If you and I can get along, then why can't those other human bastards make peace on their own / yvonne_n_1968
こんにちは「とある医師」です。
スチーム式加湿器の中で象印の商品が人気です。
しかし2020年11月現在、象印の加湿器はラインナップとしてEE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50、EE-DA50と非常に似通った商品が併売されています。
でも値段も少しずつ違いますし、
象印の加湿器を買いたくても、
- 何かいっぱいあるんだけど・・・
- どう違うの?
- どれを買うのが良い?
と混乱する方も多いと思います。
この記事では象印加湿器 EE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50、EE-DA50の違いと選び方について書いていきます。
特に細かな仕様の差は無視して、どの機種を買うか?選ぶ際に必要なポイントのみをまとめます。
先に結論をまとめます。基本はこの3点です全て解決します。
- 象印 EE-RQもEE-RPもEE-RNも基本は一緒⇢⇢⇢最も安いものを買えば良い
- ただ35と50は、容量も加湿量も違う⇢⇢⇢慎重に選ぶ
- EE-RQ50とEE-DA50は容量=稼働時間の違いのみ
なお、象印 EE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50を何度も書くと読み難いため 本ブログでは勝手ながら以下EE-RXシリーズと呼称させて頂きます。
【2021年冬 追記】
2021年モデルもEE-RR35/50とEE−DC35/50が販売されました。
個々の違いや旧モデルとの比較を記事にしました。基本的にはEe-RQを踏襲していますが、最新モデルのことも気になる方はぜひこちらもご覧下さい。
因みにボクは実際に象印 EE-RM50を購入して使っています。
象印 EE-RM50を実際に使用した感想や、購入前に知っておいた方が良いこと、そして一般的に高いと言われるスチーム式加湿器の電気代節約方法などは現役医師が象印EE-RM50(RP50)を購入したら良い事尽くめで文句なしだった話というタイトルで記事化しています。
ご興味ある方は合わせてご覧になって下さい。
【加湿器肺について追記】
2020年末、"加湿器肺"という言葉が話題になりました。そこで医師として医学論文を基に加湿器肺を解説してみました。
メンテナンスで加湿器肺は回避出来るのか?○✕クラスター、△□イオンがあれば安心か?なども含め検証しています。
象印の加湿器を含む加熱式加湿器が如何に安全か?という点が再認識出来るのではないでしょうか。ご興味ある方はぜひご覧下さい。
この記事は以下の内容を書いています。
EE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50の違い
all the same / ELECTROLITE photography
まずEE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50についてお話します。
EE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50は同一スペックで型番が違うだけ
蒸気量など細かな数字を比較することも可能ですが、実際に選ぶ時に蒸気量で比較しませんよね?
象印 EE-RXシリーズのうちEE-RQ、-RP、-RNの本質的なスペックは同一です。アルファベットの違いはただ製造年度の違いを示しており、2020年→2019年→2018年という順番です。
本質的な、と言ったのは、細かく言えば取手の抗菌仕様だとか、カラーリングが若干違うなどの差が実はあるためです。しかし、些事に過ぎず無視して良いと思います。
勝手な予想ですが2020年モデルは恐らく-RQかも知れません⇢予想通り2020年モデルはRQでした。
2021年モデルはEE-RRでしょうか。
同じく象印 EE-RXシリーズを紹介されているブログでも間違われることがあるようですが、EE-RX35とEE-RX50の違いは
- -RX35の方が容量も加湿能力も小さく
- -RX50の方が容量も加湿能力も大きい
EE-RX50とEE-DA50の違いは容量と稼働時間
- EE-RX50とEE-DA50の違いは何でしょうか?
EE-DA50は2019年に新しく発売されたモデルです。
EE-DA50は-RX50の派生モデルで加湿能力がほぼ同等で、容量が大きいモデルです。つまり稼働時間が長いです。
細かな違いを挙げれば弱モードの加湿能力に若干の違いと、-RX50シリーズが強弱のみのモード設定だったことに加え、EE-DA50には[中]モードが増えた点もありますが、些事だと考えます。
以上をまとめて簡単な表にしてみます。
EE-RX35 | EE-RX50 | EE-DA50 | |
加湿能力 | ◯ | ◎ | |
対応畳数 (木造住宅) |
〜6畳 | 〜8畳 | |
対応畳数 (集合住宅) |
〜10畳 | 〜13畳 | |
[強]モード 連続稼働時間 |
6時間 | 8時間 |
EE-RX35/50とEE-DA50の選び方
最後にEE-RX35/50とEE-DA50のどの加湿器を選べば良いのでしょうか?
まず容量も加湿能力も違うEE-RX35/50の選び方をまず考えます。
EE-RX35/50は-RQ50か-RP50の安い方を選べば良い
上に説明したように、EE-RX35と-RX50は純粋にスペックが違います。
スペックが違う以上、値段も判断材料だと思いますが不思議なことにEE-RX35/50はどれもほぼ同じか1,000円程度の差額で販売されています。
(同一店舗だと1,000円ほどの違いはある場合もありますが、他店舗の最安値を比較すれば数百円程度のことが多いと思います)
寧ろ数年前のモデルであるEE-RPやEE-RNの方が2020年モデルであるEE-RQよりかなり割高の店舗も多いです。恐らく製造中止で在庫限りのため売り手が希少性をアピールしていると推察しますが、敢えて選ぶメリットは全くありません。
EE-RX35/50は加湿能力が違うため
- 似た値段であればサイズもあまり変わらないことから加湿能力が高いEE-RX50を買う方が合理的
- EE-RQ50かEE-RQ50は実売価格が安い方を
です。加湿能力の違いは、余程小さな部屋で使う時以外には困ることは恐らくないと思います。
2020年11月現在、最新モデルEE-RQ50より2019年モデルであるEE-RP50の方が数百円安いですが、在庫次第で変動すると思われますので実売価格を確認し、安い方を選べば良いです。
EE-RP50とEE-DA50の選び方
ではEE-RQ50(或いはRP50)とEE-DA50はどう選べばよいのでしょうか。
両者の違いは簡単に言うと容量=最大連続稼働時間のみです。
【強】モードでEE-RP50(或いはRN50)が6時間、EE-DA50が8時間という違いです。
価格は、2020年11月現在で実売価格がEE-RQ50(或いはRN50)が12,500円、EE-DA50が15,000〜17,000円程度です。
(2019年もほぼ同価格帯です)
この差額をどう捉えるかは難しいですが、個人的にはすでに一台お持ちの方が買い足す場合や、スチーム式のメリット・デメリット、象印EE-RXシリーズの良し悪しを十分把握されており、稼働時間が長いことのメリットを理解している方にとってはEE-DA50の方が純粋に水を汲む回数が減らせて楽という点において恩恵を感じ易いと思います。
そこに3,000円から5,000円の価値があるかは感じ方によるところが多いでしょう。
そうでない方はEE-RX50のうち最も安いものを購入するのが良いのではないでしょうか?
象印EE-RM50を買って使った感想を書いた過去記事でも書きましたが、ボク自身は一度に容量一杯に水を汲むより、電気ケトルなどを用いる方が時間と電気代節約に繋がると考えており、差額を払ってまで個人的には容量が大きいことにあまり魅力を感じません。
我が家ではEE-RM50を使用していますが、特別不便には感じていませんし、ボク自身もう1台購入するとしてもEE-RQ50(或いはRP50)を選択します。
ただEE-DA50の口コミを見ると、容量が大きいと絶賛する声もありますのでどちらも正義だと思います。
スチーム式加湿器 象印EE-RQ35/50、EE-RP35/50、EE-RN35/50、EE-DA50の違いと選び方 まとめ
この記事のまとめです。
- EE-RX35とEE-RX50の違いは加湿能力=対応畳数。稼働時間は同じ
- EE-DA50は-RX50の派生モデル。加湿能力は同等。容量が大きく稼働時間が長い
- 長稼働時間が良い方はEE-DA50。その他はEE-RQ50かEE-RP50の安い方を買うのがベスト
【象印EE-RXシリーズ】
個別の商品ページだと確認が手間なので、一覧で供覧出来るページをリンクに掲載しておきます。
迷う方は-RQ50か-RP50、-RN50で最も安いものを購入すれば間違いないと思います。

加湿器には手入れが必須です。単価が安く単体だと送料がかかる場合もあります。
本体購入時には必須ですので本体と同時に洗浄用クエン酸も購入することをオススメします。
象印EE-RM50を買って使った感想で紹介しましたが加湿器には湿度計とサーキュレーターがあると非常に有益です。
記事と合わせてぜひご覧下さい。
