こんにちは「とある医師」です。
毎年発売されるiPhone。書い直すかどうかの悩みはつきませんが、買おう!っと選んだあとに五月雨式に出てくるAppleCare+について、土壇場で焦る方も多いと思います。
この記事ではiPhone12やiPhone SEの保険として、
こんな内容を記したいと思います。
モバイル保険の口コミや評判が気になる方は、口コミを多くまとめた記事もありますので、そちらもご覧下さい。
公式HPも非常にわかりやすく説明されていますのでぜひご覧下さい。
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AppleCare+と「モバイル保険」の違い
さて、今回比較するAppleCare+と「モバイル保険」ですが、そもそもいくつか基本的な部分で決定的に異なることに注意が必要です。
まずAppleCare+は加入するための費用であり、修理を受ける際には別途サービス料(自己負担金)が必要です。
対して「モバイル保険」は修理に必要な金銭に対し保障する、というものです。いわゆる「保険」ですね。
従って、AppleCare+と「モバイル保険」はどっちが安いか?と考えた場合、単に加入料である機種ごとのAppleCare+費用を比較しても全く意味はありません。
費用面は後述するとして、まずは比較するためにプランの違いからまとめます。
AppleCare+と「モバイル保険」 プランの違い
【AppleCare+はプランは2つ】
- AppleCare+ for iPhoneとAppleCare+ 盗難・紛失プラン
【モバイル保険はプランは1つ】
- プランは1つ
実際ご自身で加入する時はプランを絞る必要があるため、AppleCare+ for iPhone、AppleCare+ 盗難・紛失プランと「モバイル保険」を比較していきましょう。
AppleCare+と「モバイル保険」基本設計の大きな違い
まずは基本的な部分での違いをまとめます。
メリットを赤字、デメリットを青字にしています。
【AppleCare+】
- 「AppleCare+」はサービス料の減額を受ける特典
- 修理など各サービスを受ける時には、別途サービス料(自己負担金)が必要
- AppleCare+(加入料)は機種ごとに異なる。サービス料はどの機種でも一律
- 手厚いサポートが受けられる
- エクスプレス交換も選択出来る
- 保険料は2年分一括支払い
- 機種変更には対応しない
- 全損は保証対象外
【モバイル保険】
- 複数端末を1つの保険で保障
- 修理費用に対して上限10万円までが保障
- 自己負担金は0円
- 毎月払い。解約手数料もなし
- 機種変更しても継続利用可
- 全損も25,000円まで保証される
これだけを見るとAppleCare+はデメリットが目立つことに対して、「モバイル保険」はメリットが目立ちますが、もう少し細かく内容を見ていきましょう。肝心要の保証内容です。
AppleCare+と「モバイル保険」 保証内容の違い
AppleCare+も「モバイル保険」も画面修理、本体修理、水没に対する保障はある程度同様に受けられます。
違いは、紛失・盗難と修理不能時・全損時の保障です。
【共通点】
- 画面修理、本体修理、水没は補償対象(費用などは異なります)
【保証内容の違い】
- AppleCare+ for iPhoneーー「紛失」「盗難」は保証対象外
- 「モバイル保険」ーー「盗難」は保障範囲。「紛失」は保証対象外
- AppleCare+ 盗難・紛失プランーー「盗難」「紛失」までカバー
- (AppleCare+ for iPhone < モバイル保険 < AppleCare+ 盗難・紛失プラン)
【全損時の違い】
- AppleCare+は保証対象外*
- 「モバイル保険」は25,000円まで補償
*;AppleCare+の全損・修理不能について深堀りした記事もありますので興味ある方はどうぞご覧下さい。
実際はAppleCare+と「モバイル保険」では費用の考え方が異なります。
サービス料を支払えば完全に修理してくれるAppleCare+と、かかった実費に対して補償する「モバイル保険」という感覚です。
その補償金額などを簡単にまとめたものが↓の一覧表になります。
AppleCare+と「モバイル保険」 違い 一覧表
AppleCare+ for iPhone |
AppleCare+
盗難・紛失プラン |
モバイル保険 | ||
保証内容 | ガラス・画面修理 |
制限なし
|
合計10万円まで
|
|
本体修理 | ||||
水漏れ・水没 | ||||
盗難 |
✕
|
制限なし
|
||
紛失 | ✕ | |||
全損 | ✕ | 25,000円まで | ||
海外での保障 | 恐らく◯ | ✕ | ||
自己負担(追加費用) | 必要 | 不要 | ||
月額(税込) | 機種による | 700円 |
AppleCare+と「モバイル保険」実際の修理費用シミュレーション
では、ここからは実際に故障や修理を行った際の合計負担金額を比べてみます。
まずは月額保険料を比較します。
AppleCare+は基本2年分一括支払いですが、支払い方法を選ぶ際に月額も選べます。
でもその際の月額払いは、実は2年一括払いに比べ割増です。
(例えばiPhone SEのAppleCare+ for iPhoneは2年一括払いだと税別8,800円ですが、分割だと税別436円が提示され、24ヶ月分だと10,464円になります)
HPでは月払いを公表していないので、ここでは、話を単純化するため、単純に2年一括払い分を24分割した数字を用います。
AppleCare+は機種により金額が異なり、「モバイル保険」は一律700円です。
AppleCare+と「モバイル保険」保険料の比較 一覧表
AppleCare+ for iPhone
|
AppleCare+ 盗難・紛失プラン
|
モバイル保険
|
|
iPhone 12 Pro Max |
1050
|
1150
|
700
|
iPhone 12 Pro | |||
iPhone 12 |
770
|
860
|
|
iPhone 12 mini | |||
iPhone SE | 400 | 500 |
この時点でiPhone SE以外の機種ではすでに「モバイル保険」の方がお得ですね。
画面・ガラス修理費用シミュレーション
次に、実際に修理を必要とした場面での合計金額を考えます。
まずは最も多い画面・ガラス修理を比較してみます。
AppleCare+は機種ごとの一括支払いのAppleCare+加入料金と、一律にサービス料として税込み3,700円が必要です。
AppleCare+は1年に2回までサービスが受けられますが、1回サービスを受けた場合を想定してみます。
【AppleCare+ 画面・ガラス修理費用シミュレーション】
モデル名 | AppleCare+ for iPhone | AppleCare+ 盗難・紛失プラン | 画面修理総額* |
iPhone 12 Pro Max |
25,080
|
27,280
|
28,780
(30,980) |
iPhone 12 Pro | |||
iPhone 12 |
18,480
|
20,680
|
22,180
(24,380) |
iPhone 12 mini | |||
iPhone SE(第2世代) | 9,680 | 11,880 | 13,380 (15,580) |
*;AppleCare+ for iPhoneで計算。( )内が盗難・紛失プラン
対して「モバイル保険」は月払いで、単純に比較するのは難しいです。
ただ「モバイル保険」は自己負担金0円で、上限10万円までが単純に補償されるというシンプルな保険なので、月額料金以外は掛かりません。
AppleCare+と比較するために、AppleCareが2年分一括支払いであることから、24ヶ月目に修理が必要になったと仮定します。
ありがたいことに「モバイル保険」は加入月は保険料無料なので、合計保険料は700円✕23ヶ月=16,100円となります。
こう考えるとiPhone SE以外は圧倒的に「モバイル保険」が得であることがわかります。
iPhone SEも加入後20ヶ月程度までは「モバイル保険」の方が安く、AppleCare+で「モバイル保険」より得しようと思えば21ヶ月以降24ヶ月で故障するタイミングだけです。
紛失・盗難までカバーされるAppleCare+ 盗難・紛失プランだと、24ヶ月目で故障した時のみです。
本体修理費用シミュレーション
同様に水没など基盤交換などガラス・画面以外の修理についても比較しましょう。
AppleCare+はサービス料が税込み価格で一律12,900円です。
モデル名 | AppleCare+ for iPhone | AppleCare+ 盗難・紛失プラン | 本体修理総額* |
iPhone 12 Pro Max |
25,080
|
27,280
|
37,980
(40,180) |
iPhone 12 Pro | |||
iPhone 12 |
18,480
|
20,680
|
31,380
(33,580) |
iPhone 12 mini | |||
iPhone SE(第2世代) | 9,680 | 11,880 | 22,580 (24,780) |
「モバイル保険」の場合、保証内容により変動ありませんので2年間の最大保険料は先程同様16,100円です。
iPhone SEですら圧倒的に「モバイル保険」の方が安く、最も高額なiPhone 12 Pro Maxに至っては差額が2万円以上もあります。
半年で故障した場合のシミュレーション
これは最大値ですので、例えば加入後半年のタイミングで故障が必要となった場合も考えています。
「モバイル保険」だと700円✕5ヶ月(初回月は無料)=3,500円です。
AppleCare+は一括払いですので、上の表の金額がそのままかかります。
その時点での差額は最もお手軽なiPhone SEですら約19,000円(22,580円-3,500円)になります。iPhone 12 Pro Maxだと3万5千円ほど。。。
しかも「モバイル保険」は複数端末の補償登録が出来てしまいます。
数字にするとAppleCare+と「モバイル保険」は想像以上に差があることに気が付きます。
結局AppleCare+と「モバイル保険」はどっちがおすすめ?
保証内容と保険料を、画面修理、本体修理に分けてシミュレーションしてみたところ、圧倒的に「モバイル保険」の方が安いことが判明しました。
ただAppleCare+には固有のメリットがありますので、その点も触れておきます。
AppleCare+が「モバイル保険」より優れているところ
- Appleの手厚いサポート
- エクスプレス交換
- 公式の安心感
Appleという企業は他の企業に増してサポート体制が優れています。
iPhoneは精密機械ですので突然ブラックアウトしてしまったり、バッグアップが上手く行かなかったり、などソフトウェアでのトラブルも起こります。
そうした時に非常に親身にかつスピーディーに、Appleサポートは対応してくれます。
大手のサポートはメールのみや、チャット体制があっても全然繋がらなかったり、有料のナビダイヤルなのに延々待ち時間があるなど、およそサポートと言えない企業も残念ながら多くあります。
そんな中Appleはチャットもほぼ待機時間なく対応してくれますし、サポートの電話もフリーダイヤルな上に、予約をすれば掛け直してくれる神サポートです。
AppleCare+に加入していなくとも対応して貰える場合もありますが、サポートを確約してくれるAppleCare+の価値は高いと思います。
また預かり修理となった際に代替機が必要になりますが、「モバイル保険」はこの点には対応していません。
その点AppleCare+はエクスプレス交換で先に交換機種と修理機をその場で交換してくれる、というサービスを行っており、AppleCare+ならではのサービスです。
また公式サポートという安心感もとても大きいですよね。
こうした点は保険料の差では測れないAppleCareのメリットであり、ご自身の感じ方で選ばれるのが良いと思います。
「モバイル保険」がAppleCare+より優れているところ
保険料をシミュレーションすると「モバイル保険」の方が圧倒的に金銭的にお得という結果でした。
さらにiPhoneのみならず、複数端末を同時に補償が付けられるという点も見逃せません。
周辺機器としてAirPods、iPad、Macbookなども同じ700円で補償が受けられるありがたい保険です(副端末という扱いで保障額は変わります)。
「紛失」には対応していない点のみを留意すれば全損も含め幅広くかつ、複数端末をAppleCare+に比べて圧倒的にお得に補償が受けられる「モバイル保険」はおすすめですね。
迷ったら「モバイル保険」とボクは太鼓判を推します。
スマホの保険で迷っている方にこの記事が参考になれば幸いです。
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