こんにちは「とある医師」です。
バンボ(Bumbo)について調べていくと
- 窮屈で使えなかった
- 腰へ負担はないの・・・?
- 転倒したりしないの・・・?
という不平や不満の声や、バンボへの安全面への不安を感じる方も多いようですね。ボクも最初は不安でした。
この記事ではそんな不安を払拭すべく、バンボの正しい使い方と注意点、メリットデメリットについて、クチコミも紹介しながら検証していきます。
「バンボはいつからいつまで使用出来るか?お風呂で使用できるの?」といった疑問についてはバンボの疑問に答えます!いつからいつまで?誰も書かない風呂で禁止の理由とは?という記事で検証しています。
バンボの正しい使い方
まずはバンボの正しい使い方からまとめます。
バンボの使い方
公式サイトに
荷重がかかるとおしりと腰がしっかりホールドされ、支えなしでもお座りできます
赤ちゃんを一人にしない、なんて当然だと思われる方も多いと思いますが、クチコミを見ているとこの原則が守れていないのでは?と思うコメントも案外多いみたいです。
シンプルですがこれがバンボの正しい使い方だとボクは思います。
バンボが活躍する2つの場面
- 少しの間赤ちゃんにじっとしてもらいたい時
- 「ベビーチェア」として座らせてあげたい時
それぞれ見ていきましょう。
1.少しの間赤ちゃんにじっとしてもらいたい時
出来るだけ赤ちゃんの傍を離れたくない!
そう思ってはいてもトイレや入浴、家事など、常には抱っこやおんぶは出来ずどうしても赤ちゃんを一人にしなくてはいけない瞬間って出てきますよね。
こんな時、バンボに赤ちゃんを座らせてあげることで、少し余裕を持つことが出来ます。
ここでもポイントは赤ちゃんからお母さんやお父さんの顔が見える所に座らせてあげること。
お風呂中もドアのすぐそばで、家事をするときにもキッチンの入口でバンボに座って貰えると、バウンサーでは泣き止まない赤ちゃんでも、ニコッと笑ってお母さんの顔を見てくれます。
赤ちゃんにとっても、お母さんが視界にいるといないとは大違いなんですね。
しかしあくまで短時間の使用が前提ですので、長時間の使用は避けましょう。
2.「ベビーチェア」としても使える
- 家での食事時にベビーチェアとして活用
- 外食に持参してベビーチェアとして活用
- その他遊ぶ時のベビーチェアとして活用
バンボを家での食事時にベビーチェアとして
まず家での食事の場面。
1人で座れない赤ちゃんですので、抱っこで抱えながら食べさせてあげるケースが多いと思います。
でもバンボを使えば『対面』でご飯を食べさせてあげることも出来ます。
対面に出来ることの、お母さん側から見たメリットは、
このように双方にとって「安心が得られる」という大きなメリットがあります。
言われると当然ですが、非常に大きいことだと思います。
後に示すオプションの専用プレート(プレートレイ)を使用するとより食事に便利というクチコミもありますね。
食事に係ることで言えば、外食に持参するという使い方もあります。
バンボは外食でもベビーチェアとして使える
外食先のレストランで
- ベビーチェアは用意されても、赤ちゃんが座れなくて困った・・・。
そんな経験ありませんか?
最近はベビーチェアを用意してあるお店も多いですが、一人で座れない赤ちゃんはベビーチェアには座れないことも多く、抱っこして食べさせることになります。
でも、抱っこしながら食べさせて自分もご飯を食べて、、、とすると結構な労力ですよね。
- 赤ちゃんが座れないから外食を諦めなくてはならない・・・
そんな時でもバンボがあれば、家族と一緒に赤ちゃんも外食を愉しむことが出来ます。
1.2kgと軽量なので気軽に持参出来るんですね。
座敷や広めの座面のイスの上に置いてあげましょう。
バンボの紹介からは外れてしまいますが、赤ちゃん用の外食便利アイテムとしてイングリッシーナという優れものや簡易なチェアベルトもあります。
かなりデザイン性が高く、外食時に使っている方を見て思わず二度目してしまったことがあります。
食事で使う時のバンボのもう1つのメリット
その点ポリウレタン樹脂製ですから、バンボは汚れてもさっと拭き取る事ができます。
いくら汚されてもあまり気になりませんのでイライラせずにすみますし、赤ちゃんも怒られなくて済みます。
お母さんも赤ちゃん双方にwin-winな恩恵だと思います。
バンボをその他遊ぶ時のベビーチェアとして
バンボを使うことで赤ちゃんが座れるようになれば、それまではずっと抱っこやお布団の上で横になるしかなかった赤ちゃんの世界も格段に広がります。
好奇心を育むといった面や、コミュニケーションを取るきっかけになりますよね。
さらに一緒に遊んだり、絵本を読んであげたりも出来ます。
座らせて親の両手が使えるようになりますので散髪や爪切り、お肌のお手入れなども容易になり、『ベビーチェア』代わりの用途はたくさんあります。
バンボのメリット・良いところ
それは何より少しの間でもお父さんお母さんの両手が空くことでしょう。
バンボのデメリット・困ったところ、注意点
素晴らしさ、メリットが目立つバンボですが、デメリットはないでしょうか?
クチコミも参考に、バンボの困ったところや注意点をまとめると
- 出し入れがやや不自由、窮屈感がある
- 赤ちゃんにより好き嫌いがある(座ってくれない)
- 転倒が心配
- 腰への影響はないの?
などが挙げられます。バンボのこうした声についても順に考えていきます。
バンボの出し入れの不自由さ、窮屈さについて
Amazonでの低評価コメントを見ていくと、
- 太ももがきつそう/きつい
という意見がとにかく目立ちます。
赤ちゃんをバンボから出すときにお父さんお母さんが「足で挟まないと取れない」と書かれているクチコミも見られます。
曰く「平均的な体格の赤ちゃんなのにももがきつそう、入らなかった」という意見です。
太ももがきついことを理由に☆1つあるいは2つとされている方がたくさんいますね。
でも少し待って下さい。
首が座る頃。
それはちょうどハイハイ、つかまり立ちと赤ちゃんが活発に動き出す前の段階です。
実はこの頃の赤ちゃんが一番『ムチムチしている時期』と言えます。
動き出すと「あんなに丸々としてムチムチだった顔も体」もだいぶすっきりしてくるんです。
ですからボクの考えとしては、まだ体がムチムチの頃にバンボがきついのはある意味当然だと思います。
またそれくらいある程度フィットしている方が簡単には抜け出せない、と言い換えられるのかなとも考えています。
と、偉そうに書きますが、実際ボクも最初は焦って『買って失敗だったかな?!』と感じたことは正直に記しておきます。
赤ちゃんにより好き嫌いがある(座ってくれない)
続いて、せっかく買っても必ずしも赤ちゃんが好きかはわからないということですね。
慣れるまではバンボに座っても、直ぐに泣き出したり落ち着かなかったりする赤ちゃんもいると思います。
好き嫌いについては当然赤ちゃんにも性格や好みがありますので、仕方ないと考える方が良いと思います。
ただクチコミの低評価では
- 10分位で飽きてしまう
- 短時間では良いけど、長くは保たない
などのコメントもあります。
しかし、そもそもバンボは短時間使用することを想定した商品ですので、的はずれなコメントと考えます。
また、バンボに一人で座らせておくことは出来なくても、赤ちゃんからお母さんが見える所で座らせると大人しくしてくれることもあり、使用上のコツと言えるでしょう。
バンボと転倒の心配について
活発な赤ちゃんや成長し自分で出来ることが増えてくれば、当然転倒のことも心配になりますよね。
実際クチコミでも
体を反らして後ろに倒れた
などのコメントもあります。
でも、転倒の心配。それはバンボだけのものでしょうか?
バンボはどうしても必要なときに短時間でも良いから赤ちゃんを座らせて、時間的余裕が欲しいときに使用するベビーチェアです。
目を離したスキに転倒する危険性は完全には払拭出来ないに違いません。
寧ろバンボは高さ24cmとかなり低く重心の位置も低めですから、一般的なベビーチェアの中でも転倒リスクは低めだと思います。
或いは転倒しても良いようにクッション素材や布団を周りに配置する方法でも良いかも知れません。
転倒に対する不安への最適解は、『赤ちゃんから出来るだけ目を離さないこと』という至極当然な方法でしょう。
また、オプションのプレートレイを使用することで赤ちゃんの安定性が増すという意見も多数見られます。
使った方ならではの意見ですので、心配な方は参考にしては如何でしょうか?
オプションを使うことで脱出防止や安定性向上につながる旨についてはバンボ(Bumbo)の正規/並行輸入品の2つの大きな違い、知らないと損するオプションの使い方という記事で詳しく説明しています。
バンボを使って、腰への負担はない?
次に、バンボが腰に負担を与えないか?という不安。
バンボのクチコミを見ていると必ず取り上げられていますね。
人間工学というレベルで検証されていない以上、「結論が出ない」というのが答えだと思いますので、あくまで個人的見解とお考え下さい。
ですが。自分の体重による荷重で腰をホールドしてくれる構造ですし短時間の使用で問題にはならないとボクは考えました。
バンボの最大の意義はそもそもちょっとした時間を確保するために利用するものなので、あまり深く心配しなくていいのでは?というのが理由です。
逆に言うと、腰に負担がかかるかも知れない、と心配な方は余計に長時間の利用は避ける、という観点も大切かも知れません。
バンボへの不安を払拭するために、正しい使い方や注意点について真面目に考えました まとめ
- バンボの正しい使い方は親が見える位置に赤ちゃんを座らせること
- バンボは家庭内の食事や遊ぶ時、外食にも活躍出来るメリット
- バンボが窮屈という意見もあるが、赤ちゃんの成長により改善されることも多い
- バンボにも転倒リスクはあるが、重心が低く他の商品よりは比較的安全。転倒防止のためにも赤ちゃんを一人にしないことが大切
- バンボが腰への負担になるという不安もあるが、短時間なら大丈夫(と判断)
バンボに興味があるけど、転倒や腰への負担が心配という方。
可愛いのは確かだけど、高いし、実際買っても活躍する場面はあるのかな・・・?と及び腰の方。
そんな方にとって、参考になれば幸いです。
バンボに座った我が子がとびきり可愛い姿を見せてくれることは請け合いです。
バンボを購入される際には
バンボを購入される際には、正規輸入品と並行輸入品があります。
Amazonでも楽天市場でも、ひときわ安く販売されているものは並行輸入品で、商品として仕様に若干の違いや、保証の面で違いがあります。
バンボについての今回検証したこと以外の疑問点や使い方の注意点、そして正規品と並行輸入品の違い、オプションからバンボマルチシートの記事もありますので、気になるページをみて下さい。
特にバンボの最大のライバルは同じくバンボのマルチシートかも?!と思うくらい魅力たっぷりのバンボマルチシートもぜひおすすめです。