Smart Kids / andrewcurrie

こんにちは「とある医師」です

3歳から使えるチャイルドシート=ジュニアシートを買おう!とネットやランキングを調べた時に、情報が混同して困っていませんか?

「ジュニアシートのお薦め上位ランキング」「ジュニアシートお薦め◯◯選」などと検索上位に表示されるどのページを見ても、

  • 「1歳以上のチャイルド(&ジュニア)シート」と「3歳以上のジュニアシート」が混同されている
  • 固定方式(シートベルト/ISOFIX)の区別がない
  • スペックを羅列しただけ
  • ランキングの根拠・理由の記載がない

こうした理由で、ボクはどのサイトを見ても、全く選べませんでした。

我が家で買うジュニアシート選びに困ったため、全メーカーのジュニアシートを徹底的に検証して、本当のランキングを作って、その中から選ぼう!と思い立ったのがこの記事のきっかけです。

この記事の目標
  • 対象メーカーはコンビ、アップリカ、エールベベ、GRACO(グレコ)、タカタ、マキシコシ、サイベックス、ブリタックス・レーマー、レカロ、リーマン、日本育児、ジョイーの全12メーカー
  • メーカーごとのジュニアシートの固定方式(シートベルト/ISOFIX)を調べる
  • Amazon、楽天、価格.comの売上ランキングを統合して総合ランキングを作る

ジュニアシートの選び方

前提条件の確認
3D Home Inspection Checklist / ccPixs.com

どの機種が良いか?という具体的な話をする前に、ジュニアシートの選び方を簡単にまとめます。

ジュニアシートの定義を含め、ジュニアシートの選び方については、【読めば納得】3歳からのジュニアシートの正しい選び方と考え方という記事でまとめているので、そこから一部引用します。

『1歳以上から6歳以上まで』チャイルド&ジュニアシートではダメか?

「3歳で使えるチャイルドシート」と言うと、『1歳以上から6歳以上まで』対応するチャイルド&ジュニアシートも含まれます。

でもチャイルド&ジュニアシートと、3歳からのジュニアシートなら、現在3歳の子どもに敢えて1歳からでも使えるチャイルド&ジュニアシートを購入する意味はありません。

3歳以上に特化したジュニアシートの方がより適しているからです。

ヒントはシートベルトにありますが、チャイルド&ジュニアシートとジュニアシートとの違いも含め、詳しくは関連記事をぜひご覧下さい。

この記事では以下『3歳以上から』のチャイルドシート=ジュニアシートとして考えます。

ジュニアシートは、シートベルト固定とISOFIX固定どちらを選ぶか

シートベルト式=セパレートタイプ座椅子型、ISOFIX=一体化座椅子型の違いと選び方も確認しておきます。

同じく前記事から引用します。

  • 安全性をまず優先⇨ISOFIX固定
  • サイズ感を重視、年長以上で分割して使いたい、夏場の涼しさ重視、予算を抑えたい⇨シートベルト固定

(マキシコシ ロディXpはシートベルト固定ながら例外的に一体型で、ISOFIX固定と同様の性質を有しますので、一般論としてシートベルト固定の説明にはマキシコシ ロディXpは該当しない部分もあります)

どちらを選ぶかは使用状況、予算などによるのでご家庭ごとに選択するのが良いでしょう。

もう少し深堀りして知りたい方は引用元の記事をご覧下さい。

座面単独型ジュニアシートについて

もう1点確認しておきます。

これもまた前記事にも記載したように低年齢児には座面単独型は、安全面からは望ましくないと個人的に考えます。

一応メーカーごとの販売の有無をまとめると

座面単独型(ブースター型)を販売メーカー
  • GRACO(グレコ)、リーマン、日本育児、アップリカ

となりますが、この記事では主に3歳4歳の低年齢児向けのジュニアシートを選ぶことを目的としており、以後座面単独型ジュニアシートについては割愛致します。

これらを前提として各メーカーごとの固定方式、そしてランキングを書いていきます。

各種ランキングを統計⇨固定方式ごとの総合ランキングを作る

ランキングをイメージさせる写真
123 / emmacraig1

1歳から4歳以上のチャイルド(&ジュニア)シートを選ぶ時にも感じたことですが、例えばシートベルト固定かISOFIX固定かなどの構造的違いを除けば、機種ごとの違いを細かく数字化するなどの比較は困難です。

従って横断的にあらゆる機種を比較し、順位付けするのは現実的ではありません

そこでこの記事では、

  1. コンビ、アップリカ、エールベベ、GRACO(グレコ)、タカタ、マキシコシ、サイベックス、ブリタックス・レーマー、レカロ、リーマン、日本育児、ジョイーの全12メーカー
  2.  メーカーごとのジュニアシートの固定方式(シートベルト/ISOFIX)を調べる
    • 各種ランキングの統計から、総合ランキングを作る

    という手順でランキング化しました。

    出典は各社の公式HPで、ショップ限定のものを除いています。

    但し2018年末に新たに発売されたマキシコシ ロディXpのみ、2020年6月現在も公式HPに掲載されていません

    マキシコシに問い合わせを行ったところAmazonに掲載された仕様が正しいとのことですので、同ページを出典としています。

    全12メーカーのジュニアシート 固定方式ごと

    ジュニアシートの固定方法ごとの一覧
    Cool Little Cars / Bennilover

    各メーカーの固定方式ごとの表です。

    全メーカーの固定方式ごとのジュニアシート発売状況 一覧表

    シートベルト固定
    (セパレート型)
    ISOFIX固定
    (一体型)
    コンビ
    アップリカ
    エールベベ
    GRACO
    (グレコ)
    レカロ
    タカタ
    サイベックス
    ブリタックス・
    レーマー
    マキシコシ ◯ *1
    リーマン
    日本育児
    ジョイー

    *;一体型

    表を作成して初めて気が付きましたが、リーマンとマキシコシのみがシートベルト/ISOFIX固定を両方販売していますが、その他のメーカーはどちらか一方のみなのですね。

    この中でジョイー、日本育児、レカロ、cbxとタカタについて先に述べます。

    ジョイー、日本育児、レカロは座椅子型ジュニアシートを販売していない

    チャイルドシートやベビーカーでお値打ち価格とデザイン性・機能を両立したアイテムを多く揃えるジョイーですが、残念ながら3歳以上を対象にしたジュニアシートそのものを販売していません。

    日本育児は座面単独型のみで、座椅子型ジュニアシートは発売していません。

    また支持者も多いレカロは、残念ながら2018年末でチャイルドシートから撤退したため、この記事では取り扱いませんでした(アフターサービスは継続)。

    3社ともチャイルドシートでは有名なメーカーですので意外でした。

    追記

    レカロは2019年春からイタリアの会社と合同でRECARO Kids (レカロキッズ)として、新規にチャイルドシートを製作販売しました。

    待ち望んでいた方も多いと思いますし朗報ですね。記事内容を一部更新しました。

    cbxとタカタについて

    cbxはサイベックスのセカンドラインです。従って、広い意味ではサイベックスと言えなくもありませんが、独立した商品展開をしているため別々に扱っています。

    またタカタについては、2017年に経営破綻していますが、チャイルドシート部門は米自動車用安全部品メーカーに買収されています。

    統合ブランド ジョイソン・セイフティ・システムズとして継承されているため、ブランド名であるタカタを用いています。

    たまたまブランド名で先に取り上げたcbxとタカタですが、後ほど大いに活躍しますのでご注目を。

    メーカーごとのジュニアシート 一覧表(シートベルト固定)

    セパレートタイプ=シートベルト固定ジュニアシートを販売するのはコンビ、アップリカ、エールベベ、GRACO(グレコ)、レカロ、リーマンとマキシコシの7社です。

    ジュニアシートに限らずチャイルドシート全般でよく見かけるメーカーですね。

    商品名と実売価格を表にしてみます。

    シートベルト固定(セパレート) 一覧表

    セパレート 名称 実売価格 *1 発売
    コンビ
    ジョイキッズ ムーバー
    エッグショック KH
    17,000円 *5 2017
    ジョイキッズ FJ *2 12,800円 2018
    ジョイキッズ FK *2 9,657円 2019
    アップリカ エア ライド AB 14,040円 2018
    エールベベ
    サラットクルーズ・ハイバック - *3
    サラット・ハイバックジュニア
    ・クワトロ
    10,080円 2011
    GRACO
    (グレコ)
    ジュニアプラス(DX) 8,120円 2013
    ジュニアプラス 5,043円 2008
    レカロ J3(ジェイスリー) 13,000円 2019
    リーマン カイナハイバック 7,686円 2018

    シートベルト固定(一体型) 一覧表

    一体型 名称 実売価格 *1 発売
    マキシコシ ロディ Xp 14,300円 2018

    *1;価格は税込みで、2020/3月現在のAmazon販売価格。カラーにより価格が異なる場合、価格が安い方を記載
    *2;ジョイキッズ FK/FJと表記されることが多いですが、先行発売されたFJが赤一色で安く、後発のFKは黒、グレー展開で色・価格帯がかなり違うため別表記としました。機能面は同一です。
    *3;Amazon、楽天共に取扱なし

    メーカーごとのジュニアシート 一覧表(ISOFIX固定)

    次にISOFIX固定(一体型)を見てみます。

    ISOFIX固定 = 一体型タイプのジュニアシートを販売するのはタカタ、マキシコシ、サイベックス、cbx、ブリタックス・レーマー、リーマンです。

    コンビ、アップリカという国内有名メーカーはISOFIX固定ジュニアシートを販売していないことも驚きました。

    ISOFIX固定ジュニアシートですが、成長に伴い首の高さを調節出来る機能は基本構造として共通しています(製品により段階などは少しずつ違います)

    シートベルト固定ジュニアシートのようにメッシュ素材、洗濯可、軽量などをアピールするよりは、ISOFIX固定ジュニアシートはより安全性に配慮しています。

    差別化を図る機能としては、メッシュ素材を取り入れたり、換気孔を設けるなど夏場の涼しさに配慮する機種や、枕・シートの幅調節機能を持つ機種、独自の安全ベルトを付属しさらに安全性を配慮するなどして、独自色を出しています。

    これらをまとめます。

    ISOFIX固定 ジュニアシート 一覧表

    ISOFIX固定
    (一体型)
    名称 実売価格 *1 換気
    構造
    リクライ
    ニング
    +α
    タカタ
    Child Guard Junior 28,000円 ◯ *6 - 幅調節
    takata312-i fix junior 23,400円 ◯ *6 - 幅調節
    takata312-i fix juniorS 20,600円 - - 幅調節
    マキシコシ ロディフィックス
    AirProtect *4
    27,000円 - -
    サイベックス
    ソリューションZフィックス 43,000円 *5 ◯ *7 幅調節
    ソリューションSフィックス 33,000円 ◯ *7 -
    (cbx) ソリューション2-フィックス 14,000円 - -
    ブリタックス・
    レーマー
    KIDFIX II XP SICT *3 42,120円 - -
    安全
    ベルト *8
    KIDFIX II XP *3 37,800円 - -
    リーマン カイナハイバックISOFIX 20,000円 ◯ *6 - -

    *4;上記表の中で、マキシコシ ロディフィックスとブリタックス・レーマーの2機種は対象年齢が「4歳から」となっています。但しジュニアシートの選び方をまとめた記事にあるように、体重の基準が他の機種と同様に「15kg以上」となっていることから、同列に記載しています。
    *5;Amazon取扱なし。楽天価格(安値)
    *6;メッシュ素材
    *7;通気穴による換気
    *8;独自のベルトを追加装備、安全性向上

    【本当】のジュニアシートランキングを作る方法

    本当のジュニアシートのランキングを作る
    Order Key / CreditDebitPro

    ようやく固定方式ごとにジュニアシートを整理出来ました。

    この時点で素朴な感想としてジュニアシートの販売台数がわずか21機種という事実に大変びっくりしました。

    ここで計上していないブランド・メーカーもあるかも知れませんが、主だったチャイルドシートメーカーでシートベルト型が11機種、ISOFIX型が10機種のみとは恐れ入りました。

    ではこの中からランキング作りを開始します。当初考えた方法は、

    • Amazonや楽天、価格.comなどのメジャーなECサイトの売れ筋ランキング
    • 「ジュニアシート お薦め ランキング」で検索した記事のランキング

    これらを網羅的に計上してみるという方法でした。

    冒頭に記したように、「ジュニアシート お薦め ランキング」などで検索したサイトがいずれもそのランキングの根拠を明示していなかったので、だったら複数のサイトやランキングを合算したら【本当】のランキングが作れるのでは?と考えたわけです。

    しかし、残念ながら早晩頓挫してしまいました。

    【本当】のジュニアシートランキングが難しい理由

    ランキングに難渋した理由。それはネットで検索したサイトが、

    • 1歳からのチャイルド&ジュニアシートと混同
    • シートベルト式/ISOFIXの区別をつけていない
    • 発売中止モデルを延々紹介
    • 安さのみをアピールしている

    などの要因です。これらをごちゃごちゃにしてランキング?にして紹介しているため、全く意味のないランキングとなっているためです。

    個人のブログも勿論、残念ながらAmazon、楽天、価格.comでも同様でした。

    本当のランキングの計算方法

    そこで、根拠も記載されず、適応年齢もバラバラな個人のブログは考慮に入れず、

    Amazon、楽天、価格.comの中から

    • 現行発売されている「3歳からのジュニアシート」を抽出
    • シートベルト/ISOFIXごとに仕分け
    ⇨独自に合算しランキングを作成(いずれも2019年3月下旬時点)

    という手順を踏みました。具体的な各サイトの計算方法を述べます。

    Amazonのジュニアシートランキング

    Amazonは、色違いの機種も別々にカウントされ、また延々100位までランキングが続きます。

    整理のため色違いを1つとしてカウントしたところ、合計で14機種(シートベルト/ISOFIXそれぞれ7機種)となったため、この14機種を採択しました。

    (上記にも書いたマキシコシとブリタックス・レーマーのジュニアシートは年齢4歳以上とされていますが、Amazonでも「3歳以上チャイルドシートランキング」に掲載されています)

    楽天のジュニアシートランキング

    楽天は、3歳以上を選択すると総合50位までランキングが出るのですが「1歳からのチャイルド&ジュニアシート」(も3歳でも使えるため)が多く含まれています。

    50機種の中から3歳以上ジュニアシートのみを抽出し、座面単独型と同一カラーを除くとシートベルト4機種/ISOFIX各4機種が該当しました。

    ただシートベルト式の中にcbx ソリューション2-フィックスがランキング入りしていましたが、この商品に限らずISOFIXタイプはシートベルトでも固定出来ることが多いためISOFIXに分類することとし、シートベルト3機種/ISOFIX4機種を採択しました。

    価格コムのジュニアシートランキング

    価格.comは「売れ筋ランキング」では「1歳からのチャイルド&ジュニアシート」と区別されず、また選り分けることも出来ませんでした。

    そこで全てのチャイルドシートから検索条件を「ジュニアシート」とし、それでも「1歳からのチャイルド&ジュニアシート」が混同されているため、3歳からのジュニアシートの基準である「体重15kg以上」を検索条件に加えたところ94機種が候補に残りました。

    価格.comもAmazonと同じく、色違いもそれぞれ別にカウントされています。

    座面単独型と色違いを除いた上で、価格.comは固定方式が選択出来た(ISOFIXのみを抽出可能)ため、合計で15機種(シートベルト7機種、ISOFIX8機種)まで絞れ、その15機種を「売れ筋順」に並べ替えました。まとめると

    本当のジュニアシート
    • Amazon=14機種(シートベルト7機種、ISOFIX7機種)
    • 楽天=7機種(シートベルト3機種/ISOFIX4機種)
    • 価格.com=15機種(シートベルト7機種、ISOFIX8機種)

    ⇨逆数的に点数化(8機種のうち1位なら8点)し、合算したランキングを作成

    固定方式別ジュニアシート【本当】のお薦め売れ筋ランキング

    Amazon、楽天、価格.comそれぞれのランキングは割愛して、合算した結果のみを表示します。

    シートベルト固定 ジュニアシート 売れ筋ランキング(満点=17点)

    順位 メーカー 商品名 点数
    1 GRACO(グレコ) ジュニアプラス 14
    2 アップリカ エア ライド AB 11
    3 コンビ ジョイキッズ FK/FJ 10
    4 エールベベ サラット・ハイバックジュニア・ クワトロ 9
    5 GRACO(グレコ) ジュニアプラスDX 8
    6 コンビ ジョイキッズ ムーバーエッグショック KH 7
    7 リーマン カイナハイバック 3

    シートベルト固定ジュニアシート ランキングについて思うこと

    改めてランキングを見ますと、シートベルト型だとGRACO(グレコ)の強さが光ります。
    4,980円〜と極めて廉価ながらAmazonでも口コミも多いですね。

    ただ、ここまで他のモデルと価格差があると逆に不安に感じてしまうのはボクだけでしょうか?

    次に安いリーマンのカイナハイバックと比べても半分以下です。

    同じシートベルト型で最も高いコンビのジョイキッズ ムーバーエッグショック KHと比べると4分の1以下です。

    発売時期が違うとは言え、定価もかなり安く、GRACO(グレコ)は【安さの割に】良いと評価されているのでは?という疑問が拭えませんでした。

    【安全を買う】チャイルドですので、安さを訴求した(ように映る)モデルは個人的には選びにくいな感じます。

    またコンビ、アップリカ、リーマンの各モデルは2017年以降のモデルがランクインしています。

    対してGRACO(グレコ)とエールベベはかなり前のモデルであり、ジュニアシートの基本設計が大きく変わることはないにせよ、敢えて古いモデルを選択するのではなく、モデルチェンジを重ねたモデルをボクなら選びたいと感じました。

    シートベルト固定ジュニアシート やっぱりコンビとアップリカが強い

    上記の理由でグレコを外すと、シートベルト固定のジュニアシートでが断然コンビとアップリカが目立ちます。
    アップリカは1機種に対し、コンビは2機種販売しており、機種ごとで比べるとアップリカのエアライドABが一番得点が高いですが、メーカーとして見るとコンビの点数の方が高いですね。
    ジュニアシートでもコンビ、アップリカへの信頼は絶大のようです。

    ISOFIX固定 ジュニアシート 売れ筋ランキング(満点=19点)

    順位 メーカー 商品名 点数
    1 タカタ takata312-i fix junior 16
    2
    タカタ Child Guard Junior 9
    サイベックス ソリューションSフィックス 9
    マキシコシ ロディフィックス 9
    cbx ソリューション2-フィックス 9
    リーマン カイナハイバックISOFIX 9
    7 タカタ takata312-i fix juniorS 5
    8
    ブリタックス・
    レーマー
    KIDFIX II XP 4
    ブリタックス・
    レーマー
    KIDFIX II XP SICT 4

    ISOFIX固定ジュニアシート タカタの評価の高さが目立つ

    ISOFIX固定ジュニアシートで言うと、タカタの評価が総じて高いようです。
    口コミを見るとタカタというメーカーへの信頼が基になっていることもありますね。

    個人的な感想としては、元々の製造元のタカタ自体はエアバッグ問題で経営破綻した際のスタンスに対し思うところがあり、米国企業に部門を買収された今の方が安心感はあります。

    ただ、タカタはかなり前からISOFIXジュニアシートを製作しており、比較的発売が古いという点は留意する必要があります。

    因みに、ランキング1位はtakata312-i fix juniorですが、個人的にはtakata312-i fix juniorSを推したいと思います。

    なぜなら両者の違いは、機能的には3Dメッシュの有無のみです。

    takata312-i fix juniorが2トンカラーで若干口コミにもシックでないなど批判的なコメントもありますが、対してtakata312-i fix juniorSは単色でまさにシックになってます。

    またtakata312-i fix junior、takata312-i fix juniorSに共通するものですが、シート・枕の横幅調節機能を持っています。

    ISOFIX固定ジュニアシートは枕の高さ調節機能は全ての機種に共通する機能ですが、幅調節出来る機種はごく一部です。

    タカタ以外の上位モデル

    具体的にはタカタの3機種を除くと、サイベックスの上位機種であるソリューションZフィックスのみです。

    ISOFIX固定の他のメーカーも、シートベルト固定ジュニアシートでも幅調節機能は採用されていないことから、マイナーな機能と言えますので、幅調節機能がどの程度実使用上で意義があるのかはわかりません。

    しかし、純粋に「+α機能」だと思います。

    話をtakata312-i fix juniorSに戻しますが、takata312-i fix juniorSが20,500円程度、takata312-i fix juniorが23,500円程度と価格差は3,000円ほどです。

    評価の高さと幅調節機能を備えたtakata312-i fix juniorSが20,500円という価格は絶妙ではないかと感じます。

    ISOFIX固定ジュニアシート2位以下について

    ISOFIX固定ジュニアシートは2位が5機種と大混戦ですが、この中でcbx ソリューション2-フィックスに注目しています。

    ISOFIX固定はシートベルト固定に比べ販売価格が高いのが特徴で、実際約20,000円から42,000円と幅があります。

    そんな中ISOFIXモデルながら実売価格が15,000円程度のcbx ソリューション2-フィックスは、シートベルト固定との価格差をほぼなくし安全なISOFIXが欲しいけど予算オーバーと諦めていた方への福音となるのではないでしょうか。

    cbx ソリューション2-フィックスは実際、口コミも数はまだ少ないながら総じてきちんと評価されていますね。

    ちなみに我が家は 今回のランキングで見事2位を勝ち取ったサイベックス ソリューションSフィックスを購入しました。購入した経緯や実際にサイベックス ソリューションSフィックスを使った感想などはぜひ記事をご覧下さい。

    売れ筋、価格、発売時期を鑑みたジュニアシート本当におすすめランキング4選

    売れ筋、価格、発売時期を合わせた本当におすすめなジュニアシート
    Business Baby / juhansonin

    最後に、こうしたことを鑑みて売り上げランキングと価格帯や発売時期など合わせた『本当』のランキングを独自に作ってみます。

    【本当】のジュニアシートおすすめランキング(シートベルト固定)

    順位 メーカー 商品名
    1 アップリカ エア ライド AB
    2 コンビ ジョイキッズ FK/FJ
    3 レカロ J3(ジェイスリー)
    4 マキシコシ ロディ Xp

    シートベルト固定ジュニアシートについては、設計・発売の古いモデルより新しいモデルを評価しました。

    しかしながら1位と4位で大きな違いありませんので、デザインや予算などを鑑みて選んでは如何でしょうか?

    この総合ランキングについては別記事にまとめています。

    各モデルについても深堀りしていますのでぜひご覧下さい。

    【本当】のジュニアシートおすすめランキング(ISOFIX固定)

    順位 メーカー 商品名 特徴
    1 タカタ takata312-i fix juniorS 幅調節
    2 cbx ソリューション2-フィックス リクライニング
    値段
    3 マキシコシ ロディフィックス
    AirProtect *4
    マキシコシブランド
    4 ブリタックス・
    レーマー
    KIDFIX II XP 安全性へ
    より配慮
    番外編 リーマン カイナハイバックISOFIX リーマン、安価

    ISOFIX固定のジュニアシートについても発売時期して時間が経つ中でも評価されているtakata312-i fix juniorよりも、機能を絞って価格を下げたtakata312-i fix juniorSを1位としました。

    cbxとリーマンについては、ISOFIXながら手に届きやすい価格帯であることを理由に順位を上げています。

    マキシコシのロディフィックス AirProtectは価格も中間帯で、安心のマキシコシブランド、そして新設計という点で3位としました。

    また価格は他よりもかなり高くとも、きっちりと評価・支持されているブリタックス・レーマーを同様に高く評価しました。

    独自の安全ベルトを追加するなど安全面を強化しています。また安いモデルで38,000円と非常に高価ながらランキングにきっちり入っているブリタックス・レーマーの2つのモデルも流石です。

    口コミは少ないながらAmazonでは全てが☆5つです。内容からもステマは考えにくく、ブリタックス・レーマーというメーカーもその製品も信頼されている証拠ですね。

    ISOFIX固定ジュニアシートの総合ランキングと、その各モデルについても別記事で深堀りしていますのでぜひご覧下さい。

    最後に

    冒頭のような疑問に答えるべく長々と書いてきました。
    ジュニアシートを買おうと悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。

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