こんにちは「とある医師」です。
コンビが満を持して発売したAttO(アット)。かっこいいいデザインに良いなと思っても、実際に買うには躊躇する方もおられると思います。
コンビ AttO(アット)を躊躇する理由として、
- 価格が高い
- 口コミが少ない、周りに使っている人がおらず、実際に良いかどうか不安
- どのモデルを選べば良いかわからない
こんなお悩みをお持ちの方もおられると思います。この記事では③コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いとどのモデルを選べば良いかについて考えていきます。
なお、①価格が高い、②口コミが少ない、周りに使っている人がおらず、実際に良いかどうか不安という方は、関連記事もありますので参考にしてみて下さい。
コンビ AttO(アット)のtype-Lとtype-S、type-Cの名称を整理
コンビ AttO(アット)にはtype-Lとtype-S、type-Cの3つのラインナップがありますが、ローマ字だけでは違いはわかりません。
しかも日本語もスタイリッシュモデル、機能充実モデル、特別モデルとつけられ、日本語でもスペックの違いが解りにくいですよね。
そこでわかりやすいよう整理してみます。
まず、日本語とローマ字名の対照を整理するとtype-L(スタイリッシュモデル)⇨type-S(機能充実モデル)⇨type-C(特別モデル)の順にスタンダードモデルからハイエンドモデルになります。
スタイリッシュ= Stylishなのに頭文字はL、頭文字はSなのに機能充実モデル(「機能的な」は例えばFunctional)、特別 = Specialなのに頭文字はC、と全く統一感がないネーミングが混乱に拍車をかけていますね。
(また自動車メーカーで頭文字はよく使われますが、例えばレクサスの車列ではLは最もグレードの高い機種に使われますし、メルセデス・ベンツでは、Cクラスがエントリーモデル、上位クラスがSクラス{セダンセグメント}ですので、さらに混乱される方も多いのではないかと思います)
改めて言いますが、コンビ AttO(アット)は、type-L⇨type-S⇨type-Cの順にオプションが増えていきますので、当ブログでは暫定的に「エントリーモデル」「プラスαモデル」「ハイエンドモデル」と呼びます。
(ちなみにコンビHP含めネット上では大抵type-Cとtype-S、type-Lという順に記載されていますが、消費者にとってハイエンドモデルであるtype-Cよりエントリーモデルの方が身近だと思いますので、このブログではtype-L⇨type-S⇨type-Cの順に記載しています)
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cに共通する機能
ではコンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの機能的な部分を見ていきましょう。
まずコンビ AttO(アット)の3機種で、その他はほぼ共通しています。その中でも
AttO(アット)の3機種の共通点;
- 後輪は全てシングルタイヤ
- 重量も誤差範囲くらいの差
- 頭部保護(ヘッドサポート)のエッグショックは全機種共通
これらは理解しておくと良いと思います。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの機能的な違い
上の共通点を押さえた上で違いを確認します。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いを説明するキーワードは、シートの仕様、前輪の仕様が全てといって過言ではありません。
シートの仕様にエッグショックも含まれます。
他にもスペックとは言わないかも知れませんがカラーバリエーション展開とハイエンドモデルであるtype-Cのみ素材に違いがあります。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの前輪の違い
分かりやすい前輪の違いから説明します。
おさらいですがコンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cは、後輪が全てシングルタイヤで共通です。
3機種の違いは前輪にあります。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの前輪の違いは;
- type-L;シングルタイヤ
- type-S;ダブルタイヤ
- type-C;ダブルタイヤ+サスペンション
比較的わかりやすい違いですね。
このタイヤの違いが何をもたらすかと言えば、安定性だと思います。
しかし、一般論として4輪タイヤは可動性は高い代わりに安定性に欠けるという意見もあり、もしかしたら一概にダブルタイヤが万人に好まれるものでもないのかも知れません。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのシートにまつわる単語の整理
HPを見て混乱する原因はやはり似たような用語の乱立でしょう。
これらを整理した記載がないため、HPと取り扱い説明書を参考に私見でまとめてみました。
まず「エッグショック」はコンビが誇る圧吸収性の高い素材であり、シートの仕様を説明する用語ではありません。正確には「エッグショック使用場所」を示します。
コンビ AttO(アット) type-L、type-Sとtype-Cのシートの仕様の違い
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのエッグショック使用箇所の違い
ヘッドサポート以外のエッグショック使用箇所はエアスルーシート(=着脱シート)です。
順番に、type-Lはシートの座面のみ。type-S、type-Cはシート全体に使用されています。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのその他の違い
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違い まとめ
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いを説明してきましたが、仕様の違いとカラーバリエーション、価格についてまとめたものを表にしたものが下記のようになります。
*1;ブログ主が簡易的に記載
*2:2019年8月中旬のAmazon価格を記載
*3;写真出典はコンビHP
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cのどれを選ぶのがベストか
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いを網羅的にまとめてきました。
では実際どのモデルを選ぶのが良いのでしょうか?
選び方は千差万別で必ずこう選ぶべきという指標はありませんので、ここではコストパプォーマンスから考えたいと思います。
上の表からまず色については好みのバラツキが大きく評価しにくいため度外視します。
そして、共通する部分を除き、相違点のみを抜き出した表に作り直します。
*1;ブログ主が簡易的に記載
*2;2019年8月中旬のAmazon価格を記載
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-Sは実売価格の差で選ぶのがベスト
まず定価ですが、モデルごとに大きな差がありtype-Lの約60,000円を基準に考えるとtype-Sが+5,000円、type-Cが+25,000円となり、type-Cが飛び抜けて高いです。
2019年8月中旬現在はtype-Lの実売価格がかなり下がっており、実売価格での差はtype-Lとtype-Sが約15,000円、type-Cに至っては約30,000円となっています。
価格の近いtype-Lとtype-Sの差を考えると、前輪がシングルタイヤかダブルタイヤの違いと、着脱シートでのエッグショック使用部位が座面のみか全体かの違いです。
(これ故、type-Sをエントリー+αモデルと当ブログでは呼んでいます)
この差に実売価格で15,000円の価値があるかと言うと個人的には疑問で、type-Lで十分ではないかと感じます。
逆に定価ベースで考えると、5,000円の差なら、もともと高価なものですので差額を払ってtype-Sもありだと思います。
今後type-Lもtype-Sも実売価格が下がると思いますし、楽天市場のセール時期には高価なtype-Sの方がポイント還元が多い場合も考えられますので、購入を検討される時に各々の価格差を再度確認して頂ければと思います。
コンビ AttO(アット) type-Cはアルカンターラ製品に価値を見出だせるか否か
最後にtype-Cについて考えます。
type-Sのスペックに、前輪のサスペンションが付加され、着脱シートのエッグショックの厚みが10mmから20mmに変更されたという機能的な違いと、幌がアルカンターラに変更され、同じくアルカンターラ製のフットカバーが付加されています。
type-Lとtype-Sの機能の差と価格差の関係を考えると、type-Cとtype-Sの機能的な違いへの対価も決して大きくなく、恐らくアルカンターラ製幌とフットカバーに多くの費用が発生しているのではないかと個人的に考えます。
従って、type-Cを選ぶ際にはアルカンターラ製であることへ価値が見出だせるか否かで検討されるのが良いのではないでしょうか。
コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いと、どれを選ぶかを解説 まとめ
①コンビ Atto(アット)は、エントリーモデルのtype-L、プラスαモデルのtype-S、ハイエンドモデルのtype-Cという違いがある
②コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの3機種の共通点;
- 後輪は全てシングルタイヤ
- 重量も誤差範囲くらいの差
- 頭部保護(ヘッドサポート)のエッグショックは全機種共通
③コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いは前輪とシートの構造
④コンビ AttO(アット) type-Lとtype-S、type-Cの違いと選び方;
- type-Sとtype-Lの違いは、前輪がシングルタイヤ⇨ダブルタイヤ、着脱シートでのエッグショック使用箇所が座面のみ⇨全面(厚み10mm)。定価では5,000円程度だが実売価格では結構差があるため、実際に購入する時の価格と還元ポイント(楽天市場など)を考慮して判断するのがベスト
- type-Cは、type-Sに前輪のサスペンションが追加され、着脱シートのエッグショック(全体)の厚みが10mmから20mmに変更という基本的な違い。加えて幌がアルカンターラに変更され、同じくアルカンターラ製のフットカバーが追加。実売価格で大きな隔たりがあるが、恐らくアルカンターラによるところが大きく、アルカンターラに価値を見出だせるならtype-Cを
コンビ AttO(アット)のどのモデルを買おうか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
【コンビ AttO(アット) type-L(エントリーモデル)】
Amazonでみる
楽天市場で最安値を検索する
【コンビ AttO(アット) type-S(プラスαモデル)】
Amazonでみる
楽天市場で最安値を検索する
【コンビ AttO(アット) type-C(ハイエンドモデル)】
Amazonでみる
楽天市場で最安値を検索する
楽天市場だと時期により変動するポイント還元もありますし、一方でAmazonだと寒い時期に大変役立ちそうなケープがセット販売されているものもあり、実売価格を見て判断されることをおすすめします。