It was his own, private joke that had him laughing. / littlebiglens
こんにちは「とある医師」です。
3歳からのチャイルドシート=ジュニアシートについて、Amazonや価格com、楽天という有名ECサイトの売れ筋ランキングと販売価格、発売日から総合ランキングを前回記事で作りました。
前回記事で作った総合ランキングの対象メーカーはコンビ、アップリカ、エールベベ、GRACO(グレコ)、タカタ、マキシコシ、サイベックス、ブリタックス・レーマー、レカロ、リーマン、日本育児、ジョイーの全12メーカーです。
この記事ではその総合ランキングから、シートベルト固定式のジュニアシート5撰を、その理由と共にご紹介します。
なお、ジュニアシートには固定方式によりシートベルト以外にもISOFIX固定があります。
シートベルト/ISOFIX固定の違いやどちらを選ぶべきか知りたい方や、ジュニアシートの基本的な選び方、考え方や、ISOFIX固定のジュニアシートランキングに興味をお持ちの方は、こちらを読んでみて下さい。
売れ筋ランキング、価格、発売日を総合して厳選!シートベルト固定ジュニアシートおすすめ5撰
Amazonや楽天、価格.comの各売れ筋ランキングと販売価格、発売時期を総合した総合ランキングから厳選した5撰を先に紹介します。
順位 | メーカー | 商品名 |
1 | アップリカ | エア ライド AB |
2 | コンビ | ジョイキッズ FK/FJ |
3 | レカロ | J3(ジェイスリー) |
4 | マキシコシ | ロディ Xp |
シートベルト固定おすすめランキング1位 アップリカ エアライドAB
栄えある1位はアップリカ エアライド ABです。
ベビー用品大手のアップリカのジュニアシート エアライドAB。
Amazon、楽天、価格comいずれのサイトでもランキング上位を獲得しており、幅広く支持されていた結果です。
アップリカ エアライド ABが1位に選ばれた理由
アップリカ エアライド ABが1位に選ばれた理由。それは簡単に言えば、
- アップリカブランドへの安心感
- シートの素材が柔らかく乗り心地が良い
- 最安値(色により価格差あり)11,800円という破格な価格設定
と言えます。例えばAmazonの口コミでは☆4.5獲得しています。
アップリカ エアライド ABの口コミ
好意的な口コミとしては、
- 以前、安いものを使っていましたが、クッションが薄く、長時間のドライブはかわいそうでした。他の方のレビューをたくさん見てこちらを購入。購入して正解でした。クッション大事!こどもも大喜び。
- 長距離(片道100Km)の移動でもお尻は痛くならないようです。
- 座り心地も良いらしく別のメーカーのシートに座っているお姉ちゃんが羨ましがっています。
と、クッションの良さを評価する声が多いですね。
アップリカへの信頼は
- 値段も手頃でアップリカのシートがあったので迷わず購入しました。
- アップリカの良心
という口コミに端的に表されています。
ドリンクホルダーを評価する声も多いですが、ドリンクホルダーはシートベルト固定の多くのジュニアシートで採用されており、差別化するには至らないかも知れません。
カラーバリエーション3色展開されているのも嬉しいですね。
アップリカ エアライド ABの注意点

アップリカ公式HPから引用
非常に評価の高いアップリカ エアライド ABですが、不満を指摘する口コミもわずかながらあり、紹介しておきます。
ヘッドサポートへの口コミ
- 寝入ってしまうと頭が前に倒れてきてしまうので子供用のネックピローを使用していますが、ネックピローをし忘れると苦しそうな体勢になるのが少し難点です
写真を見てもわかりますが、エアライドABは頭を支える部分が段違いとなっています。
他メーカーと比較しても特別せり出しているとは感じませんが、実際に使用した中でこの様に感じる方もおられるようです。
この部分が気になる方は、頭を支える部分が同一平面上にあるコンビのような製品もあります。
(コンビは次に紹介します)
ただ、この部分についても
- 車内では寝ている事が多いので“眠っていてもしっかり支える、首と頭を包み込んでサポート!”に惹かれエアライドに決めました。やっぱりエアライドにして正解でした
と好意な口コミもあります。
商品として高く評価している声の方が圧倒的に多いので気にし過ぎる必要はありませんが、このような口コミがあることは買う前に把握していても損ではないと思います。
ヘッドサポートが若干低め
個人的に気になった点として、頭の位置を調節出来るのですが、その高さの上限が他メーカー商品に比べ、若干低い位置までしか上がらないなと感じました。
身長が高くなれば背面を外し、ブースター単独でも使用出来ますので枕の高さを気にする必要は無いのかも知れませんが、ボクとしては安全面からもブースター単独での使用は回避したいと考えており、結果的に他メーカーよりも使用出来る期間が短いのかなと感じました。
しかし、口コミを探してもこのような指摘は見つけられず、ボクの思い込みかも知れません汗
シートベルト固定ジュニアシートおすすめランキング2位 コンビ ジョイキッズ FK/FJ
シートベルト固定ジュニアシート第2位はコンビ ジョイキッズ FK/FJ です。
アップリカに続いて、国内2大巨塔とも言うべきコンビが堂々の2位でした。
コンビ ジョイキッズ FK/FJとは?
ジョイキッズ FK/FJという名称ですが、解りにくい面があるので解説します。
コンビHPではジョイキッズ FK/FJと記載されていますが、Amazonを始め販売側はジョイキッズ FKとジョイキッズ FJを区別して販売していることがあります。
ジョイキッズ FK/FJの違いは何かと言うと、ずばりジョイキッズ FK/FJの違いは色のみです。
ジョイキッズ FKは2018年に先行発売されたものでレッド、FJは2019年に発売されたブラックとブルーです。
コンビ ジョイキッズ FK/FJ が2位に選ばれた理由
コンビの ジョイキッズ FK/FJはAmazon、価格comで高く評価され、堂々のランクインです。
さて、Amazon内の口コミから抜粋しますと
- 値段が安い割にコンビ製なのでしっかりしているし、使いやすい
- 本体は軽量でありながら頑丈にできており,いざというときに頼りになりそうです。それでいて,体が当たる部分にはクッションがしっかり入っているので,長時間座っていても疲れないようです。長距離ドライブでもグズグズにならないのでかなり助かっています。おすすめです。
- 本人曰くとっても座りやすいとの事。座席も硬すぎず柔らかすぎず、軽いので持ち運びも楽です。
と好意的な口コミが多いです。
Amazonに限らず口コミを見てみますと、特別何かが優れているわけではないけど、目立った非もなく十分に役目を果たしてくれる、という内容も目立ちます。
ジュニアシートに特別な機能を求める必要はないので、ある意味もっとも相応しい褒め言葉と言えますね。
また、コンビからコンビに乗り換えという声も多く、チャイルドシートは安心を買うものですので、コンビというメーカーへの信頼をやはり皆さん重要視されているようです。
こういった積み重ねが2位ランキングの原動力だろうと思います。
シートベルト固定ジュニアシートおすすめランキング3位 レカロ J3(ジェイスリー)
ジュニアシート3位はレカロ J3(ジェイスリー)です。
実はレカロは2018年末にチャイルドシート部門から撤退していましたが、2019年春にイアリアの会社とコンビを組んで、レカロキッズとしてチャイルドシートを販売しています。
レカロと言えばカーシートで知る人ぞ知る有名メーカーで、チャイルドシートへの復帰を喜んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんなレカロのJ3(ジェイスリー)を栄えあるシートベルト固定の3位としました。
レカロ J3(ジェイスリー)の特徴
- 何と言っても「レカロ」ブランド
- サラウンドヘッドサポートクッション
- オーバーハングサイドプロテクション
- 高密度クッション・エルゴノミック座面
まずはなんと言ってもレカロブランドは大きいですね。「待望」と言うほどカーシートブランドでは有名で、こだわっている方も多いです。
よく見ればレカロのカーシートは見かけますが、実際に格好いいです。
その他座り心地や、正しい姿勢を目指した機能も満載で、堂々の3位です。
シートベルト固定ジュニアシートおすすめランキング 4位 マキシコシ ロディXp
シートベルト固定ジュニアシート第4位はマキシコシ ロディXpです。
ベビーシートでとりわけ有名なマキシコシからもロディXpというシートベルト固定ジュニアシートが販売されています。
マキシコシ公式HPには掲載されていませんが、Amazonや楽天では販売され、【正規品】と明記されています。
不思議に思いマキシコシIRに問い合わせを行ったところ、確かにHPには未掲載ながらAmazonに掲載された紹介ページが正しい説明であるという返事を貰いました。
安心して買えますね。
マキシコシ ロディXpとは その特徴
マキシコシ ロディXpの特徴はシートベルト固定ながらブースターと分離不能=一体型である点です。
- シートベルト固定ながらブースターと分離不能=一体型
- マキシコシHPには記載なく、販売サイトのみの掲載
シートベルト固定ジュニアシートは大きくなるとブースターと分離して使えるような仕様となっていますが、安全面から考えると一体型の方が安心という方もおられると思います。
ただ、現時点ではシートベルト固定=分離式、ISOFIX固定=一体型が多くの場合当て嵌まるため、一体型を希望した場合にはISOFIX固定を購入する必要がありました。
最近はcbxのソリューション2-フィックスやリーマン カイナハイバックISOFIXなど比較的買い求めやすい価格帯の商品も販売されていますが、ISOFIX固定は総じてシートベルト固定よりも高いこともあり、買えなかった方もいらっしゃると思います。
そんな中、マキシコシ ロディXpは実売価格(定価)14,000円と比較的手が届きやすい価格帯となっています。
ISOFIX固定でなくてもいいけど安全面からは一体型が欲しいな、という方にはマキシコシ ロディXpはもってこいの1台だと思います。
マキシコシ ロディXpの注意点
マキシコシ ロディXpには1点だけ注意点があります。
それは対象年齢が4歳頃からとなっている点です。
(一般的なジュニアシートは3歳からが対象)
マキシコシ ロディXの適応は、
- 4歳頃~12歳頃
- 身長100cm~150cm
- 体重15kg~36kg
となっています(全てAmazon内説明より記載)。
年齢以外は一般的なジュニアシートと一緒ですので、必ずしも年齢が当てはまらなくとも身体的に当てはまれば問題なく使用出来るとは思いますが、適応は知っておくに越したことはありません。
シートベルト固定ジュニアシートおすすめランキング 番外編 リーマン カイナハイバック
シートベルト固定ジュニアシートおすすめランキング番外編はリーマン カイナハイバックです。
リーマンってどんな会社?
リーマンという会社を皆さんご存知でしょうか?
これまで紹介したアップリカ、コンビほど有名ではないかも知れませんが、リーマンは国産のチャイルドシートメーカーです。
愛知県を製造・開発拠点とした会社で、その特徴はなんと言ってもmade in Japanにこだわっていることでしょう。
もしかしたらブランドとしては有名ではないかも知れませんが、知る人は知るメーカーで、支持者も多いチャイルドシートメーカーです。
リーマン カイナハイバックの特徴
リーマン カイナハイバックの特徴は、一言で言うと過不足ないスペックと国産の安心感を備えながらも財布に優しいと言えるでしょう。
- 通気性とクッション性を両立した3Dメッシュシート
- 洗濯可能なカバー
- 側面からの衝撃から頭部をガードする大型ヘッドレスト
という文句のないスペックを備えながらも、実売価格はコンビやアップリカの半分から2/3という驚異的なお手頃感があります。
製品の見た目もアップリカのエアライドABとは若干雰囲気が異なりますが、コンビのジョイキッズ FK/FJとはほとんど変わりません。
コンビ同様、サイドクッションの大きさが他の安いモデルとは異なる点ですね。
価格で勝負ということならGRACO(グレコ)が販売上位にランクインしますが、GRACO(グレコ)だとクッション性の低さを指摘する声も多いですね。
リーマンは質を落とした安さを追求するのではなく、質とお値打ちを両立したメーカーと言えるでしょう。
リーマン カイナハイバックの注意点
注意点というものではありませんが、リーマン カイナハイバックは国産で安心だし、機能的にもコンビやアップリカにも劣らない感じで何より安いし、これで良いかも?と興味を持っても、Amazonを始め口コミがなくて不安になる方も多いはず。
今回いろいろネットで検索しましたが、カイナハイバックの口コミという形では見つけることが出来ませんでした。
ただ、リーマンが販売する新生児から使用出来るような他のチャイルドシートだと複数の口コミが見つかり、☆の数も多く、口コミの内容も好意的なものばかりでした。
何よりAmazon、楽天、価格comいずれでもリーマンのカイナハイバックはランキング入しており、幅広く支持されている証拠だと思います。
[2020年]シートベルトジュニアシートはこの5撰。総合ランキングから紹介 まとめ
3歳からのシートベルト固定ジュニアシートから売上ランキング、価格、機能を総合して厳選した5台を紹介してきました。
アップリカ、コンビという2強にレカロと、マキシコシが続き、国産ながら価格が魅力のリーマンが追随する格好となっています。
どの1台が最も優れている!と断言することは出来ない代わりに、この5台ならどれを選んでも満足されると思います。
マキシコシという圧倒的ブランドかつシートベルト式なのに一体型ジュニアシートというマキシコシ ロディXpにも注目です。
ジュニアシートを検討されながらも悩んでおられる方に珠玉の5選が参考になれば幸いです。