こんにちは「とある医師」です。
この記事では、たくさんの受賞歴のあるFinal E3000を買おうか迷っている方に、
- Final E3000を実際に使用したレビュー
- ノーマルFinal E3000ではなく、マイク付きコントローラーモデルをお薦めする理由
を書いていこうと思います。
因みに、Final E3000を購入するまで、名器と誉れ高いPHILIPSのSHE9730を約1年半ほど使用していました。しかし経年劣化で断線したため、乗り換えたという経緯です。
PHILIPS SHE9730fa-external-linkと比較してどちらが音質が良いだとかなどは、完全に音楽については素人のボクには専門的な評価は出来ませんので、「E3000って評価高いけど、本当に良いの?」という疑問に素人目線でお話させて頂きたいと思います。
【追記】
公式サイトfa-external-linkはなぜか更新されていませんが、Final E3000はビジュアルグランプリVGPで2020年版fa-external-linkでも金賞を受賞しており、5期連続取得の偉業ですね。
Final E3000 カナル型イヤホンの特徴
Final E3000カナル型イヤホンの特徴を簡単に整理します。
- カナル式で、有線イヤホン(=ワイヤレスではない)
- 付属品が充実
- 各種家電評価にて本当にたくさん多くの受賞歴
- マイク付きコントローラーが有るモデルfa-external-linkと、無いモデルfa-external-linkがある
- きちんとしたメーカー品ながら安い
ワイヤレスモデルが席巻する中で有線イヤホンを選ぶ理由
昨今ではApple AirPodsを始めとしてワイヤレスのイヤホンが流行っていますね。
レビュー雑誌でもよくワイヤレスイヤホンの特集は組まれています。
- 安くとも高レビューのワイヤレスイヤホンも紹介されている中で、敢えて有線のイヤホンを選ぶ意味はどこにあるのでしょうか?
ボク個人の考えでは充電が不要という点が最大の強みです。
ワイヤレスは一見便利に感じますが、使用中に充電が切れるリスクがあり、突然イヤホンが使えなくなった時の「まだ音楽聴きたいのに、、、」という喪失感、残念な気持ち。
皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。
高価なモデルだと長時間連続使用出来る機種もありますが、今回紹介する5,000円程度の予算だと、まだまだ数時間程度が多いですね。
バッテリーを持参したり、充電コードを持参する。日々充電を心がける。こうすれば解決しますが、スマホにタブレットにPCに、と唯でさえ充電問題を多く抱えており、スマートウォッチすら充電問題が理由で手を出せていない無精のボクとしては正直言いまして、イヤホンは有線の方が楽です。
(ちなみにヘッドホンタイプですが完全ワイヤレスモデルを所有した上でのコメントです)
その他、ワイヤレスイヤホンは、価格帯によっては音割れや、音の遅延を指摘されることもあるようですね。
前置きはこのくらいとして、Final E3000について共通するレビューを書きます。
Final E3000を実際に使用してわかった、良かったこと
Final E3000の美点を挙げます。
- イヤーピースが5種類
- イヤーフックが付属
- 音質が良い
- 各種賞を受賞
Final E3000はイヤーピースが5種類も標準装備
カナル式に限りませんが、イヤホンの製品としての良し悪しに大きく影響するのがイヤーピースだと思います。
当たりが強いと痛くなりますし、耳の穴の形状にフィットしないと音が遠い、割れる、漏れるなど様々な不具合が出ます。
逆にピッタリのイヤーピースだと、何時間使用しても痛くならず、キレイに音がハマる感じが得られると思います。
そんな中、Final E3000はなんと5種類も付属されており、最適なイヤーピースを選ぶことが出来ると思います。
Amazonの口コミには、固くて外すのに困ったなどのコメントもあります。ボクは全種試すために何度も脱着させましたが、容易に脱着出来ました。
ある程度しっかり嵌ってないと簡単に外れて落とす、失くすという単純な問題のみならず、音質低下や音漏れなども懸念されるため、メーカーも間違いなく気を遣っている部分だと思います。
ちなみにFinalのイヤーピースは単体でも高評価されることも多いようで、単体で購入すると5個セットで900円もするそうです。
Final E3000に付属するイヤーフックは思いの外 重宝
有線のイヤホンやヘッドホンを使用して、
- 服にほんの少し引っかかるだけでイヤーピースが簡単に耳から外れ、イラッとした
こんな経験はありませんか?
Final E3000に付属されているイヤーフックが、こういったイラッとする瞬間を解決してくれ、実に重宝します。
イヤーフックと言われてもピンと来ない方も多いと思いますが、耳に軽く掛ける形のシリコンフックで、その中にケーブルを通して使用します。
つまり、ケーブルが何かに多少引っかかってもイヤーフックが耳にかかっているおかげでイヤーピースに力が伝わらず、簡単には耳から抜け落ちないという仕組みです。
ワイヤレスにするか迷う理由の一つに、このケーブルが引っかかってイヤーピースが耳から抜けてしまう点がボクの中でありましたが、Final E3000に付属されたイヤーフックのおかげで劇的に解消されました。
(因みにイヤーフックも単独購入の場合、900円程度で販売しているそうです。高いですね。。)
ただしイヤーフックはFinal E3000の専売特許ではなく、各メーカーが独自でアプローチしています。
Final E3000に付属するイヤーフックそのものが邪魔か?という疑問への答え
でも、イヤーピースを耳にかけると、重かったり、気になったりしないのか?という疑問をお持ちの方もいると思います。
ボクの実感ですが、イヤーフック自体も非常に軽く、寧ろイヤーフックがきちっと耳にかかっているか指で確かめるくらい、使用している時の違和感は少ないです。
どちらかと言うとつけ心地を左右するのはイヤーピースだと思いますので、先述したようにFinal E3000は非常に細かな違いの5サイズも標準装備されているため、安心感があります。
Final E3000の音質の凄さ
後にも書きますがFinal E3000は各種賞を多く受賞しています。
イヤホン販売店などの方がかなり好意的にレビューした記事もよく見かけます。
寧ろ低評価としているのはAmazonの口コミの中の一部のみではないでしょうか。
低評価の口コミを読んでいますと、かなり専門的な方が書いているように見受けられます。結構辛辣に書かれたものもありますね。
しかし、あくまで一般の方が個人的な見解として玄人風に述べているだけですし、「音」の好みにはかなり個人差があるはずです。
また、そもそもそこまで音に拘るなら数万円もするモデルも多数あるわけですし、5,000円以下のイヤホンにそもそも求めすぎでは?とややAmazonの低レビューはお門違いかなと個人的には感じます。
対して複数のイヤホンから、いわゆるプロが吟味するものが各賞であり、そうした賞を数多く受賞している事実が、いかに多くのプロからFinal E3000が支持されているかという証左かとボクは考えます。
結局ボクは素人なので、Amazonその他でレビューされているような細かな音質の違いはわかりません。
Final E3000を視聴した衝撃エピソード
音質に衝撃を受けたエピソードを一つ挙げてみます。
学会に出張時に、めちゃくちゃ急いでいたおかげで弁当の空箱と一緒にFinal E3000を破棄してしまうというとんでもないミスを犯したボクは、がっかりしながら飛行機に搭乗しました。
手元にイヤホンがないため仕方がなく機内で無料配布していたイヤホンで音楽を聞いたところ、最初スマホが壊れたと真剣に考え、次にイヤホンジャックにきちんと挿さってないのかと何度も挿し直したくらい貧相な音質でした。
無料配布のものですから当然かも知れませんが、
- イヤホンによってこんなに違うのか?!
と直前まで使用していたFinal E3000との違いは文字通り衝撃でした。
その場でFinal E3000をアマゾンでポチッたことは言うまでもありません。
Final E3000は多数の賞を受賞
それぞれの賞がいかほど賞なのかは残念ながら知らない部分もありますが、Final E3000は書いてきたようにたくさんの賞を受賞しているようです。
Final公式公式サイトfa-external-linkにはビジュアルグランプリVGPで金賞を4期連続取得するという偉業(最新は2019年も受賞)の他、HEADPHONE AWARD 2018年 金賞、家電批評 BEST BUY 2017年を受賞したことが記載されています。
【追記】ビジュアルグランプリVGP 2020年でも金賞受賞しています。
Amazon内では他にも家電批評 BEST BUY 2018年、Hifi+ Award 2017年 High-Value Earphoneを受賞した旨が記載されています。
賞を受賞したから必ずしも良いものとは限りませんが、何かと悪評の高いモンド・セレクションとは違い、純粋に評価されているわけですし、選ぶのに困っている場合の安心感にはなりますね。
Final E3000の惜しいところ
そんな素晴らしいFinal E3000ですが個人的に感じた、あるいは口コミで指摘される残念な点について述べます。
尚、音がこもる、音量が小さいなどの評価は、感じ方にも依るところが大きいですし、音量も少し上げれば解決しますので、考慮外とします。
Final E3000への不満としては
- イヤーフックが軽すぎる
- イヤホンの左右が判別しづらい
この2点を挙げたいと思います。
Final E3000のイヤーフックが軽すぎる
美点として挙げたイヤーフックですが、装着時に指で確認するくらい軽いと好意的な書きました。
しかし、それだけナチュラルなつけ心地なので、ケーブルとの装着も比較的ソフトであり、何かの拍子に外れやすいです。
外れやすいというのは、実際に音を聴いている時に外れるという意味ではなく、使用していない時に外れやすいという意味です。
イヤホンを使用していない、カバンやポケットに仕舞っている時や仕舞う時に簡単に外れてしまうため、外れていないか気を付けるか、それが面倒なら何かで補強する必要があり、今後メーカーには改良を期待したいところです
ただこれは正確にはFinal E3000そのものへの不満ではなく、付属品への不満ですね。
左右の判別がつきにくい
Amazonの口コミで指摘される方もおられましたが、Final E3000は左右のケーブルの判別し難いです。
ボクが考えるFinal E3000の唯一の、製品としての難点かも知れません。
左右のケーブル長が同じで、よくあるように赤色が右、などの区別も一見ありません(イヤーピースに隠れるドライバ部分はこっそり右が赤色にはなっていますが、、、)。
ただイヤホン本体にRとLが記載されているだけです。
カバンから出してそのまま装着する時に困りますよね。
対処法としては、何かしら印を付けるほか無いかなと思います。
ちなみに、Amazonなど含めあまり書かれていませんが、Final E3000のマイク付きコントローラーモデルFinal E3000Cだと、右耳用ケーブルにコントローラーがついており、手探りで左右が分かり、Final E3000唯一の問題も解決されます。
マイク付きコントローラーモデルの方が断然お勧め
Where the magic happens / Dave Kleinschmidt
ボクは上に挙げたエピソードのためFinal E3000を書い直す羽目になりました。
そのおかげでマイク付きコントローラーありのFinal E3000とノーマルのFinal E3000を両機種を使用しましたが、Final E3000を装着しながらスマホで電話する際に、ノーマルFinal E3000だとこちらの声が聞こえにくくなるらしく困りました。
しかしマイク付きコントローラーありのFinal E3000に替えて以降、スマホでの電話も快適です。
さらに、基本的にON/OFFのみのスイッチなので、余り役に立たないだろうなと思っていたコントローラーですが、予想外に便利でした。
というのも、音楽を再生中にON/OFF出来るのは当然として、一旦止めたあと、スマホも介さずにコントローラーのみで音楽を再開出来るんですね。
以前はイヤホンを装着して、スマホの電源を入れ、音楽アプリを立ち上げ、再生ボタンを押すという作業が必要で手間ががかると思っていましたが、マイク付きコントローラーありのFinal E3000だと、スマホを触らずイヤホンのみで操作が終了するので、ストレスフリー、これは嬉しい誤算でした。
ただ、ボクはiPhoneでの使用ですので、申し訳ありませんがAndoroid製品で同様に使用出来るかは未確認です。
家電批評でも絶賛Final E3000を迷っている方へ マイク付きモデルをお勧めします。 まとめ
Final E3000についてまとめます。
- イヤーピース、イヤーフックという標準装備が充実
- 各種賞を受賞するなど、音質の良さは折り紙付き
- ノーマルFinal E3000だとケーブルの左右が分かりにくい
- マイク付きコントローラーFinal E3000だと、ケーブルの左右も分かり、スマホを介さず音楽のON/OFFが可能で、ストレスフリー
- 4,500円でこの音質という衝撃
ちなみに、2021年2月初旬現在、Final E3000はなんと、Amazonではコントローラー有りモデルも、無しモデルもほぼ同じ4,500円程度で販売しています!
迷うことなく、マイク付きコントローラーありのFinal E3000を断然お薦めします。
また裏技としては、Final E3000の前モデルとして同様に評価が高い(寧ろAmazonの口コミでは、投稿数数も☆の数もこちらの方が圧倒的に評価されています)Final 2000がマイク付きコントローラーモデルも、ノーマルモデルも約4,000円で販売されています。
よりお得に買いたい方は、マイク付きコントローラーFinal E2000もお得感がありますね。
まあ何と言ってもFinal E3000で音楽を初めて聴いた時に、
- 非常に澄み切った音の透明度!「買ってよかった!!」
と瞬時に感じました。これがボクの中では全てかなと思います。
家電批評などでFinal E3000というイヤホンが1位で紹介されていたけど、実際どうなのか?と悩んでいる方にとって、この記事が参考になれば幸いです。
⇢⇢⇢Amazon内のイヤホンのランキングはこちらです。
その他Amazon内のランキングも参考になるかも知れません(ステマには十分ご注意下さい)。