こんにちは「とある医師」です。
抱っこ紐に比べ劇的に肩の負担を軽減してくれるヒップシート。ボク自身ヒップシートを探した際にたくさんネット記事を読みました。
でも、
- 「ヒップシート おすすめ」と検索しても値段がバラバラ過ぎる、、、
- どれも「おすすめ」とあるけど理由がはっきりせず、ランキングの説得力がない、、、
と感じ、結局どれもこれも調べる羽目になりました。
この記事は、ヒップシートが欲しい方向けに価格帯別のおすすめヒップシートを紹介します。
この記事では以下のような内容を記しています。
知っておきたいヒップシートの値段の仕組みと予算
価格帯別おすすめヒップシートを紹介する前に、
- そもそもヒップシートの値段はどう決まっているのか?
- どんな要素が値段に関係するのか?
というポイントを簡単に紹介したいと思います。
まず「ヒップシート」と言っても、腰ベルトのみのウエストポーチ型ヒップシートと、抱っこ紐の代わりとなる、抱っこ紐型ヒップシートの2種類があります。
抱っこ紐型ヒップシートの中には肩ベルトと分離出来て、ウエストポーチ型としても抱っこ紐型としても使えるヒップシートもあります。当然ですが抱っこ紐型ヒップシートの方が高いです。
ウエストポーチ型ヒップシートの値段の仕組みと予算
ウエストポーチに赤ちゃん子どもを支える台座が備わればヒップシートとなりますので、構造のみで言えば非常に簡単です。
ただ「構造を満たす」=「実用に耐える」とは限りません。
ウエストポーチ型ヒップシートの予算
ウエストポーチ型ヒップシートの予算は3,000円から4,000円の層と、8,000円から10,000円程度の高額層で、かなり幅があります。
- 同じウエストポーチ型ヒップシートで見た目はあまり変わらないのに、この価格の差はどこにあるの?
って感じますよね。
高いヒップシートと安いヒップシートの違いは、実用上の+αです。
ウエストポーチ型ヒップシートの値段の仕組み
安いヒップシートは一言でまとめると【お値段相応】です。
最低限の機能は有しておりもちろん満足している口コミもありますが、
安物買いの銭失いだった
結構な頻度で見るこの口コミが全てを表しています。
高いヒップシートの違いはずばり、
- 縫製、生地の質感が高い
- 装着する側(親)の快適さ、腰へ負担軽減、装着しやすいさ
- 赤ちゃん子どもの安全面への配慮
- 折り畳み構造や、大容量の収納
折り畳みや収納については製品ごとに特徴がありますが、まとめるとこんなポイントです。
抱っこ紐型ヒップシートの値段の仕組みと予算
次に抱っこ紐型ヒップシートの値段の仕組みを見ていきます。
ウエストポーチ型ヒップシートに肩ベルトで支える構造があれば成立するので、やはり構造的にはシンプルです。
製品によってはウエストポーチヒップシートのオプションとして肩ベルトを販売している例もあります。
ただ抱っこ紐型ヒップシートの場合、ウエストポーチ型ヒップシートより安全性や親の負担という面で製品ごとにばらつきが大きいと思います。
抱っこ紐型ヒップシートの予算
抱っこ紐型ヒップシートの予算も、安いものは3,000円程度からあります。対して高額なヒップシートとなると、2万円を超えるものも複数あります。
抱っこ紐型ヒップシートの値段の仕組み
抱っこ紐型ヒップシートの大きな価格差の原因はウエストポーチ型ヒップシートに共通する部分がありますが、
- 縫製、生地の質感が圧倒的に高い
- 装着する側(親)の快適さ、腰・肩へ負担軽減、装着しやすいさ
- 赤ちゃん子どもの安全面への配慮
親の肩腰への負担軽減、赤ちゃん子どもへの安全面への配慮、生地感というポイント一つ一つが、安いものと高いものでは別次元に違うと考えると理解しやすいかも知れません。
抱っこ紐型ヒップシートの安いモデルと高いモデルの違いや、どちらを選ぶか?については検証した記事があるので、詳細はそちらもご覧下さい。
値段、価格差の仕組みを知った上で価格帯別おすすめヒップシートを紹介します。
【価格帯別】おすすめウェストポーチ型ヒップシート
ウエストポーチ型ヒップシートの予算として、3,000円から5,000円の層と、8,000円から10,000円の層があり、分けて考えます。
【3,000円から5,000円】おすすめウエストポーチ型ヒップシート
この価格帯だと、折り畳み可能なベビーアムールのヒップシートがおすすめです。
約5,000円ですが、台座にたくさん収納可能ながら折り畳むことが出来るという秀逸なヒップシートで、この価格帯なら1番おすすめです。口コミでの評判も総じて高いです。
その他だとこの価格帯ではこの商品が飛び抜けて良い、と断言し難いというのが正直なところです。
各ECサイトでのランキング上位は比較的この価格帯が多く、参考にしてみて下さい。
【8,000円から10,000円】おすすめウエストポーチ型ヒップシート
この価格帯だと、ほとんどのウエストポーチ型ヒップシートが購入可能で、おすすめヒップシートについては、ウエストポーチ型ヒップシートのまとめ記事がありますので、その中から3つ紹介します。
- 【口コミ、支持率、満足度が高い】 ポルバン アドバンス
- 【折り畳み&大容量収容】 テラスベビーのDaG3
- 【サイレントファスナーが魅力】 ポグネー NO5neo
【口コミ、支持率、満足度が高い】 ポルバン アドバンス
ポルバンはなんと1934年創業の日本国内の抱っこ紐メーカーラッキーインダストリーズが販売するヒップシートです。
歴史が長く、開発を重ねて来ており、ポルバン アドバンスは最新モデルです。
口コミを見てもアドバンスについては相当高く評価され、支持を集めています。
オプションの肩ベルトを使うと抱っこ紐型ヒップシートとしても使うことが出来ます。
【折り畳み&大容量収容】 テラスベビーのDaG3
次にテラスベビーのDaG3を紹介します。
テラスベビーのDaG3の特徴は折り畳める上に、台座部分が完全にウエストポーチになっており、収納能力がとても高くとても実用性が高い点です。
折り畳みは嬉しいけど、ウエストポーチほどがっつり収納は要らない方は、同じテラスベビーのDaG1がお安く、おすすめです。
【サイレントファスナーが魅力】 ポグネー NO5 neo
もう一つが、ポグネーという韓国ブランドが発売するヒップシートです。
ポグネー NO5 neo(ナンバーファイブネオ)の特徴はなんと言ってもサイレントファスナーです。
腰ベルトのマジックベルトを外す際にファスナーで外せるポグネーだけのオリジナルで、指名買いの方がたくさんいるほどです。
ポグネーは抱っこ紐型ヒップシートもサイレントファスナー搭載ヒップシートを販売しており、ミキハウスとダブルネームでコラボしたヒップシートを販売されるくらいヒップシート市場では人気です。
ポグネーの抱っこ紐型ヒップシートのまとめ記事もありますのでぜひご覧下さい。
ポグネー NO5 neoは、2020年12月現在Amazonでは取り扱いがなく、楽天市場やYahoo!ショッピングでは購入出来ます。

ここで紹介した3つのそれぞれの詳細な違いなど、おすすめウエストポーチ型ヒップシートについて興味がある方は関連記事をぜひご覧下さい。
【価格帯別】おすすめ抱っこ紐型ヒップシート
次に【価格帯別】おすすめ抱っこ紐型ヒップシートを紹介します。
抱っこ紐型ヒップシートは、値段の仕組みと予算の項で説明しましたが、安いものは3,000円から数千円もヒップシートもある一方で、高いものは2万円を超えるものまであり、メジャーなもので中間価格のヒップシートはありません。
抱っこ紐型ヒップシートを選ぶポイント
そこで、まずはどの価格帯のヒップシートを買うか?を選ぶ必要があります。
高いヒップシートと安いヒップシートの違いから、その選び方をまとめた関連記事からその中から一部引用すると、ポイントは、
- 欲しいヒップシートはサブ?それともメイン?
この問いかけがかなり重要です。
- 【使用期間が赤ちゃんから1歳〜1歳半まで、1回の使用時間が短い】⇢安価なヒップシートでも
- 【1歳半を超えて長く使いたい、1回の使用時間が長い、抱っこ紐からの乗り換え】⇢高価なヒップシートが絶対おすすめ
もちろん安価なヒップシート場合は、値段相応である可能性を理解することは必要ですし、高価なヒップシートでも「期待したほどではない」「価格に見合わない」など感じる場合もあるかも知れません。
ですが、簡単に言うと上のように考えるとだいぶスッキリすると思います。
こうした違いを理解した上で、価格帯別おすすめのヒップシートを紹介します。
価格帯を3,000円から5,000円、10,000から15,000円、2万円以上の3つに分けて考えたいと思います。
【3,000円から5,000円】おすすめ抱っこ紐型ヒップシート
人気のヒップシートとしてよく紹介されているのがコベルタのヒップシートです。最近改良版が出ており、
- 全国のママに薦めたい
この価格ながらこんな口コミもあり、総じて評価する声も多いですね。
ただこの価格帯で、飛び抜けてこれが良い!というヒップシートが無いのが実情かも知れません。
各ECサイトでのランキングも参考にしてみて下さい(楽天はランキングが無く、人気順に掲載しています)。
番外編 もう少し予算がある方におすすめのヒップシート
番外編として、7,000円程度予算がある方におすすめなヒップシートとして、ベビーアムールの折り畳み可能な抱っこ紐型ヒップシートを紹介します。
これはウエストポーチ型ヒップシートでも、折り畳み可能なヒップシートとして紹介したベビーアムールが販売する折り畳み可能な抱っこ紐型ヒップシートです。
ただしAmazonでは安くとも楽天市場やYahoo!ショッピングでは高いこともあるようなので、各サイトで価格を確認して買うようにして下さい。
【10,000円から15,000円】おすすめ抱っこ紐型ヒップシート
10,000円から15,000円程度の価格帯は実は抱っこ紐型ヒップシートの場合、真空地帯となっています。
上に挙げたベビーアムールの折り畳み可能なヒップシートは、楽天やYahoo!ショッピングだと9,000円から10,000円に近い価格で販売しているので有力な候補だと思います。
そしてもう一つの候補として、ボルバンのヒップシートを紹介します。
ボルバン+肩ベルトの組み合わせ
ウエストポーチ型ヒップシートで紹介した国産ヒップシートメーカーのラッキー工業が販売するボルバン アドバンス。
単体でもおすすめですが、肩ベルトを組み合わせることで、抱っこ紐型ヒップシートとして利用することが出来ます。安心の国産メーカーで揃って、なおかつ予算内に収まりますので大変おすすめです。
【至高(2万円以上)】おすすめ抱っこ紐型ヒップシート
抱っこ紐型ヒップシートの価格帯のもう一つのボリュームゾーンが2万円以上となります。
2万円以上のヒップシート頂上決戦については別記事で詳細に検討しており、一部を引用します。
新生児期から使うか?という点も選び方には重要なのですが、ここでは一般的なヒップシートの使用時期として4ヶ月以降を想定して紹介します。
新生児期から使いたい場合はオプションが必要で、おすすめも違って来ますので、ぜひ記事をご覧下さい。
抱っこ紐を持ってない場合はアイエンジェルかポグネーがおすすめ
実はヒップシートには、抱っこ紐と切り替えられるベルトも付属したヒップシートも販売しており、ヒップシートと抱っこ紐を単体で揃えるよりもお安く、また物理的にも省スペースが実現出来るので圧倒的におすすめです。
そんな夢のようなセット販売してくれているのがアイエンジェルとポグネーです。
両メーカーは共に韓国企業ですが、特にポグネーはヒップシートメーカーとしても大人気のメーカーで、サイレントファスナーという機能は指名買いする方も多いほど人気です、
さらに、なんとミキハウスとコラボでダブルネームのヒップシートもあるほど日本でも支持されています。
ポグネーのヒップシートにはいくつかのラインナップがありますが、抱っこ紐との切り替えベルトが付いているのはNO5 +とORGA +です。
この両者は素材感、デザインで選んで大丈夫ですが、サイレントファスナーって何?という方やラインナップ含め、もっとポグネーのヒップシートを知りたいという方はポグネーまとめ記事もご覧下さい。
最もお値打ちなのがアイエンジェル
その他、お値段的に最もお得なのがアイエンジェルのMIRACLEです。
Amazonとその他のサイトで値段が変わりますので、Amazonでの販売価格に限った話ですが、抱っこ紐との切り替えベルトがセットとなって2万円を切るという信じがたい価格設定です。
ポグネーほど有名ではありませんが、口コミも大変良いヒップシートです。
注意点として2020/8月〜12月は少なくとも上記価格帯でしたが、販売状況により変動もあると思いますので、ぜひ全てのサイトでの価格を確認することをおすすめします。
ヒップシート単体の場合は目的別で選ぶ
抱っこ紐との切り替えベルトが不要な場合、目的別に選ぶと良いと思います。
まとめ記事から引用すると
- 価格重視ならアイエンジェル MIRACLE
- 国産かつ最安値に拮抗するBABY&Me ONE-S LIGHT
- サイレントファスナーと、ミキハウスとのダブルネームが魅力なポグネー
- 肩の痛み対策&台座下スペースが魅力なミアミリー ヒップシート
国産かつ最安値に拮抗するBABY&Me ONE-S LIGHT
BABY&Meというのは商品名のように紹介されることも多いようですが、メーカー名で、何と日本のメーカーです。
BABY&Meのヒップシートにはいくつかラインナップがありますが、製品のクオリティーとコストのバランスの優れたONE-S LIGHTがおすすめです。
ONE-S LIGHT以外にもBABY&Meのヒップシートのラインナップについて興味をお持ちの方はぜひ関連記事をご覧下さい。
サイレントファスナーと、ミキハウスとのダブルネームが魅力なポグネー
続いてこの記事で何度か紹介しているポグネーのヒップシートもやはりおすすめです。
ポグネーのヒップシートの特徴はサイレントファスナーとミキハウスとのダブルネームでしょう。
サイレントファスナーは指名買いの方も多数いる優れた機能で、ミキハウスとのダブルネームモデルにも搭載されています。
ヒップシート単体で良い場合の候補としてはNO5 neoとミキハウスとのダブルネーム「ベビーキャリア」となります。
基本的な仕様に大きな差はありませんが、ミキハウスのロゴが随所に入るダブルネームも捨てがたい魅力です。お値段にも違いがありますので比較して検討してみて下さい。
ポグネーのヒップシートのラインナップごとの詳細な違いなどはまとめた記事がありますのでぜひご覧下さい。
肩の痛み対策&台座下スペースが魅力なミアミリー ヒップシート
最後にご紹介するのがミアミリーのヒップスターです。
抱っこ紐からヒップシートへ肩の痛みを理由に切り替える方が多数いるようですが、ミアミリーのヒップスターは肩の痛みを緩和してくれるととても大好評です。
おまけにヒップシートの台座部分に収納スペースがあり、これは他のヒップシートには無いミアミリーだけの特徴です。
ミアミリーは輸入品なので、正規輸入品と並行輸入品が存在します。
Amazonだろうが楽天だろうが値下げは無く、高いのが正規輸入品、安いのが並行輸入品と考えて良いです。メルカリも同様で、よくよく見ると並行輸入品ですと小さく書かれています。
初期不良時や破損時に保証されるか否か?という点が大きな違いですので、価格差を見極めた上で選んで下さい。
ちなみに我が家ではまさにミアミリーのヒップスター正規輸入品を購入しました。妻ともども
と素直に満足しており、迷ったらぜひぜひおすすめです!
【価格帯別】おすすめヒップシート。タイプ・価格別 極上の14選 まとめ
長くなりましたのでこの記事のまとめです。
なぜおすすめか?などはそれぞれの項目で説明していますし、取り扱いが限定されていたり、販売チャンネルによって大きく価格が違うこともあるので、本文もぜひ確認してみて下さい。
【3,000円から5,000円】おすすめウエストポーチ型ヒップシート
- 折り畳み可能なベビーアムールのヒップシート
【8,000円から10,000円】おすすめウエストポーチ型ヒップシート
- 【口コミ、支持率、満足度が高い】 ポルバン アドバンス
- 【折り畳み&大容量収容】 テラスベビーのDaG3
- 【サイレントファスナーが魅力】 ポグネー NO5neo
【3,000円から5,000円】おすすめ抱っこ紐型ヒップシート
- コベルタのヒップシート(改良版)
【10,000円から15,000円】おすすめ抱っこ紐型ヒップシート
- ベビーアムールの折り畳み可能なヒップシート
- ボルバン+肩ベルトの組み合わせ
【至高(2万円以上)】おすすめ抱っこ紐型ヒップシートは個性で選ぶ
- 抱っこ紐切り替えベルトとセットでお得 アイエンジェルかポグネーがおすすめ
- 国産かつ最安値に拮抗するBABY&Me ONE-S LIGHT
- サイレントファスナーと、ミキハウスとのダブルネームが魅力なポグネー
- 肩の痛み対策&台座下スペースが魅力なミアミリー ヒップシート
最後は商品の羅列になってしまいましたが、価格別おすすめヒップシートについて紹介しました。
皆さまのヒップシート選びの参考になれば幸いです。