こんにちは「とある医師」です。
【2021/3月更新】
記事作成後時間が経過し、元々記事で言及していたエッグショック GC、【Amazon.co.jp限定】コンビ ジョイトリップ AMZ エアスルーは軒並み生産終了となっており、記事を大幅に更新しました。
またこの間2019年7月ジョイトリップ GHが新しく発売されました。
ジョイトリップ GHとは何か? 本記事のエッグショック S GGとどちらが優れているのか検証した記事fa-external-linkも作成しましたので、ぜひこちらもチェックしてみて下さい。
1歳から使えるチャイルドシートとして、コンビ ジョイトリップシリーズは有力な候補の1つだと思います。
どこで買おうかな?と検索するとコンビ ジョイトリップ エッグショック S GGというチャイルドが出てきますよね。
新しいラインナップでも出たのかな?とも思いましたがコンビ公式サイトにもパッと見では紹介されていません。
すると当然
- エッグショック S GGとは何?
- エッグショック GGと何が違うのか?
- これまでのシリーズとの違いはなに?
- 結局どれを選べば良いんだろう?
こんな疑問を感じる人も多いはずです。
というよりボクが大変混乱したので、実際に自分が買う時に調べたことを共有したいと思います。
予めこの記事の結論を書きますと、
- エッグショック S GGは、エッグショック GGの廉価版
- 【機能面】エッグショック GGからランバーサポートを削り、ヘッドサポートが10 mm分薄くなった
- 【価格面】その分なんと約10,000円安くなった(定価)
- エッグショック S GGはベスト・バイ!
となります。
予めお伝えしますが、当記事はすべてコンビ社ホームページとアマゾン内での紹介記事を参考に書いております。購入して実機を試した記事ではありませんので、実際と違う可能性もございます。お含みおきください。
ご不明な点はご自身でお問い合わせやご確認頂きますようお願い致します。
コンビ ジョイトリップ エッグショック S GGとは
結論を先に言えばコンビ ジョイトリップ エッグショック S GGとは、エッグショック GGから幾つか機能を除いた廉価版のようです。
(勝手な想像ですが、「簡略化した」という意味の「simplified」の「S」という意味でしょうか)
コンビ公式サイト、トップページからジョイトリップシリーズを選択しても、従来のジョイトリップ エッグショック GGとエアスルー GGしか紹介されていません。
そんなはずないと探してみたところ、ジョイトリップ エッグショック S GGを見るには、コンビ公式オンラインサイト内を検索すれば辿り着くことができました。
機能面の違いは後でAMZ エアスルーと合わせて見ていきます。
【Amazon.co.jp限定】 コンビ ジョイトリップ AMZ エアスルーとは
因みに現在は生産中止となっていますが一時【Amazon.co.jp限定】コンビ ジョイトリップ AMZ エアスルーというチャイルドシートも販売されており、簡単に触れておきます。
こちらは、【Amazon.co.jp限定】と銘打っているだけあって、コンビ公式サイトや、オンラインサイトを検索しても出てこず、アマゾンでのみ紹介されています。
GC、GZ、GGといったシリーズ名を表すアルファベットがありませんので、アマゾンサイトを根拠にして独自に解釈しています。
洗濯機[丸洗い]可能というジョイトリップ GGシリーズから新しく(以前も手洗いは可能)搭載された機能を有しているようです。
従って【Amazon.co.jp限定】コンビ ジョイトリップ AMZ エアスルーとはコンビ ジョイトリップ エアスルー GGの廉価版と捉えて良さそうです。
アマゾン取扱い開始日が2017年11月となっており、時期的にも矛盾しません。
ジョイトリップ エッグショック S GGとエッグショック GGの違い
まず「どのモデルを選ぶか」を考えるために、ジョイトリップシリーズを整理します。
歴代ジョイトリップシリーズを整理
過去数年、コンビ ジョイトリップシリーズには上位モデルのエッグショックとスタンダードモデルのエアスルーという位置づけです。
そして販売順にジョイトリップ GC→GZ→GG( ⇢GH)という流れです。
エッグショック S GG、【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーも、エッグショックモデルとスタンダードモデルと考えるとすっきりします。
そして2021年現在さらにエッグショック GHとエアスルー GHが存在します。
2021年現在販売終了したモデルが多いですが、ジョイトリップシリーズを長年見ていると機能は採用と非採用を繰り返しており、今後復活する可能性もあるため記録として残しておきます。
エッグショック S GGとエッグショック GGの違いは?
まず共通して言えることは、エッグショック GZにのみ搭載されていたすやすやピローが、エッグショック GG以降のモデルで全て非搭載となりました。
またエッグショック、エアスルー問わず搭載されていたドリンクホルダーですが、【Amazon.co.jp限定】ジョイトリップ AMZ エアスルーでは省かれています。
その上でもう少し細かい部分で比較してみます。すばりエッグショック S GGとエッグショック GGの違いは、
- 【エッグショック S GG】=【エッグショック GG】- (ランバーサポート + ヘッドサポートが10mm薄くなった)
とまとめることが出来ます。
エッグショック S GGとエッグショック GGのヘッドサポートの違い
エッグショック S GGはランバーサポートが無くなり、ヘッドサポートが若干薄くなったようです。
もう少し違いを理解するために、モデル名の由来であるエッグショックという素材の使用場所について書くと、エッグショックは「本体頭部」と「ヘッドサポート」に使用されてます。
紛らわしい名前ですが、それぞれ
- 本体頭部・・・後頭部保護 ← エッグショックモデル共通
- ヘッドサポート・・・側面保護 ←今回初めて差別化
とされています。
これまで同じエッグショックモデルで大きな差異はなかったように思いますが、今回エッグショックS GGで、初めてヘッドサポートに差別化が図られたようです。
違いはエッグショック S GGには従来(30mm)に比べ薄い20mmのヘッドサポートが搭載されている点です。
対して本体頭部はどのモデルも厚さ10mmのエッグショックが使用されているようです。
エアスルー GGと【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーの違い
エアスルー GGと【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーの違いは、上にも書いたように【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーにはドリンクホルダーとヘッドサポートが省かれています。
但しエアスルー GGのヘッドサポートはエッグショック素材ではなくウレタン素材です。つまり、
- 【【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーG】=【エアスルー GG】- (ドリンクホルダー + (ウレタン)ヘッドサポート)
とまとめられます。
ここまでをまとめると、
- エッグショック GG ≒ エッグショック GC(と思われる)
- エッグショック S GGとは;エッグショック GG( ≒ GC)からランバーサポートを省き、ヘッドサポートが10mm分薄くなった代わりに約10,000円安くなった(定価)
- 【Amazon.co.jp限定】ジョイトリップ AMZ エアスルーとは;エアスルーGGから(ウレタン)ヘッドサポート、ドリンクホルダーを除いたモデルで、2,000円安くなった(定価)
とまとめることができそうです。
因みに長らくベスト・バイであったエッグショック GCについても備忘録として残しておきます。
エッグショック GGと『ベスト・バイ』エッグショック GCの違い
この3モデルを比較するには、エッグショック GGを基準として、機能を引き算すると理解し易いです。
まずこの表からもわかりますし過去記事で検証したように、ボクの解釈では洗濯丸洗いの可否以外はエッグショック GGとエッグショック GCの性能は非常に近いと思います。
つまり、【エッグショック GG】- (洗濯機丸洗い機能) =【エッグショック GC】
因みに洗濯機丸洗い機能については、エッグショック GGではなく、同じく洗濯丸洗い可能な【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーについてのアマゾンでの口コミに
- シートの表皮部分は取り外して洗濯出来るのも食べこぼしの多い子供向けとして良い機能だと思いました。
- シートがメッシュ素材になっているので汗をかきやすい子供にも優しく、洗濯もできるので常に清潔なシートを維持できて嬉しい。座面の素材の通気性も高く夏場などに子供が嫌がることが無さそう!また洗濯機で洗えるのは楽、価格も機能から考えるとリーズナブルなど、多くの面で使用者の視点から作られた良品だと感心しました。
と通気性の良さと丸洗い出来る点を高評価する口コミも散見されますね。
ジョイトリップ エッグショック S GGかエッグショック GGか?を選ぶ方法
ではどのモデルを購入するのが良いのでしょうか?
チャイルドシートのスペックのうち、個人的にはドリンクホルダーの有無は考慮に値しません。
過去エッグショック GZで採用されていたすやすやピローは類似品(例えば下記こちら)を追加購入可能であり、価格についても定価よりも実際の販売価格が重要ですよね。
正直に言いまして、エッグショック SGGとエアスルーシリーズは差額が小さく、敢えて頭部にエッグショックを採用し、安全性を高めたエッグショック S GGを置いてエアスルーモデルを選ぶ理由はほぼ皆無だと思います。
従って、ここではエッグショック GGかエッグショック S GGか?を考えます。
エッグショック S GGとエッグショック GG どっちを選ぶ?
エッグショック S GGとエッグショック GGの価格差は、10,000円。
両者の違いを再掲しますと【エッグショック GG】- (ランバーサポート + ヘッドサポートが10mm薄くなった) =【エッグショック S GG】となっています。
- ランバーサポートとエッグショックの厚みに1万円を払うか否か。。。
ランバーサポートとヘッドサポートの厚みの違いという一見分かりにくい違いなので判断が難しいですよね。
私見を述べておきます。
ランバーサポートは、過去記事でもまとめましたが先々代エッグショックGCには採用されるも、先代エッグショック GZでは非採用となり、今回エッグショック GGで再び採用となった機能です。
機能として必須なら常時採用されるはずですし、基本的に乗り心地を向上させる機能と考えられますので、ランバーサポートのために1万円出す必要はないのでは?と個人的には考えます。
一方でヘッドサポートの厚みの違いについてですが、これも違いを再掲しますとエッグショック GGでは30mm、エッグショック S GGが20mmです。
1.5倍も違うと考えるか、10mmしか違わないと考えるか。
これも私見ですが、そもそも後頭部保護のエッグショックは両モデル10mmです。
そこから考えると20mmのヘッドサポート(側部サポート)でもある程度安全性は担保されるのでは?と考えます。
従ってランバーサポートやヘッドサポートの厚みの変化を鑑みても差額の10,000円を覆すほどとは思えず、個人的にはエッグショック S GG > エッグショック GGと考えます。
長らくエッグショック GCがベスト・バイとしてきましたが、販売終了を受け、以上から当ブログでは以後エッグショック S GGをベスト・バイとしたいと考えます。
コンビ ジョイトリップ エッグショック S GGとは?アマゾン限定ジョイトリップ AMZ エアスルーとは?過去モデルとの違いを比較 まとめ
Alexa in her stroller / abbamouse
以上より、エッグショック S GG、【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーとエッグショック GG、エッグショック GZ、エッグショック GCといった過去モデルとの違いと、選び方をまとめますと、
【エッグショック S GG、【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーとはなにか?】
- エッグショック S GGとは;エッグショック GGからランバーサポートを省き、ヘッドサポートが10 mm分薄くなった廉価版で、約10,000円安くなった(定価)
- 【Amazon.co.jp限定】ジョイトリップ AMZ エアスルーとは;エアスルー GGから(ウレタン)ヘッドサポート、ドリンクホルダーを除いたモデルで、差額は2,000円(定価)
【ジョイトリップ エッグショック S GG、【Amazon.co.jp限定】AMZ エアスルーとエッグショック GG、エッグショック GCの選び方】
- ランバーサポートの有無、ヘッドサポートの厚みの違いを理解した上で選ぶならエッグショック S GGがベスト・バイ
最後に
1歳から使用可能なチャイルドシートを探し、コンビ ジョイトリップ エッグショックに興味を持ったは良いけど、「エッグショック GGやらエッグショック S GGやら、似た名前のモデルがあるけど違いは?」という疑問について考察してみました。
よくわからないから最新の機種 = エッグショック GGを買っておけば間違いない、というのも動かぬ事実です。