こんにちは「とある医師」です。
iPhoneにAppleCare+に加入するかって、悩みませんか?
iPhone SEにしようかな、12 miniかな、とまず機種を選び。次に64GB?128GB?
価格と容量のバランスなどいろいろ悩みも尽きないと思います。
そして機種、色、ストレージを決めたと思ったら、最後にAppleCare+どうする??って問題が出てくるわけです。
慌ててどうしよう、、、と悩みますよね。
ボク自身最近iPhoneを買い替えた時に、不意にこの問題にぶつかり焦りました。
その経験を基にいくつかの記事を書きましたが、困ったのがAppleCare+の全損についてでした。
この記事ではずばり、

- AppleCare+の全損・修理不能の扱いはどうなっているの?
- どんな状態が「全損・修理不能」?
- エクスプレス交換を頼んだあとに「全損」扱いとなったら、、、?
こんな悩みや不安を解決すべく書いています。調べてみてボクは思わず「さすがApple」と唸ってしまいました。
AppleCare+ 全損・修理不能は保証対象外
恐らくAppleCare+以外のスマホの保険も含め検討されている方の中でも、

- AppleCare+の全損ってどうなっているの?
と思われた方もいると思います。
なぜなら「AppleCare+ 全損」などで検索しても明確に記載している記事は少ないからです。
AppleCare+について説明したり、損得を検証するブログや記事の中にも「AppleCare+で全損は保証対象」とミスリードするものあり混乱しますよね。
先に結論を述べると、AppleCare+では「全損」「修理不能」は保証対象外となります。
「AppleCare+ 全損・修理不能は保証対象外」の根拠
「AppleCare+ 全損」で検索した場合、検索上位はApple公式HPが占めます。
でもAppleCare+fa-external-linkページ内のどこを見ても、「全損」や「修理不能」について記載がありません。
AppleCare+の規約fa-external-linkもiPhone の修理サービスページfa-external-linkを見ても、残念ながら記載がありません。

- AppleCare+は高いし、もしや「エクスプレス交換」は全損・修理不能時にも対応しているの??
なんてことも、つい想像してしまいます。
でも答えはiPhone エクスプレス交換サービスfa-external-linkにありました。
【交換機価額】
- お客様の iPhone に壊滅的な損傷や不正改造による機能障害がある場合は、下記の交換機価額をご請求させていただきます。
そしてこの記載に続いて機種とストレージごとに価格が記載されていますが、これらはiPhone本体を新規購入する時の価格です。
つまりAppleCare+では「全損」「修理不能」は保証対象外ということになります。
ではどのような時が「全損」「修理不能」とされるのでしょうか?
AppleCare+ではどんな状態が「全損」「修理不能」?
残念ながらAppleCare+のどこを見ても「全損」「修理不能」についての定義は記載ありません。
先程挙げた「壊滅的な損傷や不正改造による機能障害」と記載されているのみです。
ここからはAppleのサポートに問い合わせ内容を換言して記します。
「基盤交換」は修理可能
例えばネット記事を見ると、基盤が損傷して交換が必要な場合は「全損」扱いになる、と書く記事もあります。
実際ボクは以前とある国内メーカーのカメラが動かなくなったのでメーカーに修理を依頼したところ、「湿気により基盤が故障⇢交換が必要」であることを理由に、「全損」という扱いを受けたことがあります。
この点もAppleに問い合わせしたところ、「基盤交換で対応可能=修理可能」という扱いだそうです。
「水没」が補償範囲に入っていることからも矛盾しませんね。
AppleCare+の「全損」「修理不能」は外見的に壊滅的である状態
これらを一言でまとめると、
AppleCare+の「全損」「修理不能」とは?
- 明らかにiPhone本体が折れたり、粉々になったりという外見が壊滅的である状態
-Appleサポート
という非常に分かりやすい定義に落ち着きそうです。
先に例として挙げたカメラのように、

- 『外見上は普通だけど動作不良⇢修理預かり⇢全損扱い』こんな事態はほぼ防げる!
という訳です。とても懐の深い対応だと個人的には思います。
こう考えると、非常に高いところから落下させた、よほど重い車に轢かれたなど特殊なケース以外思いつきませんので、AppleCare+の全損に当たる状況に陥ることはかなり稀な気がしますね。
もしもエクスプレス交換後に全損・修理不能と判断されたら?
当初思い描いていた「エクスプレス交換はもしかしたら『全損』もカバーしてくれる?」という甘い目論見は外れましたが、新たな疑問が生まれます。
あまり「全損」に陥ることはないにしても、

- もしも「エクスプレス交換」で交換機を受け取ったあとに「全損」という評価が下った場合はどうなる?
- 費用は?エクスプレス交換代と交換機代が二重にかかる?
- それとも交換機は返す?
この点も実はiPhone エクスプレス交換サービスfa-external-linkに記載されています。
クレジットカードに課金されているようですが、これは何ですか?
- エクスプレス交換サービスをお申し込みになると、交換機価額 (交換機としてお届けする製品の価額) がお客様のクレジットカードの与信枠として一時的に確保されます。
- この与信枠は、お客様の iPhone に生じた不具合や損傷が Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象であり、かつ、それが修理不可能なほどの壊滅的な損傷でない場合は、後ほど解除されます。
エクスプレス交換を申し込んだ時点で、仮押さえとして交換機分のクレジットカードの与信枠(いざとなれば引き落とす事ができる権利)を押さえ、実費が必要となったら請求し、不要と判断されればエクスプレス交換のサービス料12,900円のみが請求される、ということです。
非常に合理的ですね。
全損もカバーしたい時におすすめのスマホ保険
AppleCare+は残念ながら「全損」や「修理不能」に対応していないことがわかりました。
同時によほどのことが無い限り「全損」となり難いこともわかりましたが、それでもいざという時に備えるのが保険ですよね。
「全損」や「修理不能」もカバー出来る保険が良い、という方には個人的には「モバイル保険
fa-external-link」がおすすめです。
毎月700円でiPhone以外にも3台まで補償が受けられる大変お得な保険です。
しかもAppleCare+と違い、機種による保険料の差がなく、高額なiPhone 12 Pro Maxでも等しく月額700円で加入出来ます。
HPも非常にわかりやすく記載されていますのでぜひご覧下さい。
\モバイル保険の公式HPを今すぐCHECK↓↓/
「モバイル保険」について詳しく知りたい方はAppleCare+ との比較記事や、「モバイル保険」の口コミ・評判まで深堀りした記事もあるのでぜひご覧下さい。
この記事のまとめ
AppleCare+では「全損」「修理不能」が保証対象外であることがおわかり頂けたでしょうか。
そして同時に「全損」「修理不能」となる事態はかなり限定的であることも分かったと思います。
思わず「さすがApple」と唸ったところ
ボク自身が「さすがApple」と思ったのは、基盤交換だろうがなんだろうが修理可能なら全損扱いにしない、という懐に深さと、エクスプレス交換における料金の請求方法です。
同じ精密機器で、お値段的にもiPhone並だったカメラが基盤交換を全損扱いで修理不能とされた苦い経験を持つ身としては、さすがAppleだなぁと思いました。
(もちろんAppleCare+費用が一般家電の保険料に比べかなり高額であることも了解しています)
またエクスプレス交換時のクレジットカードの与信枠を使って、ユーザーの二重払いを防ぎ、同時にApple側もとりっぱぐれがないシステムで、実に合理的だなと思いました。
また何より今回不明な点を一部サービスにお聞きしたのですが、その対応が実に懇切丁寧で「さすがApple」と感嘆してしまいました。
こうしたサービスを期間延長して利用出来るという意味でもAppleCare+に価値を見出す事はできるかも知れません。
最後になりましたが、AppleCare+の全損についてボク同様に悩む方にとってこの記事が参考になれば嬉しいです。





