こんにちは「とある医師」です。
Photo:Caution By Latente 囧 www.latente.it
ボタン電池の危険性 再掲
先日、赤ちゃん子どもを守る!絶対回避したい身の回りの3つの意外な危険と題し、
- 煙草の吸殻
- ボタン電池
- 豆
についての警鐘を鳴らす記事を書きました。
ボクの記事が関連しているとはさらさら思いませんが、偶然2015年10月22日付けの読売新聞でボタン電池による事故について記事を掲載していました(記事元はリンク切れとなってしまいました)。
また2014年にも国民生活センターが同じくボタン電池の危険性を訴える発表を行っています(記事元はコチラ)。
これらの記事が示すことは何か。
それは1つは、
- ボタン電池が大変危険であること
そしてもう1つは、
- その危険性が周知されていないこと
この2点だと思います。
ボタン電池の危険性を周知する
知らずにボタン電池を赤ちゃんが触れる状態で放置してあると、大変なことになります
全く誇張でも何でも無く、非常に短時間で命の危険性や重大な後遺症を引き起こす可能性があります。
寧ろその可能性が高いです。
そんなボタン電池の危険性が周知されていないこと。
これが大いに問題ですね。
このブログを見てくださっている方は、情報収集に積極的に取り組まれている方でしょうから「へー、危ないんだ」と知ることで、回避出来るでしょう。
願わくば赤ちゃんのいるどの家庭にもこういった情報を届けてくれる公的システムなどが出来て欲しいものです。
日本小児科学会HP
前回の記事にもリンクを貼っていた日本小児科学会のHPです。
ボタン電池のみならず、
- swimava(スイマーバー)
- ブドウ
- おしゃぶり
- パーカー
- その他普通のおもちゃ
例えばこんな身の回りに普通にあるものが、一瞬で幼い赤ちゃんや子供の命を奪い危険性がある。
そうした思いも寄らない危険についての実例です。
私は気をつけているから大丈夫!と過信せず、我が子を危険から守るために、是非ご覧になって下さい。
今回の記事は非常に短いものですが、繰り返す取り上げることで少しでもどなたかの目に触れる機会が出来ればと思い、ちょうど折よく報道もされていたので記事にしてみました。