前提としてどの保険も大手キャリア、格安SIMキャリアともに契約可能です。
AppleCare+ for iPhone |
AppleCare+
盗難・紛失プラン |
モバイル保険 | スマホ保険 justInCase |
||
保証内容 | ガラス・画面修理 |
制限なし
|
10万円まで
|
機種ごとに上限が設定
|
|
本体修理 | |||||
水漏れ・水没 | |||||
盗難 |
✕
|
制限なし
|
|||
紛失 | ✕ | ||||
全損 | ✕ | 25,000円まで |
支払い上限の50%
|
||
海外での保障 | 恐らく◯ | ✕ | |||
自己負担 | 必要 | 不要 | 選択可 | ||
月額(税込) | 機種による | 700 | 機種による |
表に示していないですが、「モバイル保険」は、「3台まで契約可」「補償開始月の保険料は無料」という独自のセールスポイントがあります。
3つのスマホ保険は、「画面修理」、「本体修理」、「水没」の保障に大きな差はありません。
保証内容から選ぶポイントとしては盗難、紛失、全損です。
他に「複数台保障が受けられるか?」「自己負担金の有無」がポイントになります。
特殊な例として海外でも保障されるか?という点にも違いがあります。
最後に予算ごとでも考えてみます。
盗難・紛失、全損まですべてカバーしたい
保険なのだからどんなリスクに対してもカバーしたい、と考えた場合は「スマホ保険(justInCase)」のみが候補になります。

【盗難・紛失、全損まですべてカバー】
- スマホ保険(justInCase)
ただし全損へ補償されると言っても保障上限額という概ね本体価格の50%が上限になっています。
- 「画面修理」、「本体修理」、「水没」のみをカバー⇢「AppleCare+ for iPhone」
- 「盗難」までカバー⇢「モバイル保険」
- 盗難・紛失までカバー⇢「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」
- すべてをカバー⇢「スマホ保険(justInCase)」
海外での事故・紛失・盗難もカバーしたい
海外でトラブルを受けた時、「AppleCare+」は基本的に保障の対象となります(実際の細かい規定はHPをご確認下さい)が、「モバイル保険」と「スマホ保険(justInCase)」は国内のみが保証対象です。
記事途中から、保証内容の乏しさなどから割愛しましたが、実は「スマホ保険(Mysurance)」は海外での事例でも保障が受けられます。海外旅行・出張が多い格安SIM利用者は候補になります。

【海外でのトラブルでも保障を受けたい】
- AppleCare+
- スマホ保険(Mysurance)
1つの保険で複数台をカバーしたい
「モバイル保険」の特徴でも説明した通り、基本的にはスマホ保険は1台に1つの契約ですが、「モバイル保険」に限っては主契約1台と副契約2台、合わせて3台を1つの保険で賄う事ができます。
スマホ2台持ちの方はもちろん、パソコンやNintendo Switchなどゲーム機も対象です。
またお子さんのスマホを親御さんの名義で契約することも可能です。
ただ残念ながら夫婦など成人2人のスマホ2台を1つの保険で契約することは出来ないようです。
いずれにせよ月額700円で最大3台まで保障されるのはモバイル保険のみですし、非常にお得な保険になります。
自己負担金なしのスマホ保険
スマホ保険の代名詞である「AppleCare+」は、簡単に言うと保障を受ける際のサービス料金を大きく減額するシステムで、画面修理や本体修理などはそれぞれサービス料が必要です。
こうした自己負担金を設定している保険と、設定していない保険があります。
- 保険料を払っているのに、いざサービスを受ける時にもお金が要るの??
- 追加料金は支払いたくない、、、
と感じる方は自己負担金の無いスマホ保険を選びましょう。
自己負担金の無いスマホ保険は「モバイル保険」と、「スマホ保険(justInCase)」は自己負担金の有無を契約時に選択出来ます。もちろん「自己負担金なし」の方が若干月額の保険料が高いです。

【自己負担金なしのスマホ保険】
- モバイル保険
- スマホ保険(justInCase)の自己負担金なしコース
【予算別】スマホ保険
最後にとりあえず予算を見て考える、という方のために【予算別】スマホ保険を考えます。
まず大前提の再確認です。
- 「AppleCare+」と「スマホ保険(justInCase)」は機種により保険料が異なる
- 「モバイル保険」は一律料金
「AppleCare+」の保険料の注意点です。今後日本でも分割払いが出来るようになるという噂がありますが、2021年1月現在日本では一括払いのみとなっています。
従ってここでは2年分の一括払いを単純に24で割った額を比較のために挙げていることにご注意下さい。
また「スマホ保険(justInCase)」は3ヶ月経過した時点で、安全に使えていれば30%保険料が下がるというありがたいシステムを採用している点にも注目です。
スマホ保険 機種ごとの保険料 一覧表
AppleCare+ |
モバイル保険
|
スマホ保険 justInCase |
|||
for iPhone
|
盗難・紛失プラン
|
自己負担金なし | 自己負担金あり | ||
iPhone 12 Pro Max |
1050
|
1150
|
700
|
1000 ⇢700 |
900 ⇢630 |
iPhone 12 Pro | 920 ⇢640 |
810 ⇢560 |
|||
iPhone 12 |
770
|
860
|
790 ⇢550 |
680 ⇢470 |
|
iPhone 12 mini | 690 ⇢480 |
580 ⇢400 |
|||
iPhone SE | 400 | 500 | 470 ⇢330 |
360 ⇢250 |
表の数字は2021年1月現在の税込価格の概算値を記載しています。
また「スマホ保険(justInCase)」は開始後と3ヶ月経過後、最大30%低下した際の数字を記載しています。
ここからは2021年1月の代表的なiPhoneとして最も高額なiPhone 12 Pro Maxと比較的安価なiPhone SEを例に保険料と保証内容を考えましょう。
【予算別】iPhone 12 Pro Maxにおすすめのスマホ保険
本体が高額なiPhone 12 Pro Maxの場合「AppleCare+」は非常に高額になってきます。また「AppleCare+」の場合、サービスを受ける場合は追加サービス料が必要であることも注意が必要です。
金額的には「モバイル保険」と「スマホ保険(justInCase)」の一騎打ちかと感じます。
「モバイル保険」と「スマホ保険(justInCase)」は概ね保険料も近いですので保証内容で判断する方が良いのかも知れません。
- 加入月0円、かつ複数台を1つの保険で賄えるのが特徴の「モバイル保険」
- 保障が広く、紛失までカバーするのが「スマホ保険(justInCase)」
個人的にはスマホ以外にもタブレットやパソコンが保障対象の「モバイル保険」推しです。
【予算別】iPhone SEにおすすめのスマホ保険
iPhone SEだと本体価格が安い分、「AppleCare+」もかなり安くなっています。
AppleCare+なら月額100円で紛失・盗難という最悪のケースもカバーされる「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」が相当お得でおすすめです。
また「スマホ保険(justInCase)」は最安値250円と破格の一言ですので保障も広く大変おすすめです。
「モバイル保険」は一律700円ですのでiPhone SE単体に対してだと割高な感も否めませんが、複数台で契約される場合には候補になると思います。
- iPhone SEならAppleCare+ 盗難・紛失プランも安くおすすめ
- 破格なのはスマホ保険(justInCase)
- モバイル保険は複数端末契約時には候補
条件付きで最強?!クレジットカード(セゾンカード)の携行品保障
長々とスマホ保険についてまとめてきましたが、スマホ保険についてネット記事を探すと「クレジットカードの付帯条件の携行品損害保険が適応されることがある」と裏技的におすすめする記事もあります。
これ、本当でしょうか?
ということでクレジットカードの付帯条件についても記しておきます。
クレジットカードの保険は?
現在スマホの取得率は高く、また本体は以前に比べ高額で、その割に一般的保険商品よりも破損頻度が高いことが原因だと思われますが、主だったクレジットカードではスマホは対象になりにくいようです。
数年前の記事当時では対象でも、その後スマホが保障の対象からこっそり外れていることもあるようです。
そんな中、セゾンカードのお買物安心プラン 充実コース[Y]というプランが2021年1月現在でも有効です。
セゾンカードのお買物安心プラン 充実コース[Y]はある意味最強
- 日本国内・海外を問わず、補償開始日以降にセゾンカードで購入した商品が購入日から180日間に破損・盗難などにより損害を被った場合、または日本国内において外出中に携行品(※)が破損や盗難などの偶然な事故により損害を被った場合に保険金をお支払いいたします。
- ※携行品とは居住している住宅外において身につけているもの、移動をともにしているものをいいます。
- カードで購入した商品以外も補償の対象となります。
- 携行品 補償限度額10万円(現金等3万円)[自己負担額1,000円]
この保証に対してお値段は何と月額300円で10万円まで保障!しかも破損・盗難までカバーしており確かに最強です。
ただ残念ながらこのプラン、購入後180日限定保障です。
つまり、継続使用においての役目は限定的なんですね。
ただ逆に言えば180日間においては確かに最も安く、最も広くカバーしてくれているのも間違い有りません。
AppleCare+は購入後30日以内しか加入出来ませんが、一般のスマホ保険は購入後180日後でも加入出来ます。
つまり、まずはセゾンカードの保険に加入⇢180日経過でスマホ保険に切り替える、というのが最強かも知れません。
セゾンカードにも種類がたくさんあり、いろいろなお店とコラボしたカードがあります。年会費も無料ですのでこの機会に入るのもおすすめです。
詳しくはセゾンカード公式サイトをご覧下さい。