Emmy & Baby Doll ready for church / vestfamily
こんにちは「とある医師」です。
ヒップシートで大人気のBABY&Me(ベビーアンドミー)。
「ヒップシート おすすめ」で検索すると「BABY&Me(ベビーアンドミー)」で出て来るのでてっきり商品名だと勘違いする方も多いと思いますが、BABY&Me(ベビーアンドミー)は会社名です。
しかもHPを見てもモデルが外国の方ばかりで勘違いするかも知れませんが、日本のヒップシートメーカーです。
そしてヒップシートとしてはONE-SとBELK.という2つのラインナップを持っています。
そんなBABY&Me(ベビーアンドミー)のONE-SとBELK.について、
- BABY&Me(ベビーアンドミー)のONE-SとBELK.の違い
- ONE-SとBELK.どっちを買うのが正解?
BABY&Me(ベビーアンドミー)のONE-SとBELK.の違い
まずモデルを整理します。
BABY&Me(ベビーアンドミー) 4つのヒップシート
ONE-SはORIGINALシリーズ、LIGHTシリーズ、SGシリーズという3つに細分化され、BELK.は単独の商品です。
つまりBABY&Me(ベビーアンドミー)には4つのヒップシートが存在するということです。
- ONE-Sシリーズ=ORIGINAL、LIGHT、SG
- BELK.
これらの違いを整理しましょう。
ONE-SとBELK.は単体だとほぼ同じ仕様
先に結論をまとめると、細かな違いは幾つかありますが、
- 使用期間や耐荷重などの仕様は共通で、ONE-SとBELK.単体だと実は大きな差なし
- ONE-SシリーズとBELK.の違いは新生児用オプションの違い
こう考えるとスッキリします。
また細かな違いは後述するとしてBELK.の方が新しく、上位機種です。
ONE-SとBELK.の単体での機能・仕様の違いは1点
どちらを選ぶか?という上でも知っておくべき、ONE-SとBELK.の細かな違いを紹介します。
あとで見るようにONE-Sの3つの中で細かな仕様がありますが、使用時期や重量などの基本仕様という部分ではONE-SとBELK.にほぼ違いはありません。
カラーバリエーション以外を除くと、ONE-SとBELK.どちらを選ぶか?で知るべき違いは1点、ヘッドサポートの大きさと考えて良いと思います。
ONE-SとBELK.の仕様の違いはヘッドサポート
違いはヘッドサポートだけって言われてしまうと、
- ONE-SとBELK.の違いがヘッドサポートだけなら、どうやって選べば良いの?
- ヘッドサポートの大きさってどれくらい重要なの?
こんな風に感じますよね。でも実は、
- ONE-SとBELK.の選び方のポイントは本体ではなく、オプションパーツにあります
新生児パッドとBELK.first パーツの違い
ONE-SシリーズとBELK.は共に、首がしっかり座る頃、4ヶ月頃が開始基準となっており、新生児期に使うためにはオプションを追加購入する必要があります。
そして新生児用オプションが、ONE-Sシリーズは新生児パッド、BELK.はBELK.first パーツになります。
因みに両者に互換性はありません。では
新生児パッドはONE-S、BELK.first パーツはBELK.固有のパーツ

公式HPから引用
ONE-Sシリーズの新生児パッドはシンプルに新生児期に使えるよう隙間を埋めるパーツです。
ヒップシートは抱っこ紐と違いどうしても赤ちゃんと抱える側に隙間が出来るので、その隙間を埋めるためのクッション素材です。
(写真の黄色いクッションが新生児パッドです)
ちなみにこれはほとんど多くのメーカーでも同様のオプションで対応しているシンプルな方法です。
対してBELK.first パーツはヒップシートの台座を外して、代わりに抱っこ紐として使うためのパーツです。
つまり新生児期において
- ONE-Sシリーズは、新生児パッドと使ってヒップシートとして使う
- BELKは、BELK.first パーツを使って抱っこ紐として使う
このような違いがあります。
ONE-Sシリーズの新生児パッドは「赤ちゃんとの隙間を埋めるため」と分かりやすいですが、BELK.first パーツについては
- BELK.first パーツはどうして抱っこ紐にするんだろう?
- 何か良いことあるの??
と疑問に感じませんか?
BELK.first パーツの意義

公式サイトから引用
赤ちゃんが小さい時にはヒップシートと赤ちゃんの間にどうしても隙間が出来てしまって不安定です。そのためにONE-S も他社ヒップシートも新生児用隙間を埋めるクッションを別途必要とするわけです。
その上赤ちゃんはまだまだ軽いので、ヒップシートの恩恵もあまり感じられないんですね。
BELK.first パーツを使うと、赤ちゃんは抱っこ紐で抱っこ、そしてヒップシート部分が分離できます。
発想の逆転でこの時期だけ抱っこ紐というのは実に合理的だと思います。
しかも分離出来るのでお子さんが2人いる場合に、お母さんが新生児をBELK.first パーツを使って抱っこ、お父さんが余ったヒップシートでもう1人を抱っこするという使い方も出来ます。
しかもBELK.first パーツは新生児期に使うオプションですが、新生児期を過ぎても36ヶ月まで使えます。
BELK.はONE-Sよりもオプションが少なくて済む
実はONE-Sでもベビーキャリアパーツというオプションを追加購入すれば抱っこ紐として使えるので、同様のことが可能です。
ただ新生児期は非対応で、やはり隙間を埋めるべく新生児パッドが必要なので、完全にBELK.と同じことをするには新生児パッドとベビーキャリアパーツ両方が必要です。
つまりBELK.とBELK.first パーツの組み合わせは新生児期から長く、2人でも使用出来るというメリットがあります。
因みにお子さんが1人でも、ヒップシート部分は荷物になるというデメリットがありますので、比較的小さい頃や距離が短い移動での使用の際には、ヒップシートではなくBELK.first パーツに付け替え抱っこ紐として使うことで荷物を減らすというメリットもあります。
まとめると、
- BELK.とBELK.first パーツの組み合わせは新生児期から長く、2人でも使用出来る
- 抱っこ紐として荷物を少なく出来る
というメリットがBELK.とBELK.first パーツにはあります。
ONE-SとBELK.の違いがわかった所で、では
- 結局どのヒップシートを買うのが良いの???
この質問に答える前にONE-Sの3つの違いをまとめておきます。
ONE-Sシリーズ ORIGINAL、LIGHT、SGの違いと選び方
正直に言いまして、この3つを詳細に比べる必要はないと思います。
公式HPに細かな仕様の比較が記載されていますが、簡単にまとめます。
LIGHTが基準
3つの違いはLIGHTを基準にすると理解しやすいです。
ORIGINALが進化して、100g軽量化して(820g⇢720g)、防水生地になってお値段ほぼ据え置き(税別19,500円⇢20,500円)なのがLIGHTです。
LIGHTとSGの違いは、SGマークという安全と保証を認定されたかどうかという違いです。そして本体価格に税別で20,500円と25,000円という違いがあります。
ただカラーバリエーションのみ大きく違い、ORIGINALが7色、LIGHT3色、SG2色となっています。
LIGHTとSGはグレー系統であまり変わりませんが、ORIGINALはパステルカラーの展開がありますので、カラーバリエーションを重視したい方はORIGINALがおすすめです。
- ORIGINAL(税別19,500円)よりLIGHTは100g軽量化し、防水生地となり、お値段据え置き(税別20,500円)
- LIGHTとSGの違いは、SGマークの有無。本体価格に大きな差(税別20,500円と25,000円)
- カラーバリエーションがORIGINALで豊富
個人的にはSGマークに認定されたから安全で、認定されていないから安全ではないとは考えにくく(同一企業内では)、価格差を正当化出来ないと感じます。
SGマークはBELK.も認定されており、次に説明します。
よってONE-SならLIGHTがお値打ちだと思います。
パステルカラーのヒップシートが欲しいという場合にはORIGINALがおすすめですね。
- 基本はLIGHTが値段も機能も最適
- パステルカラーが良い!という時はORIGINAL
と考えるとシンプルだと思います。
では【貴方】にとっての最適なヒップシートはどのモデルなのでしょうか?
【貴方】にとって最適のヒップシートは?
最適なヒップシートを選ぶには、使い方と、本体価格、新生児パッド、BELK.first パーツといったパーツを加味する必要があります。
ONE-SとBELK.の仕様、価格などを一覧表にまとめました。
ONE-SとBELK.の仕様、価格 一覧表
シリーズ | 商品名 | 重量 | 防水生地 | SGマーク | 本体価格(税別) | 色 | 新生児対応 | 重量 | 価格 |
ONE-S
|
ORIGINAL | 820g | ☓ | ☓ | 19,500円 | 7色 |
新生児パッド
|
520g
|
5,000円
(税別) |
LIGHT |
720g
|
◯
|
☓ | 20,500円 | 3色 | ||||
SG |
◯
|
25,000円
|
2色 | ||||||
BELK. | 750g | BELK.first パーツ | 280g | 9,000円 (税別) |
ポイントは
- ONE-S ORIGINALのカラーバリエーションが7色と飛び抜けて多い
- 新生児用オプションの新生児パッドは重い代わりに安く、BELK.first パーツは軽い代わりに高い
ことに注目すると整理しやすいです。
【目的別】ヒップシートの選び方
ではここから目的用途別の選び方をまとめます。
カラーバリエーションならONE-S ORIGINAL一択
まずカラーバリエーションで選ぶ場合はONE-S ORIGINAL一択です。
逆に言えば、残念ながらカラーバリエーション以外の観点ではONE-S ORIGINALを選ぶ意義はありません。
従ってここからはカラーバリエーション以外の仕様や価格から選ぶ場合について考えます。
新生児期も使いたいならBELK. がおすすめ
新生児期から使いたいなら
- 「ONE-S LIGHT+新生児パッド」か、「BELK.+BELK.first パーツ」どちらの組み合わせが良いか??
- ONE-S LIGHT+新生児パッド=25,500円(税別)と安めだが合計1.2kg
- BELK.+BELK.first パーツ=34,000円(税別)と高いが合計1.0kgに収まり、ヒップシート+抱っこ紐と2つの使い方が出来る
こうまとめられます。
価格差と重量については高いや重いは考え方次第だと思います。
その上で、個人的には圧倒的にBELK.をおすすめします。
ONE-S LIGHT+新生児パッドは「新生児期」限定です。
この時期は母子共にそんなにガシガシ外出出来る時期ではありませんので、実際に使えるのは1−2ヶ月程度だろうと思います。
そんな短い期間のために新生児期パッドを追加購入する意義は低いのでは?と感じます。
一方でBELK.first パーツは3歳まで長く使えますし、お子さんが2人いれば分離して使えます。
製品としてもBELK.の方がヘッドサポートも厚く改良版ですので、初期費用1万円余計に掛かけてでも、長い目で見れば十分元が取れると思います。
新生児期以降から使うなら
新生児期以降からヒップシートを買おうと思った場合を次に考えます。
候補はONE-S LIGHT、ONE-S SG、BELK.ですが、まずONE-S SGはすぐに候補から外れます。
ONE-S SGを買う意義はない
上の一覧表を見れば分かりますが、仕様も価格もONE-S SGとBELK.に違いはなく、純粋に同じ価格かつ改良版がBELK.ですので残念ながらONE-S SGを買う意義はありません。
つまり
- ONE-S LIGHTとBELK.どっちを買うか??
という形に落ち着きます。
BELK.よりONE-S LIGHTが安くてお得
新生児期を過ぎてもヒップシートと抱っこ紐の2通りの使い方が出来る点をBELK.の魅力と感じた場合も、上で説明したようにONE-Sにもベビーキャリアパーツという抱っこ紐用の切り替えオプションがあります(新生児期は非対応)。
値段も9,000円(税別)で、BELK.first パーツと同様です。
従って、純粋に製品としての違いであるヘッドサポートの違いや、改良版であることと、5,000円程度の差額どちらを採るかで考えれば良いと思います。
少しでも良いものを、という場合はBELK.(差額5,000円程度)が良いでしょう。
ただ実際の使用上は私見ではONE-S LIGHTでも十分満足出来ると思います。
ヘッドサポートは赤ちゃんが寝た時に主に活躍しますが、きちんと寝たあとに頭を支えるスリーピングフードが付属しているので、特別問題にはならないと思うからです。
またBELK.は下で説明するようにAmazon他一般サイトで購入出来ず、定価販売です。
一方でONE−Sなら楽天やYahoo!ショッピングでは購入出来て、ポイントも付きますので、かなり安く買えちゃいます。
- ONE-S LIGHTでも十分
【簡単】Baby&Me ONE-SとBELK.の違いと自分に合った買い方 まとめ
長くなりましたがBaby&Me(ベビーアンドミー)のONE-SシリーズとBELK.の違いと自分に合った買い方をまとめます。
まずONE-SシリーズとBELK.の違いは
- 使用期間や耐荷重などの仕様は共通で、ONE-SとBELK.単体だと実は大きな差なし
- 仕様としての違いは、ヘッドサポートがBELK.で改良された
- ONE-SシリーズとBELK.の違いは対応する新生児用オプションの違い
- ONE-SならLIGHTが最適
次に【貴方】にとって最適なヒップシートの選び方は
- カラーバリエーションならONE-S ORIGINAL一択
- 新生児期から使うなら、長い目で見ればBELK.+BELK.first パーツがおすすめ
- 新生児期以降から使う場合、ONE-S LIGHTでも十分
- 少しでも良いものを、という場合はBELK.(差額5,000円程度)
このように考えるとシンプルに自分に合ったヒップシートを選べるのではないでしょうか?
BABY&Me(ベビーアンドミー) ヒップシートの買い方
最後にBABY&Me(ベビーアンドミー) ヒップシートの買い方をご紹介します。
2020年11月中旬現在BABY&Me(ベビーアンドミー)のヒップシートはAmazonでは全く取り扱いがありません。
楽天市場、Yahoo!ショッピングではONE-Sシリーズは3つとも購入出来ますが、最新モデルであるBELK.はやはり取り扱いがありません。
公式サイト以外にはトイザらスでも販売しているようです。
ONE-Sシリーズもおよそ割引は全くされていませんが、楽天やYahoo!だとポイントが10倍以上付く店舗も常時あるのでぜひお得にゲットして下さい。