こんにちは「とある医師」です。


Stylish / hahn.elizabeth34

コンビが満を持して発売したAttO(アット)。かっこいいいデザインに良いなと思っても、実際に買うには躊躇する方もおられると思います。

コンビ AttO(アット)を躊躇する理由として、

  • 価格が高い
  • 口コミが少ない、周りに使っている人がおらず、実際に良いかどうか不安
  • どのモデルを選べば良いかわからない

 

こんなお悩みをお持ちの方もおられると思います。この記事では③コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いとどのモデルを選べば良いかについて考えていきます。

なお、①価格が高い、②口コミが少ない、周りに使っている人がおらず、実際に良いかどうか不安という方は、関連記事もありますので参考にしてみて下さい。

この記事では以下の内容をまとめています。

コンビ AttO(アット)のtype-Lとtype-S、type-Cの名称を整理

コンビ AttO(アット)にはtype-Lとtype-S、type-Cの3つのラインナップがありますが、ローマ字だけでは違いはわかりません。

しかも日本語もスタイリッシュモデル、機能充実モデル、特別モデルとつけられ、日本語でもスペックの違いが解りにくいですよね。

そこでわかりやすいよう整理してみます。

まず、日本語とローマ字名の対照を整理するとtype-L(スタイリッシュモデル)⇨type-S(機能充実モデル)⇨type-C(特別モデル)の順にスタンダードモデルからハイエンドモデルになります。

スタイリッシュ= Stylishなのに頭文字はL、頭文字はSなのに機能充実モデル(「機能的な」は例えばFunctional)、特別 = Specialなのに頭文字はC、と全く統一感がないネーミングが混乱に拍車をかけていますね。

(また自動車メーカーで頭文字はよく使われますが、例えばレクサスの車列ではLは最もグレードの高い機種に使われますし、メルセデス・ベンツでは、Cクラスがエントリーモデル、上位クラスがSクラス{セダンセグメント}ですので、さらに混乱される方も多いのではないかと思います)

改めて言いますが、コンビ AttO(アット)は、type-L⇨type-S⇨type-Cの順にオプションが増えていきますので、当ブログでは暫定的に「エントリーモデル」「プラスαモデル」「ハイエンドモデル」と呼びます。

(ちなみにコンビHP含めネット上では大抵type-Cとtype-S、type-Lという順に記載されていますが、消費者にとってハイエンドモデルであるtype-Cよりエントリーモデルの方が身近だと思いますので、このブログではtype-L⇨type-S⇨type-Cの順に記載しています)

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cに共通する機能

ではコンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの機能的な部分を見ていきましょう。

なお出典は全てコンビのHP公式ショップです。

まずコンビ AttO(アット)の3機種で、その他はほぼ共通しています。その中でも

AttO(アット)の3機種の共通点;

  • 後輪は全てシングルタイヤ
  • 重量も誤差範囲くらいの差
  • 頭部保護(ヘッドサポート)のエッグショックは全機種共通

 

これらは理解しておくと良いと思います。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの機能的な違い

上の共通点を押さえた上で違いを確認します。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いを説明するキーワードは、シートの仕様、前輪の仕様が全てといって過言ではありません。

シートの仕様にエッグショックも含まれます。

他にもスペックとは言わないかも知れませんがカラーバリエーション展開とハイエンドモデルであるtype-Cのみ素材に違いがあります。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの前輪の違い

分かりやすい前輪の違いから説明します。

おさらいですがコンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cは、後輪が全てシングルタイヤで共通です。

3機種の違いは前輪にあります。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの前輪の違いは;

  • type-L;シングルタイヤ
  • type-S;ダブルタイヤ
  • type-C;ダブルタイヤ+サスペンション

 

比較的わかりやすい違いですね。

このタイヤの違いが何をもたらすかと言えば、安定性だと思います。
しかし、一般論として4輪タイヤは可動性は高い代わりに安定性に欠けるという意見もあり、もしかしたら一概にダブルタイヤが万人に好まれるものでもないのかも知れません。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのシートにまつわる単語の整理

次にコンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのシートの仕様について説明します。HPを見ても色々書いていますがボク自身初見では違いが分かりにくかったです。

HPを見て混乱する原因はやはり似たような用語の乱立でしょう。
HPや取り扱い説明書には「ダッコシートα」「エアスルーシート」「エッグショック」「着脱シート」「ヘッドサポート」「ボディ&おしりサポート」という用語が使われていますが、直感的に解りにくいです。

これらを整理した記載がないため、HPと取り扱い説明書を参考に私見でまとめてみました。

まず「エッグショック」はコンビが誇る圧吸収性の高い素材であり、シートの仕様を説明する用語ではありません。正確には「エッグショック使用場所」を示します。

次に、「エアスルーシート(HPのみ記載あり。取り扱い説明書記載なし)」と「着脱シート(HP記載なし。取り扱い説明書記載あり)」は恐らく同一のものを指すと思います。
残る「ダッコシートα」「ヘッドサポート」「ボディ&おしりサポート」ですが、「ダッコシートα」は「ヘッドサポート」と「ボディ&おしりサポート」から成り立つ、という形です。
全体の関係をまとめると「エアスルーシート(=着脱シート)」の上に「ダッコシートα(ヘッドサポート±ボディ&おしりサポート)」が乗るという構造です。

コンビ AttO(アット) type-L、type-Sとtype-Cのシートの仕様の違い

では各機種ごとのシートの違いを見ていきます。
まず構造的な面から説明すると、エントリーモデルであるtype-Lとtype-Sは「エアスルーシート(=着脱シート)」の上に「ダッコシートα(ヘッドサポート±ボディ&おしりサポート)」という構造で共通です。
対してハイエンドモデルであるtype-Cは「エアスルーシート(=着脱シート)」の上に「ダッコシートα(ヘッドサポートのみ)という構造となっており、type-Cにはボディ&おしりサポートは付属されていません
ハイエンドモデルなのに、なぜかダッコシートαの一部であるボディ&おしりサポートがついていないという一見不可思議な逆転現象ですが、その理由はエッグショック素材の使用の違いにあります。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのエッグショック使用箇所の違い

まず構造としてダッコシートαの一部であるヘッドサポートは3機種とも備えていて、3機種ともこのヘッドサポートにはエッグショックが使われています。

ヘッドサポート以外のエッグショック使用箇所はエアスルーシート(=着脱シート)です。

順番に、type-Lはシートの座面のみ。type-S、type-Cはシート全体に使用されています。

そしてtype-Sとtype-Cの違いは、エッグショックの厚みにあり、type-Sは10mm、type-Cは20mmになります。
つまり、ハイエンドモデルであるtype-Cにボディ&おしりサポートが備わっていないのは、シート全体を最も厚い20mmのエッグショックが使用されているからとなります。
ちなみにエッグショックの厚みについてですが、3機種共通のダッコシートαの一部であるヘッドサポートも全て20mmとなっています。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのその他の違い

他にも細かな点で違いはハイエンドモデルのtype-Cのみフットカバーがつき、幌と合わせてアルカンターラ素材で製造されている点です。
アルカンターラとはアルカンターラ社が製造する耐久性と洗濯クリーニング性の高いイタリア製素材で、BMWやメルセデス・ベンツ、レクサスの中でも最もグレードの高い車種や特別仕様で使用されている素材です。
また幌の形も微妙に角型と丸形で違いがあるようですが、正直ほぼ違いはわかりませんので割愛します。
色については最後にまとめます。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違い まとめ

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いを説明してきましたが、仕様の違いとカラーバリエーション、価格についてまとめたものを表にしたものが下記のようになります。

名称 type-L type-S type-C
グレード*1 エントリー プラスα ハイエンド
タイヤ
前輪
シングルタイヤ*3 ダブルタイヤ ダブルタイヤ
+サスペンション
- サスペンション付
後輪 シングルタイヤ
ダッコシートα
ヘッドサポート
ボディ&おしりサポート
エッグショック
使用箇所
ヘッドサポート 20mm
エアスルーシート 座面のみ 全体
(=着脱シート) 10mm 10mm 20mm
カラー
ライトピンク イエロー アルティメット
オレンジ
ミントグリーン レッド ローマングレー
ブルイッシュ
グレー
ネイビー -
その他
-
アルカンターラ製
フットカバー付き
価格(税込み)
定価 59,400円
64,800円
86,400円
実売価格 48,600円*2

*1;ブログ主が簡易的に記載
*2:2019年8月中旬のAmazon価格を記載
*3;写真出典はコンビHP

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのどれを選ぶのがベストか

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いを網羅的にまとめてきました。
では実際どのモデルを選ぶのが良いのでしょうか?

選び方は千差万別で必ずこう選ぶべきという指標はありませんので、ここではコストパプォーマンスから考えたいと思います。

上の表からまず色については好みのバラツキが大きく評価しにくいため度外視します。

そして、共通する部分を除き、相違点のみを抜き出した表に作り直します。

名称 type-L type-S type-C
グレード*1 エントリー プラスα ハイエンド
タイヤ
前輪
シングルタイヤ ダブルタイヤ ダブルタイヤ
+サスペンション
- サスペンション付
ダッコシートα ボディ&おしりサポート
エッグショック
使用箇所
エアスルーシート
(=着脱シート)
座面のみ 全体
10mm 10mm 20mm
その他
-
アルカンターラ製
フットカバー付き
実売価格 48,600円*2 64,800円 86,400円

*1;ブログ主が簡易的に記載
*2;2019年8月中旬のAmazon価格を記載

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-Sは実売価格の差で選ぶのがベスト

まず定価ですが、モデルごとに大きな差がありtype-Lの約60,000円を基準に考えるとtype-Sが+5,000円、type-Cが+25,000円となり、type-Cが飛び抜けて高いです。

2019年8月中旬現在はtype-Lの実売価格がかなり下がっており、実売価格での差はtype-Lとtype-Sが約15,000円、type-Cに至っては約30,000円となっています。

価格の近いtype-Lとtype-Sの差を考えると、前輪がシングルタイヤかダブルタイヤの違いと、着脱シートでのエッグショック使用部位が座面のみか全体かの違いです。
(これ故、type-Sをエントリー+αモデルと当ブログでは呼んでいます)

この差に実売価格で15,000円の価値があるかと言うと個人的には疑問で、type-Lで十分ではないかと感じます。

逆に定価ベースで考えると、5,000円の差なら、もともと高価なものですので差額を払ってtype-Sもありだと思います。

今後type-Lもtype-Sも実売価格が下がると思いますし、楽天市場のセール時期には高価なtype-Sの方がポイント還元が多い場合も考えられますので、購入を検討される時に各々の価格差を再度確認して頂ければと思います。

コンビ AttO(アット) type-Cはアルカンターラ製品に価値を見出だせるか否か

最後にtype-Cについて考えます。

type-Sのスペックに、前輪のサスペンションが付加され、着脱シートのエッグショックの厚みが10mmから20mmに変更されたという機能的な違いと、幌がアルカンターラに変更され、同じくアルカンターラ製のフットカバーが付加されています。

type-Lとtype-Sの機能の差と価格差の関係を考えると、type-Cとtype-Sの機能的な違いへの対価も決して大きくなく、恐らくアルカンターラ製幌とフットカバーに多くの費用が発生しているのではないかと個人的に考えます。

従って、type-Cを選ぶ際にはアルカンターラ製であることへ価値が見出だせるか否かで検討されるのが良いのではないでしょうか。

コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いと、どれを選ぶかを解説 まとめ

①コンビ Atto(アット)は、エントリーモデルのtype-L、プラスαモデルのtype-S、ハイエンドモデルのtype-Cという違いがある

②コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの3機種の共通点;

  • 後輪は全てシングルタイヤ
  • 重量も誤差範囲くらいの差
  • 頭部保護(ヘッドサポート)のエッグショックは全機種共通

③コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いは前輪とシートの構造

④コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いと選び方;

  • type-Sとtype-Lの違いは、前輪がシングルタイヤ⇨ダブルタイヤ、着脱シートでのエッグショック使用箇所が座面のみ⇨全面(厚み10mm)。定価では5,000円程度だが実売価格では結構差があるため、実際に購入する時の価格と還元ポイント(楽天市場など)を考慮して判断するのがベスト
  • type-Cは、type-Sに前輪のサスペンションが追加され、着脱シートのエッグショック(全体)の厚みが10mmから20mmに変更という基本的な違い。加えて幌がアルカンターラに変更され、同じくアルカンターラ製のフットカバーが追加。実売価格で大きな隔たりがあるが、恐らくアルカンターラによるところが大きく、アルカンターラに価値を見出だせるならtype-Cを

 

コンビ AttO(アット)のどのモデルを買おうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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楽天市場だと時期により変動するポイント還元もありますし、一方でAmazonだと寒い時期に大変役立ちそうなケープがセット販売されているものもあり、実売価格を見て判断されることをおすすめします。

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