こんにちは「とある医師」です。
ご自身がアレルギー体質の方はもちろん、赤ちゃんや子どもがいる家庭では布団クリーナーのこと、気になりますよね。
ダイソンやレイコップが注目を浴びてからは一層だと思います。
でも「布団クリーナーが本当にダニやホコリが取れるなら欲しい」と思いながら、
- あ本当にダニやゴミを取れるか不安。。。
- ダイソンやレイコップは高くて・・・
なかなか思い切ることが出来ずに機会を伺っている方、多いと思います。
ボクも長らくそうでした。
そんな方におすすめなのが布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3です。
360.life(サンロクマルドットライフ)などでも絶賛されていますね。
この記事では主に布団クリーナーそのものや、アイリスオーヤマ IC-FAC3の効果に不安な方に向けて、
- 実際にアイリスオーヤマ IC-FAC3を使った写真
- アイリスオーヤマ IC-FAC3の特徴、注意点
- 旧モデルである IC-FAC2などとの違い
- 一部で見られる「全然毛が取れない」とする口コミへの反論
- ダイソンV8 slimとのガチンコ対決!
2020年4月にアイリスオーヤマからアイリス史上最高のハイパワーというキャッチコピーでIC-FAC4/KIC-FAC4が発売されました。どのくらいハイパワーなのか?過去モデルとの違いや、全モデルを通じてベスト・バイの紹介までを記事にまとめました。
布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3はダニやホコリを本当に取れるか?
兎にも角にも布団クリーナーに期待すること。それはホコリやダニを吸うことですよね。
布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3についても当然最大の悩みですよね。
論より証拠、写真をご覧下さい。
実際にアイリスオーヤマ IC-FAC3で布団を掃除した写真
↓写真①;掛け布団3枚に対してアイリスオーヤマ IC-FAC3を使用
↓写真②;敷布団3枚に対してアイリスオーヤマ IC-FAC3を使用
↓写真③;掛け布団3枚に対してアイリスオーヤマ IC-FAC3を使用後カップ内のゴミ
如何でしょうか?我が家での汚染状況を晒す訳で羞恥の極みですが、ブログの趣旨から言えば仕方ないと割り切りまして、、、破壊力抜群ではないかと思います。
アイリスオーヤマ IC-FAC3の使用環境
当然ですがこうしたことは使用場所、環境にも左右されるため予めお示しします。
今回ボクは実家に帰省する際に使うため購入・送付した上で使用しました。
実家には年に2から3回帰るのみで、普段は布団はクローゼットに収納されています。
帰省に先立ち、両親がクローゼットから出して布団乾燥に掛けてくれたものを今回アイリスオーヤマ IC-FAC3で吸引してみました。
敷布団、掛け布団それぞれシーツを取り、ダイレクトに吸引しています。
また敷布団は表面分、掛け布団は表裏両面分です。
毎日使っている布団だともっと多いかも知れませんね。
アイリスオーヤマ IC-FAC3で絨毯を掃除した写真
ここでおまけの写真も掲載します。絨毯(2畳程度)にアイリスオーヤマ IC-FAC3を使用した写真です。
絨毯は、本来は一般的な掃除機をかけて使用すべき所を、写真のためボクが敢えていきなり IC-FAC3で掃除して撮った写真ですので、やや誇張した形になっています。
(小さい子どもたちの食べこぼしやらゴミが多く恥ずかしい写真です・・・)
しかし、細かく状況を書かなくとも布団にしろ絨毯にしろ衝撃的な写真ではないでしょうか?
実際に使用したボクは、期待したように取れた喜びの反面、こんなにホコリ溜まっていたのか?!とぞっとする気持ちがない交ぜになり、後者の方が勝ってしまったくらいです。
「百聞は一見に如かず」を地で行く結果でした。
以下に、最大の心配事であった吸引力以外に知っておくべき布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3の良いところ・特徴、購入前に知っておくべき注意する所を見ていきましょう。
布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3の良いところ、特徴
- 「コード有り」のため時間や吸引力低下を気にしなくて良い
- ちょうど良い価格設定
- 取り扱いがシンプル
- ダストカップ、フィルターが水洗い可能
- クリーナーのヘッドが優秀
個人的にはこの5点を挙げたいと思います。
アイリスオーヤマ IC-FAC3は敢えての「コード有り」が美点
掃除機にしろ何にしろコードレス、ワイヤレス真っ盛りの時勢に、アイリスオーヤマ IC-FAC3は敢えてコード有りですが、ボクはこの選択が寧ろ美点だと思います。
コードレス掃除機では顕著ですが、コードレスは持ち運びが便利な反面、バッテリー駆動時間との戦いでもあります。
布団クリーナーは掃除機と似て非なるものです。
掃除機と違って、サッと取り出して軽いタッチでゴミを吸引という訳にはいきません。布団1枚扱うにも、ある程度時間を掛ける必要があります。
あちこち動いて使う掃除機と違い布団クリーナーは一箇所に留まって使用する製品のため、正直コードレスの携帯性はメリットと感じ難いです。
コード付きだとバッテリーのことを気にせずに済むため、ハイパワーで腰を据えて、布団の手入れに時間を掛ける事が出来ます。
コード長も4mと十分で、アイリスオーヤマの選択の巧さだと思います。
アイリスオーヤマ IC-FAC3はちょうど良い価格設定
アイリスオーヤマ IC-FAC3の隠れた特徴としてジャストな価格設定を挙げたいと思います。
一口に布団クリーナーと言っても3,000円程度のものからダイソンやレイコップの最上位機種になると3万円越えまで幅広い中、2020年1月現在の実売価格が9,500円程度。後ほど紹介しますが前機種である IC-FAC2は6,500円程度から。
決して安くないですが、絶対に手が出ないほど高くないし、安かろう悪かろうと最初から半信半疑になる程安くも無い価格帯で、よく計算された価格帯だなと個人的には思います。
しかも写真をお見せしたように実力は折り紙付きです。
アイリスオーヤマ IC-FAC3の使い方は至ってシンプル
あとは布団の上をゆっくり滑らせるだけです。
複雑な機能を省いており、子どもからお年寄りまでどなたでも迷う事なく操作可能だと思います。
アイリスオーヤマ IC-FAC3はダストカップ、フィルターの水洗い可能
非常に細かなホコリやダニを対象としているためどうしても蓄積していくため、ダストカップやフィルターが水洗い可能で清潔さを保つ事が出来ることは大きなメリットだと思います。
IC-FAC3から使い捨てフィルターが外装されましたが、この使い捨てフィルターは IC-FAC2でも使用可能なものです。
ただ水洗い可能であることは手入れが必要であることを意味します。表裏一体ですね。
アイリスオーヤマ IC-FAC3はヘッドが可変式でありがたい
アイリスオーヤマ IC-FAC3のクリーナーヘッドは可変式でこれが非常にありがたいです。
布団クリーナーは押し付けて使用するため、力を入れにくい角度だと余計重労働です。
でもアイリスオーヤマ IC-FAC3はクリーナーヘッドの可動域が広くて、作業効率が上がります。これは地味に良い仕組みです。
因みにクリーナーヘッドにはホコリセンサーがあり、アイリスオーヤマは売り文句としていますがセンサーの感度が測り兼ねるため、ボク自身はその良し悪しを評価出来ていません。
布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3を買う前に注意するところ
一方で アイリスオーヤマ IC-FAC3買う前に注意するところを挙げます。
- 音量が比較的大きい
- それなりに重労働は覚悟した方が良い
- しっかり手入れは必要
- 耐久性、コード断線への懸念
- 布団表面のゴミや毛は取りにくい
アイリスオーヤマ IC-FAC3の音量はそれなり
まず音量です。「それなり」の音量と覚悟した方が良いと思います。
使用時の音量ですが、公式サイトは探しても記載がなくmybest様での検証データを拝見しますと最小70dBから最大80dBだそうです。
以前空気清浄機について過去に調べた内容と今回の数字を加味しますと
- おおよそヒトが「静か」と感じるのは45dB以下で、40から60dBまでが望ましい環境
- 60から70dBは「うるさい」、80dB以上は「極めてうるさい」
実際ボク自身使っていて、さすがに「とても静か」とは感じませんでした。
掃除機のように赤ちゃんや家族が寝ている時に使う気にはならず、使用するタイミングは慎重になった方が良さそうです。
ただし地面に落ちた微かなゴミを吸い上げるのと違い、布団の奥に潜むダニやホコリを吸い上げるわけで騒音は布団クリーナーの宿命とも言えます。
布団クリーナーの中では静かな方のモデルのようですが、例えば似た構造の掃除機よりはだいぶうるさいのが正直のところです。
決してアイリスオーヤマ IC-FAC3の欠点という位置付けでは無いと思いますが、音量については事前に把握しておいて損はないと思います。
布団クリーナーがそれなりに重労働なのは覚悟した方が
アイリスオーヤマ IC-FAC3は1.6kgでクラス最軽量を謳っています。実際掃除機の重量と比較しても軽い方だと思います。
しかしそれを考慮しても布団クリーナーとして使った場合結構な重労働だと覚悟した方が良いです。
アイリスオーヤマ IC-FAC3に限らず布団クリーナーは布団の奥に潜むダニやホコリを取る製品の性質上、ささっと掛ける訳にはいきません。
実際アイリスオーヤマ IC-FAC3の取り扱い説明書には、布団の(短い方の)幅を1往復10秒ほど掛けるように記載されています。
一般的な敷布団は100×200cmだそうですが、アイリスオーヤマ IC-FAC3ヘッドの幅が25cmですので最短で80秒(200÷25回×10秒/回)掛ける必要があります。
その間、ある程度布団にしっかり接地するよう押し付けて使用しないとその奥のホコリは取れませんのでそれなりに力を入れる必要があります。
この作業、まあまあ疲れます。
一般的な成人男性であるボクも一気に敷布団・掛け布団両面を掛けると1セットごとに少し休憩したいなと感じました(因みに慢性的に運動不足ではあります・・・)。
興味を持った妻も試しましたがやはり「軽いけど案外疲れるね」との感想でした。
むしろアイリスオーヤマ IC-FAC3はクラス最軽量の1.6kgと、特徴で書いたようにクリーナーのヘッドの可動域が広く、非常に扱い易い方だと思います。
アイリスオーヤマ IC-FAC3だからこの程度で済んでいるが、他の機種だと恐らくもっと重労働になる可能性も考えられます。
布団クリーナーはアイリスオーヤマ IC-FAC3でもある程度重労働であることは買う前に知っておいた方が良いと書くと正確でしょうか。
【追記】なんと2020年4月発売のIC-FAC4はヘッド幅が25cmから30cmに拡張され、1枚あたりの仕事量がぐっと減りました。IC-FAC4とIC-FAC3や過去モデルとの違いは最新記事をご覧下さい。
アイリスオーヤマ IC-FAC3も割と手入れは必要
ダストカップ、フィルターが水洗い可能と書きましたが具体的には、フィルターは細かなダニやホコリで目詰まりしますので、それらをブラシなでしっかり洗い、その後は必ず十分乾燥させる必要があります。
使用頻度によるため手入れの頻度も人それぞれですが、写真で示したように結構な量が取れるのでマメに手入れしないといけません。
アイリスオーヤマ IC-FAC3から鳴り物入りで導入された使い捨てフィルターも、使用しても結局内部のフィルターも盛大に汚れるので、無いよりは勿論良いですが、手入れは変わらず必要です
幸い全て別売で交換部品が販売されているので、最初から2つ用意しておくとストレス軽減に繋がるかも知れませんね。
耐久性、コード断線への懸念
アイリスオーヤマ IC-FAC3で布団表面のゴミや毛は取りにくい
布団クリーナーは布団の奥に潜むホコリを吸い上げるものであり、そのために布団にしっかり接地するも完全に吸い付かないようクリーナーヘッドに意匠を凝らしています。
しかもアイリスオーヤマ IC-FAC3は例えばダイソンのように回転式ブラシではなく、叩くタイプのヘッドを採用しています。しかも毎分6,500回も布団の表面を叩いている訳です。
布団表面に毛があっても物凄い回数叩かれている=押さえ付けられる訳ですから吸える筈もないでしょう。
従ってアイリスオーヤマ IC-FAC3に限らず叩き式布団クリーナーでは布団表面のゴミが取りにくいのは構造上ある程度仕方がありません。
こうしたものは一般的な掃除機が得意とするものです。
「布団表面の毛が取れない」ことはアイリスオーヤマ IC-FAC3の注意点ではないですが、もしこうしたことにも期待した場合にはアイリスオーヤマ IC-FAC3の価値を見誤る可能性が高いですので、買う前に把握しておいた方が良いでしょう。
自分で価値を見誤るのみなら良いですが「布団表面のゴミや毛も取れない」=「アイリスオーヤマの布団クリーナーは使えない」という誤ったイメージを「アイリスオーヤマの布団を買おうか悩んでいる人」に与える、残念で大変勿体ない口コミだと思います。
【追記】
IC-FAC4/KIC-FAC4はたたきパッドに加え、回転ブラシを搭載した仕様に劇的に改善されています。
IC-FAC3とIC-FAC3、IC-FAC2、IC-FAC2-w、KIC-FAC2の違い
さて長々とIC-FAC3について紹介して来ましたが、いざIC-FAC3を買おうとした時にたくさん似た名前に商品が検索されて戸惑うかも知れません。
IC-FAC3とその派生商品の違いについてだけで非常に長々とした説明になったため別記事にまとめました。詳しく見たい方はそちらをご覧下さい。
ここでは上記記事から内容を一部引用します。
IC-FAC3とIC-FAC2の違いは叩き回数だけ
公式サイトで正式に比較したものが掲載されている訳ではありませんのであくまでスペックを見る限りですが、恐らく叩き回数がIC-FAC2とIC-FAC3の唯一の違いだと思います。
IC-FAC2が毎分6,000回と、IC-FAC3が6,500回という違いです。
IC-FAC2、IC-FAC2PZ、IC-FAC2-Wは同一で色違い、KIC-FACは互換性のある抗菌(Ag)排気フィルターが標準装備されているというのが違いです。
IC-FAC3から採用された使い捨てフィルターはIC-FAC2にも使用可能
IC-FAC3から使い捨てフィルターが新たに採用され、恰もIC-FAC3の新機能かと思われましたが、使い捨てフィルター自体は実はIC-FAC2でも使用可能です。
【追記】IC-FAC4/KIC-FAC4についての記事も新たに作成しました。
結論としてはIC-FAC4と比べるとIC-FAC3とIC-FAC2の違いはわずかであり、IC-FAC3かIC-FAC2か?なら値段で選んで損はないと思います。
IC-FAC3とダイソンV8 slimガチンコ対決!
布団クリーナーとしてアイリスオーヤマのIC-FAC3に興味を持つ方にとって、ダイソンは比較対象に必ずと言っていいほどなっていると思います。ボクも悩みました。
一口にダイソンと言ってもたくさんありますが、アイリスオーヤマのIC-FAC3を買うか迷っている人にとって、扱いやすさを考えた場合、ダイソン V8 Slim Fluffy+も有力候補だと思います。
そしてボクはダイソン V8 Slim Fluffy+も所有しています。
細かく書くと非常に長くなるので別記事にまとめました。ここでは結論だけ書きます。
- 布団クリーナーとして考えた場合、ダイソンV8 Slim Fluffy+とアイリスオーヤマIC-FAC3は同じくらいホコリをダニを吸ってくれる
- 性能は同等でアイリスオーヤマは破格の安さが魅力
- 手入れはダイソンV8 Slim Fluffy+の方が楽
などの考察は別記事をご覧下さい。
まとめ 布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3を買うか迷っている人へ。 IC-FAC3は買いか?
いろいろ書いてきましたが、布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3を買うか迷っている人にとって最大の悩みであるアイリスオーヤマのふとんクリーナーがダニやホコリをしっかり吸ってくれるか?という疑問については写真でお見せしたように破壊力抜群の結果でした。
その他布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3の良いところや悪いところ、注意するところの要点をまとめると
「コード有り」のため時間や吸引力低下を気にしなくて良い
ダストカップ、フィルターが水洗い可能
それなりに重労働は覚悟した方が良い
しっかり手入れは必要
布団表面のゴミや毛は構造上取りにくい
そして布団クリーナー アイリスオーヤマ IC-FAC3は買う価値があるか?という悩んでいる方には、ぜひおすすめですとお答えしたいです。
冒頭に書いたように、この記事で書いたIC-FAC3の特徴はアイリスオーヤマの他の機種でも当てはまることが多いのも事実です。
ボクはIC-FAC3を購入して大変満足しています。
その上で、アイリスオーヤマふとんクリーナーの買い方としては、最新機種IC-FAC4まで含めて考えると、ボクはこう結論付けています。
- お手軽さを求めるなら⇢IC-FAC2かIC-FAC3の安い方を買う
- 最も良いものを買うなら⇢圧倒的スペックを誇るIC-FAC4
IC-FAC3に限らず、アイリスオーヤマの布団クリーナーを買おうか悩んでいる人にとって参考になれば幸いです。
実際にどの機種を買うか、違いはなに?という点においては関連記事も合わせてご覧下さい。
下記に商品リンクを掲載します。普段使われている販売チャンネルがあると思いますので実際に購入される際には価格を確認して最安値でぜひ購入してみて下さい。