best-air-cleaner-for-baby-and-child_赤ちゃん子どもの空気清浄機『CADR』とコスパでこの2台が最強!!
Mountains / q120

こんにちは「とある医師」です。

(***初稿から時間が経過し、モデルチェンジが進んだため記事内容を大幅に刷新しました***)

赤ちゃんや子どもをきっかけに空気清浄機を買おうとする方も多いですよね。

我が家は赤ちゃんがくしゃみを連発。

「我が家の空気汚れてる??」と焦ったのがきっかけでした。

そうして空気清浄機についてボクなりに調べに調べた上で、辿り着いた空気清浄機を紹介するのがこの記事です。

なお前回記事で赤ちゃんや子どもがいる家庭に最適な空気清浄機の選び方や、加湿器は必要か?などを考察しています。

選び方も気になる方はぜひご覧になって下さい。

この記事では実際にメーカーを取り上げて、機種選定までの話をしていきます。

長い話となりますので、タイトルに惹かれて来られた方のために結論を先に申し上げますと、

『CADR』とコスパで選ぶ赤ちゃん、子供にとって最強の空気清浄機は長らくブルーエア Blue Pure 221がベスト・バイでしたが、2020年5月現在残念ながら Blue Pure 221は在庫切れとなっています(もともとモデルチェンジ後のため)

⇢その後継機種であるBlue Pure 231がベスト・バイに躍り出ました。

ただ、8畳以下のお部屋で使用するならBlue Pure 411のコスパが良すぎます。

特にオンライン限定版は超絶のコスパです。

 

これがボクの個人的な結論です。

2020年5月現在Blue Pure 231が実売価格36,000円。

Blue Pure 411がプレフィルター3枚付きで16,000円。

Blue Pure 411が20,000円弱でプレフィルターが1枚1,000円以上ですから実売価格ベースで23,000円がオンライン限定で16,000円、、、という破格。

このスペックをこの値段で購入出来る幸せはそうないと思います。

長らく当ブログでベスト・バイであったBlue Pure 221が25,000円でしたので、その後継機種である Blue Pure 231 Particle+Carbonは少し値段が上がりますが、十分すぎるスペックを考えるとコスパ最高な点は変わりませんね。

共にフィルター交換式ですのでランニングコストが必要であることはどうぞご注意下さい。

前機種Blue Pure 221との違いや、実際に使った感想についてはまとめ記事も御覧下さい。

前置きが長くなりましたがこの記事では以下の内容が書いてあります。

フィルター交換式空気清浄機は3社

『十分な清浄能力を持ち、フィルター交換式の単機能空気清浄機』という条件で調べていくと、ある程度大手の中で選んだところ、

ボクが調べた中では

  1. Balmuda(バルミューダ)
  2. Blueair(ブルーエア)
  3. cado(カドー)

の3社が候補となりました。
(2015年当時。2020年現在も主力メーカーと思われます)。

国内メーカーはこぞって落ちてしまいました。

(この記事からお読みの方で

  • あなぜ国内メーカーは落ちたの?!
  • フィルター交換ってなに?

と疑問に思われた方は、この記事の前編である、赤ちゃんがいる環境での空気清浄機の選び方についてのまとめ記事をチェックしてみて下さい)

バルミューダをあえて外した理由

この中からまず、Balmuda(バルミューダ)について考えていきます。

新興の国内メーカーで、高級トースターで一躍有名になりました。

Balmuda(バルミューダ)からはThe Pure(発売当初はJetClean、その後AirEngineという名前で販売し現行モデルからThe Pure)という商品があります。

クチコミなどではそのデザイン性が高く評価されていますが、一方で

  • 1ヶ月に1度フィルターを掃除機で『手入れ』が必要
    (フィルターの交換自体は1年に1度)
  • 風量がやや乏しい&風音が大きい
  • サポートが不満

という口コミも散見されます。

この場合の『手入れ』とは他社のように『洗浄&乾燥』とは違い、フィルターに付着したホコリを掃除機で吸うことだそうです。

フィルター自体は交換式でも、その間定期的に『手入れ』しなくてはならないなら、それが例え掃除機でちょっと吸引するだけだとしても、『お手入れ要らず』ではない、というのが1点。

また下で説明する空気清浄機の指標の一つであるCADRをバルミューダは取得しておらず、ブルーエアやcadoを外してまでBalumudaを選ぶ理由はないと考えたのが2点。

そしてBalmuda(バルミューダ)を外した最も大きな理由としてはサポート・サービス部門への不満の多さです。

例えばThe ToasterやAirEngineの口コミを見てみるとサポート体制への不満がとにかく多いです。

あくまで口コミですので、実態については分かりませんが、こうした点を加味してボクはバルミューダを候補から外しました。

因みに、実際に我が家で以前ブルーエアの空気清浄機の初期不良があった際と、疑問点について問い合わせをした所、ブルーエアのサポートセンターは大変気持の良い対応をしてくれました。

(この記事の最後にその点も少し触れています)

バリュミューダの空気清浄機は昔から定評が高いのも事実

ボクは候補から外しましたが、バルミューダの空気清浄機は昔から定評があります。

無印良品とのコラボ製品『JetClean』という製品は、各種家電批評系雑誌でも高評価でした。

またそれ以外にも、前機種AirEngineから2019年にモデルチェンジしたThe Pureが発売され、人気を博しているようです。

残るBlueair(ブルーエア)、cado(カドー)の2社について考えます。

ブルーエアとcado(カドー)

Blueair(ブルーエア)はスウェーデンのメーカーで、長らく空気清浄機の世界トップブランドとして確たる地位を築いています。

日本でも長く愛され、ご存じの方も多いと思います。

cado(カドー)は日本の新興ブランドで、高いクオリティーと特にデザイン性を併せ持った製品を世に送り出しているメーカーです。

日本ブランドですがまだ周知されているとは言えません。

またcado(カドー)社の製品を扱う家電量販店が少なく、なかなか直接見比べるというのが難しい場合もありますね。

ボク自身はヨドバシカメラで現物を確認出来ましたが、人によってはこの辺りが障害になるのかもしれません。

さて、この2社について語る場合、フィルターと『CADR』という言葉に触れないわけにはいきません。

ちょっと赤ちゃんや子どもからは離れてしまいますが、大事な話なのでおつきあい下さい。

空気清浄機を買ったあとのランニングコスト〜フィルター代について

イニシャルコストも大事ですが、フィルター交換式空気清浄機においてはランニングコストが必須です。

細かく言えば電気代もランニングコストですが、金額を左右するのはフィルターだと思います。

メーカー毎にフィルター交換時期が半年から1年と異なり、

メーカー毎にフィルター交換時期
  • Blueair(ブルーエア)は半年ごと
  • cado(カドー)は1年ごと

    を推奨しており、フィルター代は、機種にもよりますがBlueair(ブルーエア)が5,000円から10,000円、cado(カドー)が7,500円から10,000円程度で、Blueair(ブルーエア)の方が高いです。

    この金額はヒトによって高いと思う方、許容範囲内だと思う方様々だと思いますが、子供にとってきれいな空気を提供するという事を最大限に考えた場合、ボクは受け入れようと決めました。

    次にCADRについて説明します。

    空気清浄機と『CADR』

    『CADR』とは「Crean Air Delivery Rate」の略号で、『クリーンエア供給率』と訳されます。

    家電量販店で空気清浄機を選ぶ時によく見かける『適用床面積』は、日本独自のの基準です。

    適用床面積って何?部屋のサイズに合った空気清浄機の選び方などについてもっと知りたい方は前回記事か用語のまとめ記事をご覧下さい。

    では、世界はどのように基準を設けているのでしょうか?

    空気清浄機の世界標準の指標で、CADRとは

    空気清浄機の世界基準、それがCADRです。

    米国家電協会(AHAM)が定める空気清浄機の世界標準の指標で、CADRとは

    CADRとはClean Air Delivery Rateの略で、クリーンエア供給率を表します。
    これは、アメリカ、カナダ、韓国などで利用されている1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表す指標のことで、この値が高いほど、空気清浄機の性能が高いことを示します。

    と記されています。

    つまり、CADRとはいかにキレイな空気を供給出来るかという指標です。

    理論値ではなく、実測値なのが国内指標との大きな違いです。

    CADRは、より数字が高い方が高性能とされ、タバコ煙・花粉は450、ホコリは400が最高値です。

    ブルーエアとcado(カドー)のラインナップとCADR

    そこで、Blueair(ブルーエア)、cado(カドー)の主だった製品のスペックを比較してみました。

    Blueair(ブルーエア)はホームページに掲載されていますが、cado(カドー)はホームページ上では少なくともボクが探した限りでは掲載していませんので米国家電協会(AHAM)2019年版から引用しました。

    ただし両者共に業務用でも使用出来るような複数のラインナップがありますが、本記事の命題は『赤ちゃんや子どもがいる家庭で最適な空気清浄機』ですので、広いオフィスで使うような両社のフラッグシップモデルは除いて比較してみました。

    間違いのないように心がけてはいますが、ボク個人がAHAMサイト、公式ホームページを参照しながら作成したものです。ご理解下さい。

    ブルーエアのラインナップとCADR

    Blueair(ブルーエア)は、

    Blue Pure CADR
    (煙)
    CADR
    (ホコリ)
    CADR
    (花粉)
    適用床面積
    ㎡/畳数
    推奨フロア面積
    ㎡/畳数
    定価*1 実売価格*2
    411 105 120 22㎡
    13畳
    15㎡
    9畳
    19,800円 14,939円
    221
    350
    77㎡
    47畳*3
    50㎡
    30畳
    *5 24,473円
    231 64㎡
    39畳*4
    42,900円 37,462円

     

    Classic CADR
    (煙)
    CADR
    (ホコリ)
    CADR
    (花粉)
    適用床面積
    ㎡/畳数
    推奨フロア面積
    ㎡/畳数
    定価*1 実売価格*2
    205
    180
    200
    41㎡
    25畳
    26㎡
    16畳
    54,780円 47,562円
    280i 65,780円 52,977円
    405
    280
    300
    55㎡
    33畳
    40㎡
    24畳
    71,280円 59,664円
    480i 82,280円 72,371円

    *1,2;いずれも税込価格。実売価格は2019年11月下旬のAmazon価格を記載
    *3,4;現在HPでは公表されていないが過去HPでの数字を掲載。CADRが同一にも関わらず適用床面積のみ相違する理由は不明
    *5;旧モデルのため未掲載

    (今となってはどうでもいい内容ですが、以前はBlue Pure 411とBlue Pure 231のCADRは非公開でした。AHAMには掲載され、米国サイトと比較しても日本で発売しているものとの違いが分からなかったのでブルーエア日本支社に問い合わせしたところ、日米ではフィルターの仕様が違い(ParticleとParticle and Carbon、Particle+Carbon)、日本仕様については米国でCADRを取得した訳ではないからCADRを公表しないという返事でした。おかしな話だと思っていましたが、その後統一されたようで得心致しました)

    cado(カドー)のラインナップとCADR

    一方cado(カドー)は、

    cado CADR
    (煙)
    CADR
    (ホコリ)
    CADR
    (花粉)
    適用床面積
    ㎡/畳数
    推奨フロア面積
    ㎡/畳数
    定価*1 実売価格*2
    Leaf 120 101 85 117 25m²
    15畳
    -*
    42,900 42,900円
    Leaf 320i 172 184 196 42m²
    26畳
    60,500 54,439円

    *;cadoでは推奨フロアという概念を提唱していないため

    網羅的な表なので、ごちゃごちゃして見にくいですね。

    CADRごとに並び替えたラインナップ

    実際に選ぶ時に必要なスペックと実売価格のみを抽出し並び替えると、こうなります。

    CADR 適用床面積
    畳数
    実売価格*2
    Blue Pure 411
    ブルーエア
    105-120 13畳 14,939円
    Leaf 120
    cado
    85-117 15畳 42,900円
    Leaf 320i
    cado
    172-196 26畳 54,439円
    Classic 205
    ブルーエア
    180-200
    25畳
    47,562円
    Classic 280i
    ブルーエア
    52,977円
    Classic 405
    ブルーエア
    280-300
    33畳
    59,664円
    Classic 480i
    ブルーエア
    72,371円
    Blue Pure 221
    ブルーエア
    350
    47畳 24,473円
    Blue Pure 231
    ブルーエア
    39畳 37,462円

    因みに「スペック」とは客観的な数値であるCADR値と対応する適用床面積としました。

    CADRと適応床面積で順位が変わる時は客観的数字であるCADRを優先しています。

    そもそもCADRといった客観的な数字と違って、『適用床面積』自体があくまで各社が自ら謳っているだけなので、鵜呑みにしなくても良いのだとも思います。

    ブルーエア vs. cado

    しかし国内機種の多くは適用床面積で表示していますので比較のために適用床面積ごとに分けて考え、実売価格順に並べます。

    適用床面積
    畳数
    商品名 実売価格
    13−15畳
    Blue Pure 411
    ブルーエア
    14,939円
    Leaf 120
    cado
    42,900円
    25畳
    Classic 205
    ブルーエア
    47,562円
    Classic 280i
    ブルーエア
    52,977円
    Leaf 320i
    cado
    54,439円
    30畳以上
    Blue Pure 221
    ブルーエア
    24,473円
    Blue Pure 231
    ブルーエア
    37,462円
    Classic 405
    ブルーエア
    59,664円
    Classic 480i
    ブルーエア
    72,371円

    概ね性能と値段は比例しています。

    ブルーエア vs. cadoと考えた場合、13−15畳対応だと、Blue Pure 411とLeaf 120ではサイズも本体価格もBlue Pure 411が圧倒的です。

    特にBlue Pure 411は半年ごとのフィルターも3,000円を下回りランニングコストも圧倒的に安く、文句のつけようがありません

    コスパで考えるとBlue Pureシリーズの圧勝

    適用床面積25畳以上でも総じてブルーエアの方がコスパは良いです。

    フィルター代を考えると数年使用した際の総額で言えばcado Leaf 320iとブルーエア classic 205/210iに限れば比肩するレベルかも知れませんが、Blue Pure 221/231の突出した安さが目を引きます。

    必要最低限の機能のみとして普及版という位置づけだと思いますが、411含めブルーエアBlue Pureシリーズ恐るべしです。

    classicシリーズとBlue Pureシリーズの違いが気になる方はブルーエアのラインナップを整理した記事をチェックしてみて下さい。

    赤ちゃん子どもに最も相応しい空気清浄機は?

    長くなりましたが、赤ちゃん子どもに最も相応しい空気清浄機はどれか?というのがこの記事の命題です。

    ご家庭の事情にもよりますが、赤ちゃんや子どもがいる一般家庭のリビングとして10畳以上の部屋を想定しました。

    そうした場合、Blue Pure 411でも対応出来そうですが、前回記事で学んだ

    適用床面積の2分の1から3分の1程度を使用目安にする方が良い

    ということから考えると、多くの家庭では実際の使用が10畳から12畳以上=適応床面積25畳以上の機種が望ましく、圧倒的なコスパからBlue Pure 231がベスト・バイだと考えました。
    (Blue Pure 221は廃盤のため)

    • いくら良い言われても、Blue Pure 221だと40畳以上の部屋が対象となり、我が家はそんなに大きな部屋ではないんだけど・・・

    と思われるかも知れません。

    しかしこれまた赤ちゃんにとっての空気清浄機の選び方についての記事で学びましたが、空気清浄機はオーバースペックを心配する必要はありません。空気がきれいになって悪いことなど無いからです。

    空気清浄機とスペックの注意点

    ただ2点注意が必要です。

    ハイスペックになればなるほど本体の大きさと音量が比例することです。

    従って例えば6畳という部屋に、20畳でも十分使えるBlue Pure 231を置くと、さすがに圧迫感や音の大きさが気になるかも知れません。

    一般的な空気清浄機がやや面長で奥行きが短い直方体に対し、Blue Pure 231は立方体に近いことを除けばサイズは普通サイズ、静音性も問題ないと個人的には感じます。

    口コミを拝見しますと静音性については求めるレベルが千差万別ですので、特別気になる方は実機を見聞きされた方が良いと思いますが、大抵の機種は赤ちゃんと子どものいる部屋で使う空気清浄機として重要な静音性についても問題なく使用出来るレベルだと個人的には感じます。

    廃盤になるまでマイ ベスト・バイだったBlue Pure 221を実際に使用し、音の大きさなどもレビューした記事もありますので参考にしてみて下さい。

    赤ちゃん、子どもの空気清浄機は『CADR』とコスパでこの2台が最強!! まとめ

    赤ちゃん子どものいるご家庭の最強の空気清浄機はこの2台です。

    • 10畳以下・・・Blue Pure 411 Particle + Carbonがベスト・バイ
    • 10畳以上・・・Blue Pure 231 Particle + Carbonがベスト・バイ

    おまけ 実際にボクが購入した空気清浄機と使用後のレビュー


    Iowa Sky, Northwest IA 7-13 / inkknife_2000 (7 million views +)

    この記事を当初作成したのは2017年ですが、その数年前に空気清浄機を検討・購入していました。

    検討当時はBlueair Classic シリーズやBlue Pure 221 Particleは発表すらされておらず、一番最初に購入したのはBlueair 270E slimという機種です。

    2020年時点で購入後6年以上経過し、何度もフィルター交換を経ながら我が家でも寝室で現役使用中で、大変お世話になっている機種です。

    現行classicシリーズの前期モデル末期のマイナーチェンジ版と言えば理解しやすいでしょうか。

    新規にこの機種を購入するメリットはありません。

    しかし今回記事を全面的に改訂しましたが空気清浄機を導入して、実際どうであったか?という点は参考になると思いますので、一部改訂してBlueair 270E slimを実際に使用したレビューは残しました。

    前回記事で冒頭に書いたそもそも空気清浄機を導入したきっかけとなった我が子のくしゃみ連発は果たしてどうなったのでしょうか?

    Blueair 270E Slimを選んだ理由とは

    今回CADRの表を作製していますが、購入段階ではそこまで念入りに評価出来ず、ブルーエア社の歴史を信頼したことと、使用予定の部屋のサイズ、何より今ほどではありませんが値段もかなりお値打ちになっていたことがBlueair 270E slimを選んだ理由です。

    またブルーエアセンス(現行モデルだとセンスプラス)は、対応畳数も拡大し、モーションセンサー内蔵で大変スタイリッシュですが、子どもの格好の遊び道具になりそうな予感がしたため、ボクはボタンで操作する現クラシックシリーズから選びました。

    お子さんがいる家庭では参考になるのではないでしょうか。

    今回記事作製にあたりCADRの表を作製し客観的に評価し、当時の自分の判断があながち間違いではなくて安心しました。

    実際に使用したBlueair 270E Slimのレビュー

    • 運転中の音量
    • 効果
    • 故障
    • 感想

     

    といったことを中心に述べていこうと思います。

    Blueair 270E Slimの運転音について

    赤ちゃんや子どもがいる部屋で使用する時、周囲の音って気になりますよね。
    空気清浄機のように常に稼働するものだと尚更です。

    そんな運転中の音量ですが、運転音を意識することは全くありません
    時折、食事や掃除といったこちらの活動に併せてオートモードで運動量が増えることがあり、「お、しっかり働いてくれているな」とわかるくらいです。

    静音性は十分だと思います。

    Blueair 270E Slimの効果について

    次に効果ですが、普段は特段空気清浄機のおかげで何かを感じることはありませんが、買って当初は意識していたせいか、「部屋の空気が特別澄んだ」と少なくともボクは実感してました。

    文頭で披露した、空気清浄機を本気で考えるきっかけになった我が子のくしゃみですが、我が家にBlueair 270E Slimを導入してからはピタリと止まりしました。

    また直接の効果ではないかもしれませんが、購入後しばらく経過してフィルターを交換したところ、フィルターにはびっちりとホコリが付着しており、初めて見たときにはこんなに汚れているのか・・・と絶句しました。それだけホコリを吸着してくれるのでしょう。

    *クチコミなどを見ると勘違いされている方がおられますが、ブルーエアに限らず空気清浄機は床に堆積したホコリをどうこうしてくれる製品ではありません。あくまでもある程度空気中に飛散しているホコリをトラップしてくれるという商品です。

    Blueair 270E Slimの故障について

    クチコミにも異音の投稿があり、心配していた故障についてですが、我が家の機種も購入して半年程度で、ブーンという異音がして何をしても直らないことがありました。

    しかし、カスタマーサービスに連絡したところ、初期不良と判断され速やかに無料で交換して下さり、対応も非常に良かったです。

    【追記】
    購入後6年以上経過し、その間365日稼働させていますが、その後は一度も故障することなく過ごしています。
    シンプルな構造ゆえでしょうか。素晴らしいの一言です。

    Blueair 270E Slimを実際に使用した感想・レビュー

    空気清浄機を購入するまで散々迷ってこの機種にしましたが、一言「買って良かった」と心底思います。

    手入れが自分には十分に出来ないのではないかと分析し、フィルター交換のみのこの機種を購入したわけですが、手間と言えば、半年ごとにフィルター交換時期を知らせる赤ランプが点灯したら、フィルターを交換するだけです。

    フィルター交換も、全く難しい作業ではありませんので簡単です(心配な方は「ブルーエア フィルター 交換」などで検索すると動画をアップロードされている親切な方もおられます)。
    空気が澄むということを実感出来るのにも関わらず、普段の生活で全く空気清浄機を意識せずに恩恵を受けることが出来るという大変優れもので、小さい赤ちゃんがいる同僚たちにも薦めています。

    フィルター交換は、1ヶ月800円程度です。

    どこかのサイトで「靴文化での使用を想定した製品だから、靴を脱いで生活する日本においては厳密に半年という期限を守らなくても良いのでは?」といった記載があり、妙に納得した覚えがあります。

    実際ボクも忙しさにかまけて交換時期を過ぎて使用していたことがありますが、このあたりはユーザーの考え方次第かなと思います。

    ブルーエア空気清浄機にはそれぞれニオイフィルターも併売しています。室内ペットを購入するような方には効果を発揮するかもしれません。

    ただ料理などの生活臭だけなら通常フィルターで特に問題なく使用出来ており、コストパフォーマンスを考えると、通常フィルターで十分ではないかと思います。

    終わりに

    非常に長文となってしましましたが、空気清浄機について書き連ねて来ました。

    赤ちゃんや子どもが出来て初めて空気清浄機を買おう!と思いつつも、何とかイオンやなんとかクラスター、規格も無数にあってどれを買って良いかわからない…。
    そうして悩んでいるうちに時間が経過し、結局は空気清浄機を買うことが出来ずにいる・・・。
    そんな方にとって、ボクが通った道を記録に残すことで参考にして頂ければ幸いです。

    尚、ブログタイトルにもありますように、私は本職医師であり、電気機器関連の専門家ではありません。
    電気工や家電メーカー勤務の他のブロガー様、雑誌など様々な媒体を参考にし、自分なりの解釈とし披露させて頂いております。
    実際には国内外の様々なメーカーがそれぞれの立場で製品を創り出しており、当ブログでの記載内容に誤解や誤謬も含まれる場合もございます。参考程度とし、実際気になることがあればメーカー様に問い合わせを行うか、ご自身でも調べて頂きますようお願い致します。
    訂正を要す内容については可及的早期に対応致しますので、ご指摘頂ければ幸いです。

    Twitterでフォローしよう

    おすすめの記事