こんにちは「とある医師」です。

clean airきれいな空気をイメージさせる森
Molalla forest No. 1 / Glen Bledsoe

前回記事でブルーエアのラインナップをまとめました。

では、性能や価格に違いがある中で、どのように選べば良いのでしょうか?

蛇足ながら私見を述べたいと思います。

ただすべてを網羅すると大変な分量となるため、この記事では価格、部屋の広さなどの条件ごとのブルーエアの選び方を書いています。

一般的なリビングで使用する際どの機種が良いか?という点については別記事にまとめましたのでご覧になって下さい。

尚、この記事は勝手ながら、フロア推奨面積、CADR、「wifi」、「オートモード」、『センサー機能』などの用語は前回記事を踏まえてご理解頂いていると想定して書いています。

不明な場合はお手数ですが前回記事を参照頂きますようお願いします。

(一応簡単に書いておきますと、「wifi」単独だと、外部から本体をスマホアプリで操作することが可能。そこに『センサー機能』が加わると、本体周囲の空気環境を察知・測定してモニタリングや、それに合わせ「オートモード」が使用可能)

(注意:主に個人の備忘録としての意味合いがあります。可能な限り正確なデータに基づいているつもりですが、不明な点はご自身でもご確認をお願い致します)

まず、前回記事で作成した表を一部改変して再掲載します。

表1;機能一覧

wifi オートモード カラバリ
Sense+
△*1
6色
Classic
ホワイト
Classic i
Blue Pure シリーズ *2

*1;別途Blueair Awareを購入すれば使用可能
*2;プレフィルターが複数色展開

表2;推奨フロア面積(実使用環境)と実売価格

推奨フロア面積
㎡/畳数
商品名 実売価格
9畳 Blue Pure 411 14,939円
11畳 Sense+ 38,900円
16畳
Classic 205 47,562円
Classic 280i 52,977円
24畳
Classic 405 59,664円
Classic 480i 72,371円
30畳
Blue Pure 221 24,473円
Blue Pure 231 37,462円
44畳
Classic 605 85,998円
Classic 680i 93,645円

*:2019年11月下旬Amazonでの税込み価格

【限られた条件】がある場合のブルーエアの選び方

キレイな空気を想像させる写真
Clean Air / Space][rucker

ブルーエアのラインナップを選ぶにあたって、まず【限られた条件】がある場合について考え、続いて一般的な使用環境での選び方を考えたいと思います。

ここで採り上げる【限られた条件】とは

  • 非常に広い/狭い部屋で使用
  • サイズ感を重視
  • 予算が限られる
  • カラーバリエーションを重視
というケースで考えてみます。

非常に広い部屋で使用する場合

非常に広い部屋で使用する場合は、対応畳数に応じてBlue Pure 221あるいは231、Classic 605/Classic 680iが対象になります。

この3機種の違いは、「wifi」や『センサー機能』といった付加価値の違いですが、これらについては後に詳しく述べようと思います。

ちなみにBlue Pure 221あるいは231の違いや選び方については別記事にまとめました。

非常に狭い部屋で使用する場合

逆に狭めの部屋(4畳、6畳など)だとBlue Pure 411が恐らく一択と思われます。

広い部屋に過小能力の空気清浄機を使用することは、空気を十分に循環出来ない恐れがありますので適していないのに対して、適用床面積より小さな部屋に十分なスペック(例えば10畳の部屋に25畳対応のClassic 205/Classic 280i)を使用することは寧ろ望ましいことです。

しかし、ブルーエアの本体は比較的大きいので、4畳や6畳だと空気清浄機のせいで居住空間がかなり圧迫される恐れがあります。

勿論圧迫感なんて気にしないという方もおられるでしょうが、本体のサイズも圧倒的に小さいながら能力的(適用床面積=13畳)にもコスト・パフォーマンス的にも魅力的なBlue Pure 411が相応しいと思われます。

8畳から12畳程度だと、圧迫感が気になるならBlue Pure 411、気にならないなら好みに応じてその他のモデルから選ぶことになると思われます。

サイズ感について、もう少し詳しく考えていきます。

本体サイズで選ぶ場合

サイズや存在感を気にする場合について、ブルーエアの中でも小型と思われるエントリーモデルのみを比較してみます。

表3 エントリーモデルサイズ
(『センサー機能』の有無しか違わないClassic 205とClassic 280iは、同一サイズです)

サイズ(mm)
幅×奥行×高さ
Blue Pure 411 200,200,425
Sense+ 470,170,492
205/280 i 440,220,530
Blue Pure 221/231 330,330,522

こうして見ると、Blue Pure 411が突出して小さいことが分かります。

残る3機種のうち、高さは50cm±数cm以内で誤差範囲でしょう。
違いは幅と奥行きにあります。

Sense+とClassic 205/280 iは直方体で、Blue Pure 221がやや一回り小さい直方体という感じでしょうか。

置く場所によっても異なると思いますが、壁際に置かれると想定すると、直方体で奥行きが少ないSense+とClassic 205/280 iの方がスマートな感覚を覚えるのではないでしょうか。
或いはこれはスタイリッシュなSense+やClassic 205/280 iと、やや無骨なBlue Pure 221/231のデザイン性にもよるのかも知れません。

実物で確認する場合も家電量販店だと広い空間のため、家庭での感覚とかなり違いが生じうるので注意が必要です。
似たようなサイズの箱などで代用して試すと良いと思います。

ということで、サイズ感については、とにかく小さい・圧迫感のない空気清浄機を求めるならBlue Pure 411で決まりで、その他はご自身での感覚で選ぶことをお勧めします。
(Sense+とClassic 205/280 iの選び方についてはリビングでの使用を想定した次記事で詳述します)

予算が限られる場合

次に予算の制限を考えます。

表に述べたように実売価格(2019年11月末現在)は1.5万円から9万円と幅広いですが、3万円以下と5万円以上で分けられますね。

予算の制限にも幅はあると思いますが、5万円まで出せる、という場合は一般的に制限とは言えないと思います。
ここでは安い方からBlue Pure 411或いはBlue Pure 221のいずれかが候補です。

とにかくコスパ重視という方は、Blue Pure 411ですが、約5,000円の追加予算で、空気清浄機の能力としては数倍差があるBlue Pure 221が買えるとなれば、悩む方もおられるのではないでしょうか。

そんな時、忘れてはならないのがランニングコストであるフィルター代金。

共に半年ごとの交換で、2019年11月下旬Amazon価格を挙げるとこのようになります。フィルターはほとんど値動きがないと思います。

  • Blue Pure 411=約3,000円
  • Blue Pure 221=約7,500円(ホコリのみ。ニオイフィルターは11,300円)

両者に結構違いがありますね。

使用する部屋の広さと、これらランニングコストで総合的に判断することをお勧めします。

カラーバリエーションで選ぶ場合

カラーバリエーションにこだわる場合には、Sense+かBlue Pure シリーズから選ぶことになります。

Sense+は全6色展開。

Blue Pure 4シリーズは本体の色はホワイトですが、同時に使用するプレフィルターが複数色展開されています。

プレフィルターは汚れたら洗濯するという性質ですので、複数枚所有した方が便利かと思います。1枚1,000円程度で購入出来ますし、消耗品でもないため、複数の色を用意して使い分けることも出来そうです。

【限られた条件】がある場合のブルーエアの選び方 まとめ

以上、【限られた条件】がある場合の選び方をまとめます。

  • 広い部屋で使用する場合▶Blue Pure 221/231やClassic 605/680i
  • 4-6畳の部屋で使用する場合▶Blue Pure 411一択
  • サイズ感重視▶Blue Pure 411
  • Classic 205/Classic 280iは直方体。Blue Pure 221/231の方が背丈は小さいが、奥行きのある正方体に近く、大きく感じる可能性あり
  • とにかく低予算が良い場合▶Blue Pure 411かBlue Pure 221。ランニングコストであるフィルター代と部屋の大きさで判断
  • 色にこだわりたい場合▶Sense+かBlue Pureシリーズ

複数の項目でBlue Pure 411が有力候補ですね。

次記事では一般的な家庭のリビング或いはリビング・ダイニングとして12畳から25畳程度の部屋を想定した選び方を考えてみます。

 

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